シーズン1:七王国戦記

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1・エピソード1「冬来たる」

投稿日:2019年2月25日 更新日:

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海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は世界各国で社会現象になるほど人気がスゴイ。

それを聞いて観てみたけど、全然話がみえてこないよ。ちょっと難しくない?

 

その気持ち、めっちゃ分かります。

登場人物や情報量の多さに戸惑い、わたしも最初のころは「これ言うほどおもしろいか?」と思っていました。

でもね、断言するけどーム・オブ・スローンズ』を超えるドラマシリーズはあなたが生きている間に出てきませんよ

 

そこで当ブログでは『ゲーム・オブ・スローンズ』をあなたにもっと好きになってもらうため、暇さえあれば『ゲーム・オブ・スローンズ』について考えている私が

  • 全シーズン全エピソードの
  • 解説、あらすじ、感想を
  • 5分~10分程度で読める感じで

まとめてお届けします。

なお完全にネタバレありなので、各エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。(リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり)

また、このブログのポイントは下記3点。

ポイント

  • 最初はザックリとした説明、シーズンが進むにつれギアをあげてディテールを追う
  • ドラマを楽しみつつ英語の勉強にもできるように英単語や文章(セリフ)を解説する(英語音声、日本語字幕をおすすめします)
  • 原作『氷と炎の歌』ではなくテレビシリーズの内容に沿る(ごくたまに原作では○○を入れていく)

 

といことで、さっそく今回は

最初の方だけ説明しなければならない前提条件が多いため、解説がかなり長くなっています。シーズンが進むにつれ、解説と感想のバランスを整えて5~10分程度で読める感じにまとめます。

 

この記事のもくじ

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すぐにわかる「冬来たる」のあらすじ

出典:<a href="https://www.hbo.com/game-of-thrones">hbo.com</a>

出典:hbo.com

  • 壁の向こうで数千年前に滅んだと思われる“ホワイト・ウォーカー”がみつかる(?)
  • “王の手”ジョン・アリンが亡くなり、後任としてエダード・“ネッド”・スタークを指名するために王がウィンターフェルを訪れる
  • 狭い海(ナロー・シー = Narrow Sea)を渡った別の大陸では“鉄の玉座”の奪還を目論むヴィセーリス・ターガリエンは軍の引き換えに、妹のデナーリスを騎馬民族ドスラク人の王に嫁がせる

 

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【ほぼ時系列順】よくわかる「冬来たる」の解説

ホワイト・ウォーカーの出現?

冒頭は「コールドオープン(cold open)」というスタイルで始まります。

英語の勉強

「コールドオープン(cold open)」とは、ストーリーが展開された後にオープニングクレジットに入る製作技法

コールドオープンは1シーズンに1度しかないので、次のエピソードよりしばらくオープニングクレジット⇒ストーリーになります。なんでこんなことをわざわざ説明しているかは、エピソード2「王の道」で掘り下げたいと思う。

 

さて、本題に戻ります。冒頭では氷で覆われた壁の扉が開き、3頭の馬に乗った黒ずくめの男3人がノコノコと散歩に出かける。しかしですね、実はこれ散歩ではなくパトロールというちゃんとしたお仕事なんです。

なぜ、パトロールしてるかを簡単にいうとの南側に侵入してくる“野人”を取り締まるため。そしてパトロールしている人たちは通称冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ = Night's Watch)と呼ばれている。(詳しいことはシーズン後半で追って説明する)

そこでパトロール中の“哨士長”(レンジャー= ranger)のひとり、ウィルは不気味な形に並べられた死体を発見する。すぐに仲間に報告し、死体現場をまた確認しにいくが背後から人型の化け物に攻撃されてしまう。ウィルは処刑される直前まで「ホワイト・ウォーカー(White Walkers)をみた」と言い続けた。

コールドオープンはこのような形で終わり、オープニングクレジットに入ります。

 

ココがポイント

“野人”が“壁”の南側に侵入してくるのを防ぐため、“冥夜の守人”が取り締まりを行っている。

ココがポイント

ホワイト・ウォーカー(White Walkers)とは数千年前にいた(?)と思われる都市伝説てきな生物

 

「壁」ってなに?ゲーム・オブ・スローンズの地図をかるく説明しないとですね

いきなり「壁の南側」とか言われても分からないですよね。これから『ゲーム・オブ・スローンズ』を観始めるにあたって、下記の地理的関係をザックリと頭のなかに入れておけば話がスムーズになるかと思います。(徐じょに慣れるので、今はちょーザックリでいいかと)

ゲーム・オブ・スローンズ 地図

出典:star-ch.jp

 

とりあえず今回のエピソード1「冬来たる」に登場する場所は

  • ウェスタロス(Westeros)大陸の一番北にある“壁”(The Wall)
  • その南にあるウィンターフェル城(Winterfell)とその付近
  • さらにその南にある王都キングズ・ランディング(King's Landing)
  • 狭い海(ナロー・シー = Narrow Sea)を渡った東の大陸エッソス(Essos)の都市ペントス(Pentos)

 

登場はしないが、名前が出てくるのは

ウェスタロス大陸の東に位置する高巣城(アイリー = Eyrie)

 

そして冒頭で出てきたの付近をもう少し拡大した地図が下記。

「黒の城(キャッスル・ブラック = Castle Black)」と書かれたところの上の黒線すべてが“壁”なのだ。この“壁”はカタい氷によって覆われ、全長300マイル(約480㎞)高さは700フィート(約210m)ある。

“壁”はおよそ8000年前に存在した(?)ホワイト・ウォーカーから身を守るために建設されたと言われているが、いろいろと諸説あり。そもそもホワイト・ウォーカーなんていなかったという人もいれば、人間の手によってこんな巨大な壁を建てられないという意見も。

今となっては建設理由は分からないが、都市伝説てきなホワイト・ウォーカーではなくの北側に生活する“野人”が南側の“七王国”に侵入してこないために利用されている。七王国の人は“野人”を人間扱いしていない。

そしてこの巨大な管理しているのは“冥夜の守人(Night's Watch)と呼ばれる保安官てきな立場の七王国の人たち。(詳しいことは次エピソード以降で説明する)

 

ココがポイント

  • 西側の大陸「ウェスタロス(Westeros)」は「West=西」に位置する
  • 東側の大陸「エッソス(Essos)」は「East=東」に位置する

ココがポイント

今となっては“冥夜の守人”(Night's Watch)は“野人”の侵入を防ぐために“壁”を守っている

地図のチェック

 

北部を治めるスターク家とウィンターフェル城

さ、地図をかるく紹介したのでストーリーに戻ります。“壁”の次に登場する場所はウィンターフェル城(Winterfell)。ここは北部を治めるスターク家が所有する巨大なお城。

いや、正確にはスターク家が所有するお城ではない。北部の領主が所有するお城だ。ただ、スターク家は何世紀にわたって北部の領主となっているのでほぼイコールの関係ともいえる。そのスターク家の家族構成をこれから説明しよう。

※登場人物の説明をすると最初は「ややこしい」と思いますが、徐じょに慣れます。保証します。

 

エダード・“ネッド”・スターク(演:ショーン・ビーン)

エダード・スターク

出典:hbo.com

  • ウィンターフェル城主
  • つまり、北部で一番偉いひと
  • 5人の子どもと、1人の落とし子の父親
  • 妻はキャトリン
  • 性格は優等生タイプ、誠実でまじめ

 

ウィンターフェルの城主エダードは北部全体の総督(領主)でもあり、“壁”は北部の管轄内。“冥夜の守人”の任務を放棄して脱走したウィルを処刑するのも北部総督の仕事のひとつ。

ココがポイント

ウィルを処刑するヴァリリア鋼の「アイス」はスターク家伝統の大剣。ヴァリリア鋼の説明は次エピソード以降で説明します。

 

ちなみに「エダード(Eddard)」と呼ばれる場合もあれば「ネッド(Ned)」と呼ばれる場合もあるけど、ようは同じです。

英語は不思議なもので「リチャード(Richard)=ディック(Dick)」でもあるし、「ロバート(Robert)= ボブ(Bob)」という別の呼ぶ方がある。(日本語でいう「山崎=ザキヤマ」みたいなもん、いやちょっと違うか💦)

 

そして劇中では本名のエダードよりも略したネッドの方が使われるので、当ブログではこれよりネッドで統一します。

 

キャトリン・スターク(演:ミシェル・フェアリー)

キャトリン・スターク

出典:hbo.com

  • ネッドの妻
  • 出身は北部ではなく、ちょい南のリヴァーランド
  • 父親はリヴァーランドを治めているホスター・タリー
  • 性格は頑固、信念を曲げないタイプ

 

ベンジェン・スターク(演:ジョゼフ・マウル)

ベンジェン・スターク

出典:hbo.com

  • ネッドの弟
  • つまり、キャトリンは義姉、ロブをはじめとした子どもたちの叔父にあたる
  • “冥夜の守人”の一員

 

ちょっと補足をしよう。

すべてではないが、この物語にでてくるほとんどの地域と家系は「長男相続」が伝統となっている。スターク家も同様で、兄ネッドの弟として生まれたベンジェンは基本的にはウィンターフェルの城主になることはできない。

そういう背景もあり、ベンジェンは自ら志願して“壁”を守る“冥夜の守人”に加わった。ちなみに“冥夜の守人”という組織は

  • 死ぬまで一生脱退できない
  • 結婚できない、家族を持てない
  • 有休はおろか、夏休みなんてもってのほか

という超ブラック企業なのだ。(ただ、名誉もある…)

ベンジェン(冥夜の守人)が“壁”を離れてウィンターフェル城に一時外出できたのは、かなり特別なケースと考えていいです。王様がお越しになるとかそういう一大イベントがない限り、基本はずっと“壁”を守り続けないといけないのです。

 

ロブ・スターク(演:リチャード・マッデン)

ロブ・スターク

出典:hbo.com

  • スターク家の長男
  • つまり、父親ネッドが亡くなった場合にウィンターフェルを継ぐもの
  • 血がつながっていないシオン・グレイジョイを兄弟同然として接している
  • 性格は父親と似て誠実

 

サンサ・スターク(演:ソフィー・ターナー)

サンサ・スターク

出典:hbo.com

  • スターク家の長女
  • 性格は“良い意味”で母親キャトリンと似ている

 

アリア・スターク(演:メイジー・ウィリアムズ)

アリア・スターク

出典:hbo.com

  • スターク家の次女
  • 性格は“良い意味”で母親キャトリンと似ていない

 

ブラン・スターク(演:アイザック・ヘンプステッド=ライト)

ブラン・スターク

出典:hbo.com

  • スターク家の次男
  • 長男ではないため、ウィンターフェルは基本てきに継げない
  • そのため“王の盾”(キングズ・ガード = Kingsguard)になるのが夢
  • 活発で壁登りが得意

ココがポイント

“王の盾”はジェイミー・ラニスターの紹介で追って説明します。

 

リコン・スターク(演:アート・パーキンソン)

リコン・スターク

出典:hbo.com

  • スターク家の三男
  • 性格は、、まだ子供だし形成されていない…

 

ジョン・スノウ(演:キット・ハリントン)

ジョン・スノウ

出典:hbo.com

  • ネッドの落とし子(bastard)
  • 落とし子とは、身分が高いひとが正妻ではない女性に生ませた子ども
  • つまり、ネッドの非嫡出子であり「正統」な子どもではない
  • 性格はマジメで自分の立場をわきまえてる

 

ここもちょっと補足をしよう。

ジョンはスターク家(北部でもっとも権力のある)の子どもたちと一緒につるんでいるが、よく観察すると「正統」ではない感がたくさん見受けられる。

たとえばブランが弓の練習をしているシーンでは、母キャトリンには睨まれる。他の「正統」な子どもたちと真逆の眼差しだ。

また、ダイアウルフを発見するシーンではお父さんのネッドを「father」ではなく「スターク様(Lord Stark)」と呼んでいる。ちなみに同じシーンの「俺はスタークではない(I'm not a stark)」という名セリフはこれからたくさん出てきます。

あと、「スノウ」の名字には理由があって…(ちょっと長くなってしまうので、別の機会で説明します)

 

ところでコイツは誰? スターク家の子供ではないの?

シオン・グレイジョイ(演:アルフィー・アレン)

シオン・グレイジョイ

出典:hbo.com

  • 鉄諸島(アイアン・アイランド = Iron Islands)の名家グレイジョイ家の息子。
  • ロブ・スタークは親友
  • 女遊びが好きで、射手が得意

 

ウェスタロスの地図でいう北西に位置する島々が鉄諸島。

ゲーム・オブ・スローンズ 地図

出典:star-ch.jp

なぜ名家出身のシオンがウィンターフェルにいるのかを簡単に説明しよう。

  1. グレイジョイ家が反乱を起こす(通称:グレイジョイの反乱 = Greyjoy's Rebellion)
  2. 反乱失敗、その過程でシオンの兄たちは殺される
  3. 反乱の罰として、生き残った子どものシオンをスターク家の人質にさせることが王によって下される
  4. ネッドは人質なんて欲しがっていない
  5. 王に反発できないので、仕方くなくシオンをウィンターフェルに受け入れる
  6. ネッド(及び側近)は人質としてではなく、公正にシオンを扱う
  7. 武術も教え、スターク家の子どもたちと一緒につるませる

まぁ、ザックリいうとこういう感じ。

シオンは本来は「人質」という最下層にあたるポジションなのだが、誠実なネッドは子ども同然に扱う。また、長男ロブとは歳が近いこともあり、マブダチみたいな関係。

しかしこのシオン、少しばかりいけ好かない男だ。目上のスターク家にはゴマをすり、自分より立場の低い(と思ってる)人間をバカにして見下すタイプのやつ。

たとえば、アルビノのダイアウルフを「出来損ないだ。 おまえと一緒だな、スノウ(ジョン)」というセリフからわかるように、落とし子ジョン・スノウを完全に自分より下の人間として扱っている。

 

ところでさっきから出てくる「ダイアウルフ」ってなに? 名家の紋章?

スターク家 紋章

出典:hbo.com

ダイアウルフは狼の一種で、本来は“壁”の向こう側(北側)に生息する。賢く、成長につれ巨大化する。

珍しく“壁”の南側で発見された親ダイアウルフは亡くっていたが、たまたま(?)5+1匹の子を残していた。

  • 5 = スターク家の正統な子のロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコン
  • 1 = 落とし子のジョン・スノウ

の数に一致し、スターク家の子どもたちはそれぞれ1匹飼うことになる。

 

そしてこのダイアウルフを発見するシーンではジョンが大事なキーワードを言う。

「ダイアウルフはスターク家の紋章(sigil)です」

 

ゲーム・オブ・スローンズ 紋章

出典:fandom.com

名家はそれぞれ紋章がある。たとえばエピソード1に出てくる

  • スターク家の紋章はダイアウルフ
  • バラシオン家の紋章は牡鹿
  • ラニスター家の紋章は黄金の獅子
  • ターガリエン家の紋章は三頭のドラゴン
  • グレイジョイ家の紋章はクラーケン(海の巨大生物)

よく観察すると、グレイジョイ家であるシオンの服装にはクラーケンの紋章が入っていることがわかる。

細かい衣装デザインも『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力の一つです。

 

紋章と同じように、名家には標語がある

それぞれの名家には「紋章」と同じように標語(words)というものが設けられている。たとえば

  • スターク家の標語は「冬来たる(Winter Is Coming)」
  • ラニスター家の標語は「聞け、わが咆哮を!(Hear Me Roar!)」
  • ターガリエン家の標語は「炎と血(Fire and Blood)」

お気づきかもしれないがエピソード1のタイトル「冬来たる(Winter Is Coming)」はまさにスターク家の標語そのもの。

別エピソードでブランが標語を勉強するシーンがあり、ストーリーが進むにつれて少しづつ覚えるようになれます。

 

「王の手」の訃報がウィンターフェルに届く。 なに「王の手」って?

エピソード1「冬来たる」では2分程度、王都キングズ・ランディング(King's Landing)が登場する。そのシーンでは熱病で亡くなった王の手ジョン・アリンの葬儀を行っている。そこでこのような疑問が思い浮かぶのではないでしょうか?

  • ジョン・アリンって誰?
  • てか“王の手”ってなに?

 

ジョン・アリンはウェスタロス大陸東側のアリンの谷間の領主で、ロバート王の“王の手”を務めていた。ちなみにこのエピソードではアリンの谷間の本拠地の高巣城(アイリー = Eyrie)の名前のみ出てくる。

ゲーム・オブ・スローンズ 地図

出典:star-ch.jp

 

キャトリンがネッドに訃報を伝えるとき「あなたにとって父親同然でしたね」と言うが、実際ジョン・アリンはネッドと王のロバート・バラシオンの里親だった。そこらへんの詳しい説明は後々でてきます。

 

そしてもう一つの「なに“王の手”って?」問題。

“王の手”とは七王国のなかでももっとも強力な役職で、権威は王に継ぐ。エピソード3「冥夜の守人」でてくる“小評議会”と言われる会議などでは、王が不在のときは最も権力がある。

(厳密には違うが)簡単にいうと「王 = 大統領、王の手 = 副大統領」みたいなイメージ。

 

まぁとにかく、七王国におけるすごい偉いポジションの“王の手”と呼ばれる人が熱病で亡くなってしまった。そこで後任としてネッドを指名するために王がウィンターフェルを訪れる。

ザックリいうとこういう感じで物語がはじまり、ロバート王が北部にやってくるのだ。

 

ロバート王がウィンターフェルにお越しになられた! バラシオン家の登場

ロバート・バラシオン(演:マーク・アディ)

ロバート・バラシオン

出典:hbo.com

  • 七王国の王様
  • 「ロバートの反乱」でターガリエン王朝を倒した伝説の戦士
  • いまでは酒と女に溺れ、すっかり太ってしまった
  • 王政を任せてた“王の手”を亡くしたばかり

 

ということで、大変名誉のある役職“王の手”を任命するためにウィンターフェルへわざわざ訪れたロバート王。ロバートはバラシオン家という名家を継いでいる。

バラシオン家は大昔から伝統が残る偉大な名家だが、最高権力者(王族)となったのはここ最近のこと。約15年前、「ロバートの反乱」と呼ばれる戦争で当時の君主だったターガリエン家を滅ぼしたばかり。(ロバートの反乱の説明はものすごく長くなってしまうので、別の記事でまとめます)

そこで共に戦ったのはネッドだったりもする。だからネッドとは「おう、久しぶり!」てきな感じなのだ。

兄弟はいるが、このエピソード1「冬来たる」には登場しない。

 

ちなみに

ウィンターフェル入城の挨拶する場面でジョン・スノウはシオン・グレイジョイと同じく最前列ではなく、後方にいることが確認できる。これは「正統」な子ではない「落とし子」であるため。

 

サーセイ・バラシオン(旧姓:ラニスター)(演:レナ・ヘディ)

サーセイ・ラニスター

出典:hbo.com

  • ラニスター家の長女
  • ロバート王の妻、つまり王妃
  • 兄弟には双子の弟ジェイミー、弟のティリオン
  • 性格は貪欲、負けず嫌い

 

ジョフリー・バラシオン(演:ジャック・グリーソン)

ジョフリー・バラシオン

出典:hbo.com

  • ロバート王とサーセイ王妃の間の長男(嫡男)
  • つまり、王子様であり次の王様でもある
  • ロバート王は、ジョフリーとスターク家の長女サンサの戦略結婚を望んでいる

 

ウィンターフェル到着まもなく、ロバート王が訪れる地下墓とは?

挨拶を終えた直後、ロバート王とネッドが真っ先に向かうのはウィンターフェル城の地下墓。ここはスターク家の先祖が葬らている神聖な場所。

ロバート王は女性の彫像にむかって「俺と生きるはずが…」と思わず涙をこぼすシーンはネッドの妹リアナに対しての言葉。彼女はロバートの婚約者だったが、当時の王子レイガー・ターガリエンがリアナを誘拐、後に殺されてしまう。

そもそも「ロバートの反乱」はリアナの誘拐事件がきっかけでもある。(いやだから、ロバートの反乱の説明はものすごく長くなってしまうから別の記事でまとめるって)

婚約者だったリアナを亡くし、ロバートが代わり(悪い言い方だけど)に結婚したのがサーセイ・ラニスター。

 

さらに詳しく

crypt = 地下墓

 

七王国でもっとも権力があるのはラニスター家?

ラニスター家 紋章

出典:hbo.com

七王国の最高権力者はもちろん、王であるロバート・バラシオン。かと言い、バラシオン家がトップに君臨しているわけではない(?)

裏では、スター家のほうが立場が上という意見もあったりする。というのも、ラニスター家は七王国でもっとも「金」がある貴族で「金」で何かと解決できるからだ。しかも髪の色も「金髪」というおまけ付け。

ラニスター家はウェスタロス大陸西部の領主で、本拠地はキャスタリーロック(Casterly Rock)。

 

ジェイミー・ラニスター(演:ニコライ・コスター=ワルドー)

ジェイミー・ラニスター

出典:hbo.com

  • ラニスター家の長男
  • サーセイは双子の姉、ティリオンは弟にあたる
  • イケメンで金持ち、つまりめちゃくちゃモテる
  • 性格は楽観主義者

 

西部の居城キャスタリーロックの城主は父親のタイウィン・ラニスター。(エピソード1は登場しない)そして本来であればジェイミーはラニスター家の長男にあたるので、次期キャスタリーロックの城主。

しかし、ジェイミーは王の盾キングズ・ガード = Kingsguard)に所属しているため、あらゆる相続権を放棄しなければならない。

“王の盾”は王族を守るエリート騎士集団で、“冥夜の守人”と同じく一生を捧げ、家族や領地を持つことは出来ない。

 

ティリオン・ラニスター(演:ピーター・ディンクレイジ)

ティリオン・ラニスター

出典:hbo.com

  • ラニスター家の次男。(第3子)
  • サーセイは姉、ジェイミーは兄にあたる
  • あだ名は小鬼(インプ = Imp)
  • 背は小さいが、知性は高い

 

背が伸びなかったティリオンは周りからドワーフ呼ばわりされ、自分でも自虐ネタとして使っている。

英語の勉強

dwarf = 小人

 

ティリオンの特徴といえばやはり「口の上手さ」だ。一つひとつのセリフがまるで詩のようで、ストーリーが進むにつれ虜になってしまうキャラであることは間違いない。たとえばこのエピソードでは、宴会場の外にいるジョン・スノウとの会話からこのような名言が飛び出る。

Jon Snow : What the hell do you know about being a bastard?
ジョン・スノウ:「おまえなんかに落とし子の気持ちが分からないだろうな」

 

Tyrion : All dwarfs are bastards in their father's eyes.
ティリオン:「親の目からしてみたら、小人も落とし子みたいなもんさ」

 

まぁとにかく、鬼のように(小鬼だけに)かっこいいセリフを連発するのです。

 

東の大陸エッソスにいるターガリエン家とその周り

ウェスタロス大陸から狭い海(ナロー・シー = Narrow Sea)を渡った東の大陸エッソスにはかつての王朝ターガリエン家の子供たちが拠点を置いている。

ターガリエン家はウェスタロス大陸の七王国を約300年ほど統治していたが「ロバートの反乱」で玉座を奪われた。

生き残ったターガリエン家の次男ヴィセーリスと長女デナーリスは逃げるようにエッソスの自由都市ペントス(Pentos)に移る。反乱には負けてしまったが、ペントスでかくまっているイリリオ(髭を結んでいる人)などサポーターはまだ多い。

 

特徴はラニスター家に似た金髪(原作では銀髪)で「ドラゴンの血を引く」と言われている。

また、紋章の三頭のドラゴンのように「3つで1セット」が多い。(例:3兄弟の ①長男レイガー ②次男ヴィセーリス ③長女デナーリス)

 

ヴィセーリス・ターガリエン(演:ハリー・ロイド)

出典:hbo.com

  • ターガリエン家の次男
  • デナーリスの兄にあたる
  • まだ幼いころ、「ロバートの反乱」によって父親エイリス(当時の王)とその長男レイガー(ヴィセーリスの兄)は殺されてしまう
  • 玉座奪還を目論み、軍と引き換えに妹デナーリスを騎馬民族ドスラク人の王に嫁がせる

 

デナーリス・ターガリエン(演:エミリア・クラーク)

デナーリス・ターガリエン

出典:hbo.com

  • ターガリエン家の長女
  • ヴィセーリスの妹にあたる
  • 兄ヴィセーリスの目標のために、会話もまともに出来ないドスラク人の王カール・ドロゴと結婚させられる

 

カール・ドロゴ(演:ジェイソン・モモア)

カール・ドロゴ

出典:hbo.com

  • ドスラク人の王
  • イリリオの仲介でデナーリス・ターガリエンと結婚する
  • めちゃくちゃ強い

 

ココがポイント

ドスラク人は闘いに負けると、見せしめとして髪が切られる。カール・ドロゴの髪が長いのは、負け知らずという証明でもある。

 

ジョラー・モーモント(演:イアン・グレン)

ジョラー・モーモント

出典:hbo.com

  • ウェスタロス大陸北部の名家モーモント家の長男
  • デナーリス・ターガリエンに忠誠を誓う

 

この男、訳アリだ。

というのも、エッソスにいる(どちらかというウェスタロスにいれない)理由は明確で、次エピソード「王の道」で説明される。

 

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「冬来たる」の感想

ふぅ~。ようやく長い長い解説が終わりました。

今回は初回なので「前提条件」となる大枠の説明をモリモリにしましたが、少しづつ解説と感想のバランスを整えたいと思います。ということで、エピソード1「冬来たる」の感想は短めでお届けします。

 

よくわからん。ムズイ。

が初めてみたときの感想です。

 

まぁでもそれはそうですよね。説明とか全然ないし、いきなり情報量が多すぎる。

  • でっかい氷の壁からはじまり
  • 急に変な化け物にクビを切られる
  • スターク家の子どもっぽいヤツが「俺はスタークではない」と言うくせして
  • スターク家の子供たち同様にペットを飼い始める
  • そしたら変な葬儀がはじまり
  • 王とか偉そうな金髪集団がウィンターフェルっていうお城にやってくる
  • と思いきや、どうやら違う場所で別の金髪集団がいて
  • 急展開で美女が野獣に結婚させられ、たぶん重要っぽい「ドラゴンの卵」をもらっちゃう
  • そして最後の最後で「?!?!」シーン

 

これを解説なしで理解するなんて不可能だ。

 

『ゲーム・オブ・スローンズ』は最初こそ、設定の難しさに戸惑うかもしれない。なかでもネックとなるのは、やはり登場人物の多さではないでしょうか。

 

今回の解説は長すぎると深く反省していますが、これでも登場人物を全然説明しきれていない。

たとえば、メイスター・ルーウィンとかロドリック・カッセルとかサンダー・クレゲインはセリフまであったのに、ちょっと省いてしまいました。(次回以降で…)

他にも、ミアセラ・バラシオン、トメン・バラシオン、ホーダーに…

 

あ、今回は「0」ホーダーでしたね。

0回

そのうち、意味がわかるかと…

 

とにかく最初からすべてを飲み込むのは無理ゲーな話だけど、

  • 壁の向こう側でどうやらヤバそう事件が起きた
  • アリアとサンサは姉妹だけど性格が全然違う
  • ウィンターフェルの城主ネッドが重要な仕事を任された
  • 小人のヤツが面白そうだ
  • ダイアウルフ可愛い
  • ブランは見ちゃいけないものを見てしまい、いろいろとマズイ状況になった

こういうアバウトな感じでも十分楽しめるし、後からいろいろと繋がります。

 

あとね、最後にこれだけ言わせて。

ジョラー・モーモントさん。結婚祝いとしてデナーリスに捧げるプレゼントの順番、イリリオの前でよかったね。

イリリオの「3つのドラゴンの卵」のあとに君がプレゼントとして用意した「七王国の歴史と歌の本」だったら、ガッカリ感ハンパないよ。(ドラゴンの卵のあとに本って、おい)

出典:got2015.be

 

「冬来たる」の名言

All dwarfs are bastards in their father's eyes.

「親の目からしてみたら、小人も落とし子みたいなもんさ」

byティリオン・ラニスター

 

>>「ゲーム・オブ・スローンズ」各エピソードのまとめページへ行く

まとめページ
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