広告 シーズン6:冬の狂風

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン6・エピソード1「紅の女」

紅の女

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン6:冬の狂風
  • エピソード1:紅の女

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。

 

 

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すぐにわかる「紅の女」のあらすじ

前回のおさらい(シーズン5、エピソード10:「慈母の慈悲」)

  • サムはメイスターになるためにキャッスル・ブラックを去り、シタデルを目指すことになる
  • スタニスはブライエニーによって殺される
  • サンサとシオンはウィンターフェルの城壁から飛び降りる
  • アリアはマーリン・トラントを殺すが、誤った命を奪った代償として視力を奪われる
  • デナーリスはドスラク人に拘束されてしまう
  • サーセイは“慈母のお慈悲”をうけてレッド・キープに戻る
  • ジョンはナイツ・ウォッチの仲間に裏切られて殺される

 

今回のあらすじ

  • ジョンの遺体を発見したダヴォスは、ジョンにに忠実なナイツ・ウォッチたちを集め、裏切り者たちへの反撃策を練る
  • ウィンターフェルから逃げるサンサとシオンは猟犬に捕まってしまうが、ブライエニーが助けに来る
  • エラリアとサンドスネークたちは、ドーラン・マーテルと息子トリスタンを殺し、ドーンを乗っ取る
  • デナーリスはヴァエス・ドスラクの“ドシュ・カリーン”(寡妃の会)に連れていかれる

 

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よくわかる「紅の女」の解説

 

メリサンドルの予言、実は「スタニス」について一言も触れていない

ジョンの遺体をみた“紅の女”ことメリサンドルは「予言が外れた」と、驚きを隠せない。

炎の中に彼を見た

ウィンターフェル(北部)で戦う姿を

※字幕は「北部」になっているが、メリサンドルは「ウィンターフェル」と発言している

byメリサンドル

 

メリサンドルは“光の王”(ロード・オブ・ライト=Lord of Light)に仕える“紅の祭司”(レッド・プリースト=Red Priest)のひとり。

“紅の祭司”は炎の中から予言を見ることができ、メリサンドルは「ボルトン家は倒れる」とスタニスに宣言していた。

ウィンターフェル城を歩く自分を見ました

“皮の剝がれた男”の倒れた旗を見ました

※“皮の剝がれた男”=ボルトン家の紋章

byメリサンドル(シーズン5・エピソード7「贈り物」より)

 

興味深いことに、メリサンドルは「スタニスが~~」と言っていなかった。つまり予言内容をまとめると

  • 自分(メリサンドル)はウィンターフェル城を歩く
  • ボルトン家の旗は倒れる(ボルトン家が滅ぶとは言っていない)
  • ジョンはウィンターフェルで戦う(ジョンの勝敗は不明)

であり、「スタニスが~~」とは言っていない。

 

となると、メリサンドルが見た炎の中の予言は「ジョンがボルトン家と戦う姿」

 

まぁ、ジョンは死んでしまったので、どっちにしろ予言は外れているのだけど。

いや、ちょっと待てよ…

 

“紅の祭司”は人間を蘇らせる

紅の女 ジョン遺体

出典:hbo.com

メリサンドルと同じく“紅の祭司”であるミアのソロスは、人を甦らせた

ココがポイント

シーズン3・エピソード5「炎の口づけ」では、ミアのソロスはブラザーフッドのべリックを蘇らせた

 

とはいえ、メリサンドル自身は、人を蘇らせた経験がない。

シーズン3・エピソード6「登壁」で蘇ったべリックを目撃したメリサンドルは「あり得ない」と言い、かなり戸惑っていた…

 

“蛙のマギー”の予言は当たっている

紅の女 サーセイ ジェイミー

出典:hbo.com

ミアセラを亡くしてしまったサーセイは、“蛙のマギー”(Maggy the Frog)の予言についてジェイミーに語る。

こうなることを 魔女が予言してたわ

供を3人作り すべて失う

金の屍衣(しい)

すべて魔女の予言通り

これは運命よ

byサーセイ

 

サーセイは幼い頃、魔女の“蛙のマギー”に3人の子どもの死を予言されていた。

ココがポイント

  • 子ども3人は黄金の屍衣(しい)=子ども3人は死ぬ

※屍衣(しい)=死者に着せる衣服

※予言の詳しい説明はシーズン5・エピソード1「新たな戦いの幕開け」を参照ください

 

ミアセラを亡くしたサーセイは、子ども2人に先立たれてしまう。

  1. 長男ジョフリー
  2. 長女ミアセラ
  3. 次男トメン

 

“蛙のマギー”の予言が正しいのであれば、

トメンの死も近い??

 

デナーリスはヴァエス・ドスラクの“ドシュ・カリーン”に強制連行

ヴァエス・ドスラク 地図

前エピソード「慈母の慈悲」でドスラク人に捕らえられたデナーリスは、ドスラク唯一の都市ヴァエス・ドスラクに連れていかれる。

ココがポイント

ヴァエス・ドスラクはシーズン1・エピソード4「壊れたものたち」の舞台のひとつ。

 

ドスラク人に捕らえられたデナーリスは、ドスラクの寡妃(王妃で配偶者を失った人)だと分かる解放されるが、逆に“ドシュ・カリーン”(寡妃の会)で生涯を過ごすことが決められてしまう。

 

なぜなら、ドスラク人の決まりで

  • カール(王)の死後、カリーシ(女王)は
  • ヴァエス・ドスラクの“ドシュ・カリーン”(寡妃の会)
  • 死んだカール(王)の妻たちと生涯を過ごさないといけない

の伝統とルールがあるから。

 

メリサンドルは数世紀にわたって生きてきたババァ

最後の

は? 何が?!

シーンについて。

 

なぜ、メリサンドルがあの姿にになるかは分かりません…(その後説明がない…)

 

「紅の女」のメイキングでは、メリサンドルは

  • 実は数世紀にわたって生きている
  • 本当の姿を隠している

と説明されています。

  • 数世紀生きてきた=歴史的事件をすべて見てきた
  • 本当の姿を隠している=ウソで固められた生き方をしている

ということを強調したかったのかもしれませんね。(推測です)

 

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「紅の女」の感想

サンサとシオン、あそこから飛び降りて骨折しなかったの!?

 

っていうのはさておきましょう。

 

シーズン6から「映像の美しさ」が格段とあがりましたね。(過去シーズンも十分キレイだけど)

紅の女 サンサ シオン

出典:hbo.com

紅の女 サンサ シオン2

出典:hbo.com

 

そしてこのエピソードから

リーク⇒シオン

に戻してあげましょう。

お前がロブを裏切ったことは一生忘れないけど。

 

にげろー

 

ホーダー
ホーダー×0回

 

「紅の女」の名言

Fuck prophecy. Fuck fate. Fuck everyone who isn't us. We're the only ones who matter, the only ones in this world. And everything they've taken from us, we're going to take back and more. We're going to take everything there is.

予言など信じるな

他人などどうでもいい

大切なのは俺たちだけだ

奪われたものは それ以上にして奪い返す

すべてを手に入れよう

byジェイミー・ラニスター

 

>>つぎは「エピソード2:故郷(Home)」

 

>>「ゲーム・オブ・スローンズ」各エピソードのまとめページへ行く

まとめページ
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