シーズン1:七王国戦記

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1・エピソード6「黄金の冠」

2019年2月28日

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黄金の冠

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン1:七王国戦記
  • エピソード6:黄金の冠

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。(リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり)

 

 

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すぐにわかる「黄金の冠」のあらすじ

前回のおさらい(エピソード5:「狼と獅子」)

  • ネッドは、前“王の手”を務めていたジョン・アリンが毒殺された可能性を知る
  • ティリオンを捕虜としたキャトリンは妹ライサが住む高巣城に着く
  • 身ごもったデナーリスを殺害する計画に賛同できないネッドは“王の手”から辞任する
  • 弟ティリオンが捕まったと知ったジェイミーはネッドと決闘する

 

今回のあらすじ

  • ジェイミーとの闘いから回復したネッドは“王の手”に復職する
  • 決闘裁判に勝利したティリオンは自由の身となる
  • “黄金の冠”を被ったヴィセーリスは殺される

 

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【ほぼ時系列順】よくわかる「黄金の冠」の解説

ロバート王にとってネッドは“兄弟”同然

ジェイミーとの決闘で負傷したネッドはロバート王のもとで看病されていました。そして前エピソード「狼と獅子」で放棄した“王の手”のバッジを突き返されます。

ロバート王にとって、ネッドはなくてはならない存在。実の兄弟(レンリーやこれから登場するスタニス)よりも信頼できるネッドに“王の手”になってもらわないと困るのです。(というか他に信用できりる人がいない)

 

それにしても「キャトリンがティリオンを捕虜にしたのは俺の命令に従っただけ」とネッドは嘘を言い続けますね。キャトリンが勝手に暴走しただけなのに。

ネッドは「ウソをこかないとキャトリンの立場がマズイ」ことを理解しているのでしょう。“王の手”かつロバートの親友であるネッドの指示だからこそギリギリ許される行為。妻の単独行動だったら、キャトリンの首が危ないですね。

 

デナーリスは“熱”を感じない

燃える石炭のうえに飾られた三つのドラゴンエッグ。デナーリスは一つの卵を両手ですくうが、全く熱を感じていない。一方で、侍女のイリは両手にヤケドをおってしまう。

エピソード1「冬来たる」でも熱湯風呂に入るデナーリスは熱さを感じてないようだった。

 

そしてヴィセーリスが熱々の“黄金の冠”を被って死んだときのデナーリスのセリフは…

He was no dragon. Fire cannot kill a dragon.

彼はドラゴンではない。ドラゴンは火で殺せない。

 

“三つ目の鴉”は地下墓へと導く

“三つ目の鴉(からす)”が再びブランの夢の中で現れました。今度はウィンターフェル城の地下墓へと案内するように導いていました。“三つ目の鴉”はブランに何を伝えようとしているのでしょうか?

 

ココがポイント

ウィンターフェル城の地下墓はエピソード1「冬来たる」に登場した、スターク家の先祖が葬らている場所。

 

“壁”の北側の“野人”オシャ(演:ナタリア・テナ)との出会い

ティリオンから入手した設計図のおかげもあり、馬に乗れるようになったブランは“野人”に捕まってしまいます。

“野人”は本来であれば“壁”の北側に住んでいる人たち。“野人”は南側に住むことは許されておらず、彼らが壁を超えないようにするのが“冥夜の守人”の役割。

ロブとシオンは危害を加えた男性“野人”を殺し、唯一の女性“野人”オシャを生かしておいた。

出典:hbo.com

 

ココがポイント

このシーンの「マンス・レイダーに知らせる」とか「ドーンに行きたい」という言葉は、今後もストーリーに関わってきます。

 

『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する様々な宗教

落ち込んでいるアリアに、剣の師匠シリオはこう言います。

シリオ:「神々にお祈りを?」(Do you pray to the gods?)

アリア:「古今の神々」(The old and the new.)

シリオ:「この世の神は一つ。その名は“死神”」(There is only one god, and His name is Death.)

 

『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界には様々な宗教があり、これからちょくちょく宗教名が出てくる。ということで、大枠の概要を軽く説明をしたいと思う。

ウェスタロス最大の宗教は“七神正教”と呼ばれるもので、北部以外(基本的には)で崇拝されている。キングズ・ランディングにも“七神正教”のシンボルを至るところで見受けれますね。

七神正教

出典:fandom.com

 

一方で、アリアが言ってた“古の神々”は北部で崇拝されている。かつてはウェスタロスの主要宗教だっとこともある。(もうちょっと踏み込んだ詳細はストーリーが続くにつれて説明します)

 

そして師匠シリオはエッソス大陸の自由都市ブレーヴォス出身。つまり“死神”はブレーヴォスの宗教の一つ。

 

他にも“溺神”“光の王”など、これからもいろんな宗教がでてきます。(でも難しく考える必要はない)

 

決闘裁判とブロン(演:ジェローム・フリン)

解放の見込みがないと踏んだティリオンは、高巣城(アイリー = Eyrie)のライサ・アリンに“決闘裁判”を要求する。

法廷では容疑者から“決闘裁判”に挑むチャンスが残されており、その場合は自分もしくは代闘士をたてて決闘を行う。もし容疑者側が勝利すれば“無罪”となり自由の身となる。

英語の勉強

champion = 代闘士

 

ティリオンは自分の兄ジェイミーを代闘士として指名したが、「決闘裁判は本日中に行う」という理由でライサに拒否されてしまう。そこでブロンという傭兵が代わりとして闘った。

ブロンはキャトリンとティリオンが居合わせた宿場から登場(ティリオンに部屋を譲り、コインをもらった)しています。紹介が遅れました…

ブロン

出典:hbo.com

 

孤立していくロバート王

気分転換に狩りにでるロバート王は弟レンリーと口論になってしまいます。それにしてもいっつもワイン飲んでますね。

 

スターク家とラニスター家の対立

ロバート王が狩りに出ている間、鉄の玉座に座って民の声を聞くネッド。

新しい顔、新しい名前、ヤバイ雰囲気、いろいろあったので出来事を簡単にまとめます。

  • リヴァーランド(キャトリンの出生)の家、河川敷、畑が荒らされ、村人が殺される
  • 死んだ魚を残していったことからこれはキャトリンへの報復だと知る(タリー家の紋章は魚)
  • 村を荒らした者の特徴を聞く限り、“マウンテン”ことグレガー・クレゲインの仕業だと確信する

 

ネッドに「どうにかしてくれ」と訴えているのはリヴァーランドの民。リヴァーランドはキャトリン(旧姓:タリー)の生まれの地。

荒らしたとされる“マウンテン”はラニスター家の家臣。ティリオン(ラニスター)の報復としてラニスター家の家臣の“マウンテン”が指揮をとっているのであれば、すべてがつながります。

だからネッドはティリオンへの報復だと確信するのです。

 

ネッドはロバート王の許可なく、“マウンテン”のすべての称号のはく奪、所領と財産の没収、死刑を宣告する。

さらには、タイウィン・ラニスターをキングズ・ランディングの法廷に召喚する。

 

タイウィンはラニスター家のトップ。そのタイウィンを法廷に呼ぶということは、ラニスター家に宣戦布告するようなもの。七王国で最も金と権力があるラニスター家を敵に回すのは、あまりよろしいことではない…

 

もう1名新しく登場したのがバラシオン家に忠誠を誓う旗主、ベリック・ドンダリオン。彼は“マウンテン”を捕まえるよう、ネッドに命じられる。

 

英語の勉強

ちょっと余談だがこのシーンで「fortnight」という言葉でる。

「fortnight = 2週間」

“He will arrive within the fortnight, or be branded the enemy of the crown.”
「彼は2週間以内に現れなければ、王土への反逆者とみなす」

これは主にイギリスで使われる英語で「fourteen night = 14日」からきている。(アメリカでは聞いたことないです)

 

黒髪、黒髪、黒髪、金髪

サンサ:「ジョフリーは黄金の獅子よ 私は彼の金髪の息子を産む」

アリア:「あの家の紋章は牡鹿よ 父親似の鹿になる」

娘たちの何気ない会話を聞き、ネッドは「七王国の名家の血統に関する書物」を読み返す。そしてバラシオン家の子は全員黒髪であることを知る。

 

ジョフリー以外は…

 

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「黄金の冠」の感想

王様であるロバートでさえ口出しができないラニスター家に宣戦布告しましたね、ネッド・スタークさん。その恐ろしさを知っているのか、娘のサンサとアリアをウィンターフェルに返すように動き始めましたね。ナイスプレー。

ティリオンは相変わらず口が達者。多彩なトーク術でピンチを乗り越えましたね。さすが。

そしてヴィセーリス。最初から最後までずっとウザキャラ感が出まくってたけど、なんかかわいそう…

デナーリスはもう“カリーシ”ですな。

 

ホーダー×0回

 

「黄金の冠」の名言

There is only one god, and His name is Death. And there is only one thing we say to Death: 'not today'.

この世の神は一つ。その名は“死神” 死神に言うことは一つ。“まだ死なぬ”

シリオ・フォレル

 

>>「ゲーム・オブ・スローンズ」各エピソードのまとめページへ行く

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