シーズン7:氷と炎の歌

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7・エピソード3「女王の正義」

投稿日:2019年4月8日 更新日:

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女王の正義

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン7:氷と炎の歌
  • エピソード3:女王の正義

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。

※リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり

 

 

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すぐにわかる「女王の正義」のあらすじ

前回のおさらい(シーズン7、エピソード2:「嵐の申し子」)

  • サムはジョラー・モーモントを治療する
  • アリアは故郷ウィンターフェルに戻る途中、ナイメリアに遭遇する
  • ジョンはドラゴングラスを求めてドラゴンストーンへと向かう
  • ユーロンの艦隊は奇襲に成功し、ヤーラ、エラリア、タイエニーを捕虜にする

 

今回のあらすじ

  • ジョンはドラゴンストーンに到着し、デナーリスと面会する
  • サーセイは捕虜のエラリア・サンドを監禁し、タイエニーを毒殺する
  • ブランはウィンターフェルに戻り、サンサと再会する
  • アンサリードはキャスタリーロックを落とすが、ラニスター軍の本隊がいないことに気づく
  • ラニスター軍の本隊はタイレル家の本拠地ハイガーデンを落とし、レディ・オレナは毒殺される

 

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よくわかる「女王の正義」の解説

 

メリサンドルとヴァリスの死は予言されている?

エッソス大陸のヴォランティスへ発とうとするメリサンドルは、自分とヴァリスの死の予言(?)かのような発言をする。

メリサンドル:

北の王や相談役とは

少々後味の悪い別れだった

 

ヴァリス:

なぜ?

 

メリサンドル:

私の過ちのせいよ

ひどい過ちだった

ここにいては邪魔になる

 

ヴァリス:

ではどこへ?

 

メリサンドル:

ヴォランティス

 

ヴァリス:

なるほど

言わせていただくと

ウェスタロスには戻らない方がいい

戻れば危険です

 

メリサンドル:

それでも戻るわ スパイダーさん

もう一度

よその者として この地で死なねば

あなたのように

  • ヴォランティスはシーズン5・エピソード3「雀聖下」でティリオンとヴァリスが訪れたエッソス大陸の自由都市
  • メリサンドル、ヴァリスともにエッソス大陸出身(つまり、ウェスタロスからした、よその者)

 

思えば、ヴァリスは過去にも、死の予言(死に方の予言)をされていたかもしれない。それも、メリサンドルと同じ“紅の祭司”のキンヴァラから。

あの夜 妖術師が 

あなたの一部を 火鉢に入れたとき

何が聞こえた?

炎の中から聞こえた声を覚えてる?

その声が何を言ったのか

誰の声なのか言いましょうか?

byキンヴァラ(シーズン6・エピソード5「扉」にて)

 

炎の中?

誰かの声?

 

ヴァリスの最期は、メリサンドルには既に見えているのか?

 

デナーリスはジョンを“北の王”として認めない

ジョン デナーリス

出典:hbo.com

ドラゴンストーンにて、ついにメインキャラが集結! デナーリスとジョンは同盟を組み、これからは共に戦争じゃ!

という視聴者の期待を裏切る(?)かのような、出だしの悪い面会。

 

打倒ホワイト・ウォーカー、打倒ラニスター家の作戦を練らないといけないのに、デナーリスはジョンのことを“北の王”と認めずに話が一向に進まない。

デナーリス:

遠路ご足労でした スターク公

 

(~中略~)

 

ダヴォス:

こちらは“スノウ公”でなく北の王です

 

(~中略~)

 

デナーリス:

トーレン・スタークが最後の北の王では?

 

この会話で出るトーレン・スタークとは、

  • 舞台の約300年前、エイゴン・ターガリエン征服王に忠誠を誓ったスターク家の長
  • 戦わずしてターガリエン家に忠誠を誓ったことで、通称“ひざまずいた王”とバカにされた最後の“北の王”

 

最後の“北の王”とは、北部が一つの国として独立して頃の話である。どういうことかを簡単に説明すると、

  1. 元々、ウェスタロス大陸は独立した「七つ」の「王国」=「七王国」が存在していた
  2. エイゴン征服王(と2姉妹、3頭のドラゴン)がエッソスからウェスタロスにやってくる
  3. ターガリエン家は「七つ」の「王国」を次々と征服する
  4. 「北の王国」を治めてた“北の王”ことトーレン・スタークは勝てないと見込み、戦わずしてターガリエン家に忠誠を誓う
  5. 「北の王国」はターガリエン家の支配下におかれる
  6. エイゴン征服王は、トーレン・スタークを“北の王”から“北部総督”に降格させる(ただし、スターク家は北部のトップのまま)

※エイゴン征服王=エイゴン・ターガリエン1世

 

デナーリスは「北の王国」は独立した国として認めておらず、ジョンはあくまでも北部の総督。“北の王”ではない。

 

“長いお別れ”はミアセラに使われた同じ毒

サーセイはエラリア・サンドと娘のタイエニーを同じ牢屋に閉じ込め、タイエニーに毒を盛って殺す。

使用された毒の“長い別れ”(Long farewell)は、サーセイの娘ミアセラに盛られたものと同じ。

 

シーズン5・エピソード10「慈母の慈悲」にて

 

キャスタリーロックの攻略法は過去に言及されている

ティリオンが知るキャスタリーロックの攻略法は、過去にチラリと言及されている。

たとえば、グレイ・ワームが侵入するキャスタリーロックの下水道。

ティリオンが「キャスタリーロックの上下水道の長」を務めていたことは、シーズン2で説明されていた。だからティリオンは城の弱点を把握していたのでしょう。

兄は若くして“王の盾”となった

姉はわずか19歳で王妃に

俺が成人すると 父は

キャスタリーロックの上下水道の長に任命した

byティリオン(シーズン2・エピソード8「決戦前夜」にて)

 

また、ティリオンが言う、

キャスタリーロックは難攻不落

だが友は言った

“10人の猛者がいれば落とせる”

byティリオン

 

これは、アイリーを目の当たりにしたブロンが言ったセリフですね。

Give me ten good men and some climbing spikes, and I'll impregnate the bitch.

10人の猛者と登山具があれば落とせるね。

byブロン(シーズン1・エピソード5「狼と獅子」にて)

 

ラニスター家は再び“アイアン・バンク”を味方につける

ティコ・ネストリス

出典:hbo.com

久しぶりの登場となった“アイアン・バンク”(鉄の銀行)のティコ・ネストリスは、サーセイ(王室)に債務の返済を求める。

ココがポイント

シーズン3・エピソード3「処罰の道」で王室が“アイアン・バンク”から莫大な借金をしていることが分かっている。

 

ウェスタロスで最も裕福だと思われているラニスター家の資金源は、西部で掘れる金。だが、数年間も金が全く掘れておらず、実は資金難に陥っていることはシーズン4・エピソード5「新王誕生」で判明している。

そんな困った状況の中で、サーセイは「策」があると説明し、2週間あれば債務は返済できるとティコに約束する。

2週間 賓客として王都に滞在を

ブレーヴォスに帰るまでに 借りはすべて返す

byサーセイ

英語の勉強

  • 2週間 = fortnight
  • 2週間 賓客として王都に滞在を = Give me a fortnight and stay in King's Landing as my honored guest

「fortnight」は主にイギリスで使われる英語で「fourteen night = 14日」からきている。(アメリカでは滅多に使わない)

 

エピソード最後には、サーセイの「策」は「タイレル家の金を奪うこと」だったことが分かる。

なぜ金が尽きる前に

ここ(ハイガーデン)を攻めなかったの?

byレディ・オレナ

 

ラニスター家はウェスタロスで(本当の意味での)最も裕福なタイレル家を倒し、金や食糧をすべて奪うことに成功する。

これで“アイアン・バンク”への債務は返済でき、再び味方につけることができる。

 

“ささやきの森の戦い”作戦を使い、ハイガーデンを落とす

過去の負け戦から学んだジェイミーは、自身が捕虜となった“ささやきの森の戦い”(Battle of the Whispering Wood)の作戦を使ってタイレル家の本拠地ハイガーデンを落とす。

レディ・オレナ:

弟君は あなたが

キャスタリーロックにいると

 

ジェイミー:

あの城は もう

さほど重要じゃない

思い出は多いが 

懐かしんでいては生き残れない

 

レディ・オレナ:

だから城を取らせる?

 

ジェイミー:

どうせすぐに去るさ

貯蔵庫は空だし

ユーロンが奴らの船を燃やした

すぐに城を捨て

野山を歩くことになる

 

レディ・オレナ:

あなたは主要な軍を率い

敵を置き去りにした

 

ジェイミー:

ロブに ささやきの森でやられたように

 

シーズン1・エピソード9「ベイラー大聖堂」に行われた“ささやきの森の戦い”はこのような流れだった。

  1. ロブ・スターク率いる北部軍はラニスター家の斥候(せっこう)を捕まえる
  2. ロブは「タイウィンに伝えろ。“冬来たる”と。お前が金のクソをするか2万の兵が確かめる。」と言い、斥候を開放する
  3. 実際はたったの2千人の兵士をタイウィンの陣営に向かわせる(見せかけのニセ隊
  4. 残りの1万8千人の兵士をジェイミーの陣営に攻め込ませ、集中攻撃でジェイミーを捕虜にする(本隊

※斥候(せっこう)とは、敵軍の様子や状況を探るひと

 

ジェイミーは“ささやきの森の戦い”と同じように、キャスタリーロックには少数の兵士のみを配置。

ほとんどの兵士をタイレル家の本拠地ハイガーデンに送らせ、タイレル家が豊富に蓄える食糧や金をすべて奪う。

 

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「女王の正義」の感想

だ・か・ら!!

何回言えばいいの?!

 

スターク家のテーマソング使うな!

泣いちゃうだろ!!

 

ただ、その直後のスーパー不気味な発言はなんなんだろう。

サンサがラムジーにされたこと、ブランはわざわざ覗く必要ある?(そしてサンサに言わなくてもよくね?)

 

 

グレイ・ワームがユーロンの艦隊を見下ろす

「残りのラニスターの兵士はどこだ?!」

『キャスタミアの雨』が流れながらハイガーデンが映る

今のところシーズン7のベストシーン。

 

でもレディ・オレナ残念っす。

トーク力でオレナ婆に勝てる奴はいなかった(ティリオン、タイウィン含め)

 

死ぬ間際まで、というか死ぬ直前まで相手を翻弄し続けたな。

息子を毒殺した真犯人がオレナ婆だと知ったジェイミー、何も出来ず黙るしかない。

 

これにてタイレル家、全滅。

 

 

「女王の正義」の名言

If we don't put aside our enmities and band together we will die, and then it doesn't matter whose skeleton sits on the Iron Throne.

憎しみを捨てて団結せねば 誰もが死ぬ

玉座に座るのが誰であれ ただの屍(しかばね)だ

byダヴォス・シーワース

さらに詳しく

  • enmities(enmityの複数形)= 憎しみ、敵意
  • 屍(しかばね) = 死体

 

しばらく? 0回です。

ホーダー×0回

 

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