シーズン1:七王国戦記

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1・エピソード2「王の道」

投稿日:2019年2月26日 更新日:

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王の道

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン1:七王国戦記
  • エピソード2:王の道

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。(リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり)

 

 

この記事のもくじ

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すぐにわかる「王の道」のあらすじ

前回のおさらい(エピソード1:「冬来たる」)

  • 壁の向こうで数千年前に滅んだと思われる「ホワイト・ウォーカー」がみつかる(?)
  • “王の手”ジョン・アリンが亡くなり、後任としてエダード・“ネッド”・スタークを指名するために王がウィンターフェルを訪れる。
  • 狭い海(ナロー・シー = Narrow Sea)を渡った別の大陸では「鉄の玉座」の奪還を目論むヴィセーリス・ターガリエンは軍の引き換えに、妹のデナーリスを騎馬民族ドスラク人の王に嫁がせる。

今回のあらすじ

  • 塔から落とされたブランはなんとか命を取り留めたものの、数週間昏睡状態が続く
  • ジョン・スノウは“冥夜の守人”になるために“壁”に向かう
  • “王の手”となったネッドは娘の長女サンサ、次女のアリアを連れて王都キングズ・ランディングに向かう
  • 移動中にアリアとダイアウルフはトラブルを起こしてしまう

 

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【ほぼ時系列順】よくわかる「王の道」の解説

毎回変わるオープニングクレジット

エピソード1「冬来たる」はコールドオープン(cold open)で始まりましたが、ほとんどのエピソードはオープニングクレジット⇒ストーリーとなります。

そして忠告ですが、オープニングクレジットを早送りせず必ずみてください。なぜなら、オープニングは毎エピソード違うからです。

『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界はとてつもなく広く、エピソードごとに舞台となる地域がコロコロと変わります。そういった理由もありオープニングでは「今回は〇〇と△△がでてくよ」という軽い紹介をしてくれます。

あと単純に映像と音楽がめちゃくちゃ良くてテンションあがるから、絶対に飛ばしちゃダメだよ!

 

ウェスタロス北部出身のジョラー・モーモントがエッソスにいる理由

前エピソード「冬来たる」ではジョラー・モーモントが「訳ありでウェスタロスにいれない」とまで説明しました。本エピソード「王の道」の冒頭でその理由が明かされます。

ウェスタロス北部の熊の島(ベアー・アイランド = Bear Island)出身のジョラーは「奴隷の売買」を行っていたのです。

ウェスタロスでは奴隷というシステム自体が禁止で、売買がバレたジョラーは北部の領主ネッドより死刑宣告を受けてしまう。そして逃げるようにウェスタロスを去り、エッソスにたどり着く。そんな経緯があったのです。

 

サンダー・クレゲイン(演:ロリー・マッキャン)の紹介が遅れました

サンダー・クレゲイン

出典:hbo.com

ティリオンが王子ジョフリーを引っ叩くシーンはさておき(王子をぶつなんてものすごい事件だけど)ジョフリーと常に行動している強面の騎士がいます。

彼の名前はサンダー・クレゲイン。エピソード1から登場してるが、前回の解説では文字数の関係上省いてしまってたのでここで改めて紹介します。

通称ハウンド(hound)と呼ばれており、当ブログでもハウンドで統一します。

英語の勉強

hound = 猟犬、犬

 

ハウンドは“王の盾”(キングズ・ガード = Kingsguard)の一員ではあるが、どちらかというとジョフリーの専属ボディーガードという表現が正しい。兄はエピソード4「壊れたものたち」から登場する。

 

朝食を食べてる子供たちはミアセラ(演:エイミー・リチャードソン)&トメン・バラシオン(演:カラム・ワリー)

ミアセラ・バラシオン

出典:hbo.com

トメン・バラシオン

出典:hbo.com

ティリオン、ジェイミー、サーセイが朝食を食べながら「ブラン、もしかしたら生きられるかもよ?」という場面に映る子供たち。女の子はミアセラ・バラシオン、男の子はトメン・バラシオン。

つまり、ロバート王とサーセイの間の子ども。ここでもう一度家族構成を整理しておこう。

バラシオン家

  • (夫)ロバート・バラシオン
  • (妻)サーセイ・バラシオン(旧姓:ラニスター)
  • (長男)ジョフリー・バラシオン
  • (長女)ミアセラ・バラシオン
  • (次男)トメン・バラシオン

ラニスター家

  • (長女)サーセイ・ラニスター(ロバートと結婚したので現姓バラシオン)
  • (長男)ジェイミー・ラニスター
  • (次男)ティリオン・ラニスター

 

すなわち、ジェイミーとティリオンの姪がミアセラ、甥がトメン。

すでに金髪の登場人物多いけど、そのうち慣れます…

 

ホワイト・ウォーカーは都市伝説?

ジェイミーとジョンの会話。ジョンが“冥夜の守人”(ナイツ・ウォッチ = Night's Watch)の一員になると聞いたジェイミーは前もってお礼(?)をする。

ジェイミー:「我々を“ホワイト・ウォーカー”やら“野人”から守ってくれてありがとうね。」

 

って言いつつも、ジェイミーを含めほとんどの人は「ホワイト・ウォーカー」の存在を信じていません。しょせん「ホワイト・ウォーカー」は昔話に登場する都市伝説な化け物にすぎないのです。

 

妹アリアの性格は姉サンサと真逆

エピソード1でも十分感じ取れましたが、スターク姉妹の性格は正反対ともいえるでしょう。

アリアは男らしく闘うのが好き。編み物は下手くそ、その代わり弓使いが上手い。ジョンから細身の剣の“針”(ニードル = Needle)をもらい、めちゃくちゃ喜ぶ。良い意味で母キャトリンに似ていない。

一方サンサは女性らしく編み物やダンスが得意。恋愛にも興味津々でジョフリーに惚れている。良い意味で母キャトリンに似ている。いや、似すぎているとも言える…

 

英語の勉強

needle = 針

 

母キャトリンはジョンのことが嫌い?

母キャトリンはジョンのことを愛していないようにみえる。その理由は明確で、落とし子(bastard)だから。自分の息子ではなく、夫が戦時中に知らない女とできた“他人の子ども”にすぎないのだ。

ブランを見守っている部屋では、ジョンを睨みつけるような眼差しで「早くこの場から去って」と言う。気持ちはわかるけどヒドイよ…

 

ただ、ジョンは全員から冷酷な扱いを受けているわけではない。アリアとジョンのお別れシーンからわかる通り、異母兄弟からは好かれている。

サンサ以外は…

サンサは良い意味でも悪い意味で母キャトリンと似すぎている。女性らしい母親を真似た結果、ついでにジョンのことを一方的にキライになってしまった。

だからアリアと違い、ジョンとのお別れの挨拶もないのだ。

 

キャトリンが縫っているのは「七神正教のお守り」

キャトリンは昏睡状態のブランを看病しつつ、とあるものを縫っています。それは「七神正教(Faith of the Seven)」のお守りです。『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界にはさまざまな宗教が存在し、七神正教はそのうちの一つ。

このお守りは、私が超スーパーウルトラ好きなシーンなどを含めこれからチラホラとでてきます。(大丈夫、べつにネタバレや伏線ではありません)

 

「王の道」での会話

ロバート王とネッドは“王の道”(キングスロード = Kingsroad)を通り、王都キングズ・ランディング(King's Landing)へ向かいます。“王の道”は北の壁から王都キングズ・ランディングまで続く、七王国でもっとも長い道。その移動中の休憩でロバート王は二つの新しい情報をつかむ。

 

ひとつはジョンの母親がウィラという女性であること。この会話の直前のシーンでは、ジョンとネッドがお別れの挨拶をする。そのとき、ジョンは自分の母親を見たことないと言っていましたね。ネッドも辛うじて名前を覚えてるくらいで、ロバート王も「え? 誰だっけ?」みたいな遠い存在の人。今となってはどこにいるのかも知らないのでしょう。

 

二つめの情報は、デナーリス・ターガリエンがドスラクの王カール・ドロゴと結婚したこと。

ロバート王はターガリエン家のことが大大大っ嫌い。結婚するはずだったリアナ・スタークはレイガー・ターガリエン(当時の王子)に殺され、反乱を起こしたほど。たとえ小娘(デナーリス)でも抹殺したいと思っている。

そして何より、ターガリエン家とドスラク人が結婚を経て同盟を結んだことがマズイ。ドスラク人は戦場に強く、約10万の兵を持つと言われている。海を越えてウェスタロスに侵略してきたら、七王国が乗っ取られる可能性があるのです。

しかしネッドは少し楽観的だ。「大丈夫だいじょうぶ、あいつらは脅威じゃない」って具合。なぜなら、

ココがポイント

騎馬戦士のドスラク人は馬乗り、戦闘、奪略を得意とする一方で、海が大の苦手。ドスラク語の“海”は標準語に直訳すると“毒の水”。ドスラク人は牧草地を転々とするが、海には絶対に近づかない。

 

名誉のために「冥夜の守人」加わる人は少ない

ティリオンとジョンは全く異なる理由で“壁”に向かう。ティリオンは「せっかく北部に来たわけだしどうせなら最後に壁でも見とこうか」という好奇心のため。ジョンは“冥夜の守人”に自ら志願し“壁”を守りにいくため。“冥夜の守人”の一員になることは、大変な名誉なのだ。

だがしかし、これから“冥夜の守人”のメンバーとなる人の中には犯罪者もいることが判明する。なぜか説明しよう。

前回のエピソードでもポイントとしてあげたが、“冥夜の守人”という組織は

  • 死ぬまで一生脱退できない
  • 結婚できない、家族を持てない
  • 有休はおろか、夏休みなんてもってのほか

という超ブラック企業。そういった理由から、自ら志願して“冥夜の守人”に加わる人は少ない。つねに定員割れ状態。

そこで“冥夜の守人”に犯罪者を送り込むのだ。凶悪な犯罪者は死刑を免れるかわりに“冥夜の守人”の一員になるという選択肢が残されているのです。

ココがポイント

“壁”を守る人間は「名誉を求める志願者」より「死刑を免れた犯罪者」の方が断然多い。

 

ヴァリリア鋼の短剣

塔から落とされたブランはなんとか一命を取り留めました。それを不都合とする何者かが刺客を送り込みとどめを刺そうとするが、キャトリン及びダイアウルフは何とか阻止。

男が持っていたのは「ヴァリリア鋼」の短剣。ヴァリリア鋼はめちゃくちゃ切れ味の良い、強靭な鋼。今となっては製造方法が失われてしまった、大変貴重なアイテム。詳しいことはシーズンが進むにつれて解説します。

ココがポイント

「ヴァリリア鋼」の剣はとてもとても貴重で、限られた数しか出回っていない。一般庶民が「ヴァリリア鋼」のアイテムを持つなんて、通常はあり得ないこと。

 

キャトリンは「信頼できる」4名に相談

なぜ、罪なき子の命を狙う? 2度も殺そうとする? 

何かがオカシイ。そう気づいたキャトリンはブランが落ちた塔を調査しに。そして一本の長い金髪の髪の毛がみつかる…

 

「恐らくブランは落ちたのではなく、突き落とされた」「きっと見ちゃいけないものを見てしまった」

キャトリンがこう相談するのは以下4人。

  • ロブ・スターク
  • シオン・グレイジョイ
  • メイスター・ルーウィン
  • ロドリック・カッセル

キャトリンは他言無用の話をこの4人にします。つまり、この4人は“信頼度”がとても高いと言えるでしょう。

エピソード1で紹介しきれなかったメイスター・ルーウィンとロドリック・カッセルの立場を軽く説明します。

 

メイスター・ルーウィン(演:ドナルド・サンプター)

メイスター・ルーウィン

出典:hbo.com

メイスター(Maester)は名前ではなく役職。(だからメイスター・〇〇っていうひとはこれからも出てくる)

メイスターは位によって役割が違うが、医学・歴史・天文学・建設などの専門家として知られ、大きなお城に仕える。北部で一番ランクの高いウィンターフェル城に仕えるメイスター・ルーウィンは、七王国のなかでも地位の高い方のメイスターだ。

 

ロドリック・カッセル(演:ロン・ドナキー)

ロドリック・カッセル

出典:hbo.com

スターク家の軍事顧問。また、武術指南役でもあり

  • ロブ・スターク
  • シオン・グレイジョイ
  • ジョン・スノウ

や幼い頃の

  • エダード・“ネッド”・スターク
  • ベンジェン・スターク

に武術を教えた偉大な人。

 

アリアとダイアウルフがジョフリーに攻撃してしまう

繰り返しになっちゃいますけど、ジョフリーは王子です。次の王様です。王子をぶつなんて、死刑に値するような行為。スターク家(かつ“王の手”の娘)のアリアだからこそ、一応(?)許されました。

しかし、位の低い少年マイカーは罰としてハウンドに殺されてしまいましたね。マイカーは剣の練習に付き合ってただけなのに。

ちなみに字幕には出ませんが、マイカーのことを「butcher's boy」と呼んでいます。彼は肉屋の息子です。

英語の勉強

butcher = 肉屋

 

絶対に許されないと確信したアリアは自分のダイアウルフの“ナイメリア”を逃します。

しかし、代わりにサンサのダイアウルフの“レディ”が犠牲となってしまう…

ココがポイント

いまのところ名前が出てきたダイアウルフはナイメリアとレディ。(このエピソードでブランのダイアウルフも活躍するがまだ名前が出てきてない)ダイアウルフの名前には一つひとつ意味がある。

 

最後にもう2名紹介しよう

イリーン・ペイン(演:ウィルコ・ジョンソン)

イリーン・ペイン

出典:ign.com

首切り役人。前王であるエイリス・ターガリエンに舌を切られたため喋れない。

サンサのダイアウルフ“レディ”を仕留めるよう、サーセイに命じられる。(ネッドが責任をもってレディを処刑するが)

 

ジョリー・カッセル(演:ジェイミー・サイブス)

ジョリー・カッセル

出典:hbo.com

スターク家の衛兵隊長。軍事顧問のロドリック・カッセルの甥。(エピソード1から登場しています、紹介が遅れてごめんなさい)

 

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「王の道」の感想

ダイアウルフが目立った回。可愛いし、活躍するし、そして最後は…

まずはアリアのダイアウルフ“ナイメリア”。ちょー可愛い。アリアが荷造り中に「グローブとってきて」と命令するときの「およ??」とクビを傾げるあれ、ちょー可愛い。そしてジョリーに噛みつくファインプレー。ナイメリア、君は悪くないよ。元気でね、さようなら。

ファインプレーといえば、刺客を阻止したブランのダイアウルフ。(名前はまだ出てきてない)これからもブランを守り続けてくれ。

そしてサンサのダイアウルフ“レディ”、、君こそ何も悪くない。何もしていないのに。R.I.P.

 

サーセイとジョフリー親子、ウザい。ウザすぎる。

サーセイはエピソード1の時点でウザキャラ感が出てたけど、君もヤバイやつだったんだね、ジョフリー。サンサはヤバイやつに惚れてんだな。

 

キャトリンは勘が鋭いね。でもビデオカメラもないし、あの塔で何が起きてかはブランが言わない限り分からないだろうね。

あ、ブランは目が覚めたようだね。

 

今回も0ホーダーでしたね。

0回

 

「〇〇」の名言

There must always be a Stark in Winterfell

「ウィンターフェルには必ずスタークがいなければならない」

byキャトリン・スターク

 

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