シーズン1:七王国戦記

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1・エピソード10「炎と血」

投稿日:2019年3月3日 更新日:

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炎と血

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン1:七王国戦記
  • エピソード10:炎と血

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。(リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり)

 

 

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すぐにわかる「ベイラー大聖堂」のあらすじ

前回のおさらい(エピソード9:「ベイラー大聖堂」)

  • 南下を進めているロブと北軍は奇襲に成功し、ジェイミーを捕虜とする
  • 容態が悪化したカール・ドロゴに魔術を使って救おうとする
  • 謀反の罰としてネッドはベイラー大聖堂の前で処刑される

 

今回のあらすじ

  • ネッドが処刑されたニュースはすぐさま七王国へ広がり、北部は独立を決意する
  • ジョンは壁の向こう側へと潜入する
  • デナーリスはカール・ドロゴと息子を亡くすが、ドラゴンを生む

 

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よくわかる「炎と血」の解説

タイトルの「炎と血(Fire and Blood)」はターガリエン家の標語ですね。

だいたいの流れ

  • ヨーレンはアリアの髪を切り、男に変装させる
  • “三つ目の鴉”がブランをウィンターフェルの地下墓に導く
  • ネッドが処刑された知らせがロブとキャトリンに届く
  • 北部は七王国から独立を決意し、ロブを“北の王”とする
  • 捕虜となったジェイミーはブランを突き落としたことを認める
  • 父タイウィンが戦に出ている間、代理としてティリオンが“王の手”を務めることになる
  • デナーリスは息子を亡くし、部族の大半が去ってしまったことを知る
  • ジョンはロブの軍に加わるため“壁”を去るが、サムとかに引き戻される
  • アリア改め“アリー”はヨーレンらと“壁”に向かう
  • ジョンと“冥夜の守人”は“壁”の向こう側に潜入する
  • カール・ドロゴの火葬の儀式でデナーリスはドラゴンの卵三つと炎の中に入り込む
  • 翌朝、デナーリスは無事でドラゴンも生まれる

 

ウィンターフェルにて

またもや“三つ目の鴉”がブランの夢の中で現れ、ウィンターフェルの地下墓に導く。

翌朝ブランは“野人”のオシャと地下墓を覗き、末弟のリコンとダイアウルフ“シャギードッグ”の姿を発見する。リコンいわく「父上を昨夜ここで見た」とのこと。

 

地下墓から戻ったブランは、父ネッドが処刑されたことをメイスター・ルーウィンより知らされる。

 

ココがポイント

ダイアウルフの名前がだいぶ揃ってきました。いま出ている名前は下記4頭。(ロブとブランのダイアウルフの名前はまだ出てきていない)

  • サンサの“レディ”
  • アリアの“ナイメリア”
  • ジョンの“ゴースト”
  • リコンの“シャギードッグ”

 

キングズ・ランディングにて

アリア改め“アリー”

“冥夜の守人”の新兵募集係のヨーレンはアリアの髪を切り、“アリー”という少年に変装させる。アリアはスターク家の娘として追われている身なので、男のふりをして“壁”に送りこむ作戦だ。

“壁”まで同行(“冥夜の守人”の新兵候補)するのはロバートの落とし子ジェンドリーに加え、新キャラのホット・パイやロミー。(太っちょがホット・パイ、金髪がロミー)

ホット・パイ

出典:hbo.com

ロミー

出典:hbo.com

 

ジェンドリーは武具屋の家主に捨てたれ、“冥夜の守人”に売られたのです。

 

“サイコ野郎”新王ジョフリー

ネッドの処刑を命じたジョフリーの本性がドンドンでてきました。

最初はロバート前王に関するつまらない歌を作った̪詩人の舌を切る。次に、サンサに父ネッドの首を見せる。完全にサイコ野郎…

 

ストーリーとは関係ないが、ここで少し英語の勉強を。サンサとジョフリーはこんなやり取りがある。

サンサ:「光栄です 閣下」(Thank you, my lord.)

ジョフリー:「“陛下”だ 今は王だぞ」(My grace, I am king now.)

英語の勉強

  • <閣下 = grace>は位の高い(例:貴族)人物に対する敬称
  • <陛下 = lord>は国王、皇帝、天皇に対する敬称

 

ランセル・ラニスターはサーセイのパートナー

ジェイミーが北部軍の捕虜となってしまったお知らせがキングズ・ランディングのサーセイにも届く。その時サーセイの部屋にいた裸の少年は従兄弟にあたるランセル・ラニスター。

ランセルはロバートの従者でありながら、サーセイのパートナーでもあったのです。

サーセイの指示により、ランセルは狩り中のロバートに必要以上にワインを飲ませ酔わせていました。その行為がロバート王の死に繋がりますね。

 

リヴァーランドにて

ネッド処刑の知らせはロブとキャトリンがいるリヴァーランドにも届く。ここでのポイントは3つ。

  1. キャトリンは「娘たちの救出」が最優先事項、その次が「皆殺し」とすること
  2. 捕虜となったジェイミーは、ブランを塔から突き落としたことをあっさりと認めたこと
  3. 北部は七王国から独立し、ロブを“北の王”とすること

 

3つ目の「北部の独立」についてもう少し。

軍会議ではスタニスに付くべきか、レンリーに付くべきを議論していました。ロバート・バラシオン前王の弟の2人は、王位の継承権は自分にあると主張し、ジョフリーを玉座から引きずり降ろそうとしているのです。

しかし、スターク家の旗主ジョン・アンバーやシオンらはバラシオン家に付くのではなく、北部は七王国から独立をすべきと主張しました。

そして北部の連中はロブを“北の王”(King in the North)とすることに合意します。

 

タイウィン・ラニスターの基地にて

タイウィンの基地に「ジェイミーが捕虜となってしまったこと」と「ネッドが処刑されたこと」のお知らせが同時に届く。

ジェイミーをネッドを交換する形で和解はできたかもしれないが、ジョフリーの暴走によりそのチャンスはなくなった。

 

さらに、バラシオン家の参入が事態をややこしくする。ロバートの弟たちも王位争奪戦に参戦することになったからだ。それを知ったタイウィンは軍をハレンの巨城(Harrenhal = ハレンホール)に移動させることにする。

ココがポイント

ハレンの巨城は次のシーズン2から登場します。

 

また、“王の手”の代理としてティリオンをキングズ・ランディングに送り込み、ジョフリーとサーセイの暴走を止めるように指示する。

父の意向に反し、ティリオンは娼婦のシェイを王都に連れ込むことになる。

 

“壁”にて

ジョンは“冥夜の守人”の誓いを破り、ロブを助けるために“黒の城”から抜け出す。

しかし、サム、ピップ、グレンになんとか阻止され誓いを守るために“壁”に戻ることになる。

 

翌朝、総帥ジオー・モーモントは“野人”やホワイト・ウォーカーの偵察、行方不明のベンジェン・スタークを探しに行くために“壁”の向こう側に行くと発表。そしてジョンも同行するように命じる。

 

ココがポイント

ジオー・モーモントは東の物見城で青い目をした死体が4体見つかったという。東の物見城(イースト・ウォッチ = East Watch)は“壁”を守る城の中でもっとも東にある建物。

 

エッソスにて

陣痛で倒れたデナーリスは目が覚める。しかし、起きるとカール・ドロゴと息子の姿はなかった。

“妖女”ミリ・マズ・ドゥールを問い詰めると、“血の魔術”を使いわざとカール・ドロゴを弱らせ、息子も死産させたと言う。村を襲われた“妖女”は復讐としてデナーリスに借りを返したのだ。

 

デナーリスは部族(カラザール = Khalasar)のほとんどがいなくなった中でカール・ドロゴの火葬を行った。その一環で“妖女”を縛りつけ、ドラゴンの卵3つを薪に置いて燃やした。

デナーリス自身も燃える炎のなかに入っていた。

デナーリス 火葬儀式

出典:hbo.com

 

一夜あけると、生き延びたデナーリスは生まれた3頭のドラゴンと立ち上がった…

デナーリス ドラゴン

出典:hbo.com

 

ココがポイント

熱湯風呂に入るエピソード1「冬来たる」と燃える石炭に置かれたドラゴンの卵に触れるエピソード6「黄金の冠」では、デナーリスは熱を全く感じていなかった。彼女は熱さを感じない“ドラゴンの血”を引いている。

 

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「炎と血」の感想

個人的にはシーズン1のベストエピソード。

 

なかでも特別好きなのは、リヴァーランドに「ネッドが処刑された」お知らせが届くシーン。

人前では“レディ”らしく立ち振る舞い、弱さをみせないキャトリン。ところが、独りになった瞬間に泣き崩れ、、

辺りを見渡すと、自分よりもっと崩れていたロブが目に入り…

 

もう、、スターク家のテーマが流れるとこっちが泣いちゃうわ~。

 

キャトリンでもう一つ、ジェイミーにブランを塔から突き落とした理由を問うシーン。

「なぜ?」を2回繰り返し、本当に理解できない感じ。目の脱力感。

名演

 

 

デナーリス、ドラゴンを持っちゃったね。まぁ、ぶっちゃけ「最終話で生まれるんでしょ?」と思っていたはが、それにしても素晴らしいシーン。

 

ジョフリーやばいね。誰かサンサを助けて!

 

ホーダー×0回

 

「炎と血」の名言

My sword is yours, in victory and defeat, from this day until my last day.

勝敗によらず 私の剣は あなたの物 今日より 最後の日まで

シオン・グレイジョイ

 

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