シーズン6:冬の狂風

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン6・エピソード2「故郷」

投稿日:2019年3月30日 更新日:

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故郷

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン6:冬の狂風
  • エピソード2:故郷

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。

※リンクがはってあるキーワードをクリックすると詳細を確認できるが、これもネタバレにつながる可能性あり

 

 

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すぐにわかる「故郷」のあらすじ

前回のおさらい(シーズン6、エピソード1:「紅の女」)

  • ジョンに忠実なナイツ・ウォッチたちとダヴォスは、ジョンの遺体を部屋に運び、裏切り者たちへの反撃策を練る
  • 逃げるサンサとシオンは追ってに捕まってしまうが、ブライエニーが助けに来る
  • エラリアとサンドスネークたちは、ドーランとトリスタン・マーテルを殺し、ドーンを乗っ取る
  • 人質となったデナーリスはヴァエス・ドスラクに連れていかれる

 

今回のあらすじ

  • ブランはグリーン・サイトの能力を使い、昔のウィンターフェルを見る
  • ジョンの死を知った野人たちはキャッスル・ブラックに戻る
  • ティリオンは鎖でつながれた2頭のドラゴンを自由にする
  • ラムジーは父ルースを殺して新しく北部総督となる
  • アイアン・アイランドに戻ってきたユーロン・グレイジョイは兄のベイロンを殺す
  • メリサンドルは魔法を使ってジョンを復活させる

 

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よくわかる「故郷」の解説

 

シーズン6のブランは過去のビジョンをたくさん見る

ブランちゃん、お久しぶり。シーズン4・エピソード10「世継ぎたち」以来ですね。

ここでブランが今まで何をしてきて、これから何をしようとしているのか、今一度整理しときましょう。

  1. 三つ目の鴉の夢を見る
  2. シオンから逃げるためにウィンターフェルを去り、北へと向かう
  3. ジョジェン、ミーラに出会う
  4. グリーン・サイト(縁視力)とウォーグ(狼潜り)の能力があることを知る
  5. グリーン・サイトの能力で三つ目の鴉の居場所がわかる
  6. 三つ目の鴉の元でグリーン・サイトの訓練をする ←イマココ

ココがポイント

グリーン・サイト(縁視力)とウォーグ(狼潜り)の能力は違う。

  • グリーン・サイトは過去・現在・未来のビジョンを見れる能力
  • ウォーグは獣や人間の中に入り、別の体をコントロールしたり目を使ったりできる能力

詳しい説明はシーズン3・エピソード2「三つ目の鴉」にて

 

シーズン6のブランは、三つ目の鴉と共にグリーン・サイトの能力で過去のビジョンを見ることになる。

ネタバレしない範囲で言うと、

わざわざ過去を振り返る=ストーリーを変える大きな出来事が過去に隠されている

ということですね。

 

 

そんなわけで当エピソード「故郷」では、ブランが生まれる前のウィンターフェルへと行く。

左からベンジェン、ネッド、リアナのスターク兄弟。一番右はロドリック・カッセル。

 

散々述べられてきたリアナ、映像では初登場ですね。

ロドリック・カッセルはスターク家の武術指南役、シーズン2・エピソード6「古今の神々」でシオンに処刑された人。

ロドリック・カッセル

出典:hbo.com

 

体がデカイ少年はウィリスと呼ばれていたホーダー。

ウィリスの耳を引っ張り、稽古を中断させるのはオールド・ナン。

 

オールド・ナンは、シーズン1・エピソード3「冥夜の守人」でブランに怖い昔話をしていたおばあちゃん。

オールド・ナン

出典:hbo.com

 

ちなみにこのシーンで、ネッド⇒ベンジェンに言う

Keep your shield up, or I’ll ring your head like a bell.

盾を上げないと頭を鐘のようにぶっ叩くぞ

と全く同じセリフがシーズン5・エピソード1「新たな戦いの幕開け」であった。そのときは、ジョン⇒オリーへのアドバイスとして使われていた。

おそらく、ネッドは自分の子供たちにも教えていた言葉なのでしょう。

 

“三つ目の鴉”と“リーフ”の俳優チェンジ

シーズン4・エピソード10「世継ぎたち」に少しだけ登場した“三つ目の鴉”と“リーフ”の俳優が変わる。

見た目は異なるけど、同一人物。

 

<俳優チェンジ> 三つ目の鴉(演:マックス・フォン・シドー)

三つ目の鴉 シーズン4

出典:fandom.com

三つ目の鴉

出典:hbo.com

 

シーズン4はストルアン・ロジャー、シーズン6はマックス・フォン・シドー

 

<俳優チェンジ> リーフ(演:カエ・アレキサンダー)

リーフ シーズン4

出典:fandom.com

リーフ

出典:hbo.com

 

シーズン4はOctavia Alexandru、シーズン6はカエ・アレキサンダー

 

ドラゴンは鎖につながれると退化する

ミーリーンの地下墓所で監禁されている2頭のドラゴン、レイガルとヴィセーリオンはまだ鎖につながれたまま。

ティリオンいわく、ドラゴンを鎖でつなげると体が小さくなってしまうとのこと。

エイゴン(征服王)のドラゴンは 何百キロも移動した

だが やがて 鎖でつながれるようになり

数世代後のドラゴンは 猫並みの大きさになっていた

鎖を外さねば 飼い殺しになる

byティリオン

 

  • ドラゴンに鎖をつなげると、成長が止まり退化する
  • ドラゴンを自由にすると、暴れだして人間や動物を勝手に殺す

というトレードオフがあるなか、ティリオンは鎖を外すことを選択する。

 

ココがポイント

ティリオンと似たような発言はシーズン3・エピソード7「女剣士と熊」でもあった。そのときは、タイウィン⇒ジョフリーに「最後のドラゴンの頭蓋骨はリングほどの大きさ」と教え、気にする必要はないと言っていた。

 

ドラゴンは「友」を知っている

 

はたまたティリオンからのドラゴン情報。ドラゴンは「友」と「敵」を区別できるとのこと。

ティリオン:

ミッサンデイ

何度ドラゴンに近づいた?

 

ミッサンデイ:

何度も

 

ティリオン:

危険な目には?

 

ミッサンデイ:

遭ってない

 

ティリオン:

ドラゴンは賢い

人間より賢いと言う メイスターもいる

友にはなつき 敵には猛(たけ)る

俺は友だ

 

たしかに、ドラゴンはデナーリスや側近には危害を加えてこなかった。本能で「友」と「敵」が判断できているのでしょう。

 

この能力は「ゲーム・オブ・スローンズ」におけるもう一つ重要な生き物と全く同じですね。

そう、ダイアウルフと。

 

カースターク家はボルトン家を支持

ロブが父を処刑して以来 スターク家は敵です

北部に新しい血を入れましょう

byハラルド・カースターク

 

こう言うのは、リカード・カースタークの息子のハラルド・カースターク(演:ポール・ラットレイ)。

ハラルド・カースターク

出典:hbo.com

 

リカード・カースタークは、シーズン3・エピソード5「炎の口づけ」でロブに処刑された、元・スターク家の旗主の長。

リカード・カースターク

出典:hbo.com

 

北部に大きな影響力をもつカースターク家は、リカードの処刑以来、ボルトン家を支持している。

さらに言うと、アンバー家やマンダリー家などの名家もボルトン側。

 

サンサに逃げられてしまったけど、未だにボルトン家(ラムジー)は北部の大半を占めている。

 

新キャラのユーロン・グレイジョイ(演:ピルウ・アスベック)

ユーロン・グレイジョイ

出典:hbo.com

  • ベイロンの弟
  • シオン、ヤーラの叔父

 

ユーロン・グレイジョイの簡単な経歴

  • グレイジョイの反乱で指揮をとり、タイウィン・ラニスターの船隊を焼き尽くすことに成功
  • しかし、反乱は失敗に終わり、ウェスタロスから亡命
  • 海賊となり、オールドタウン(サムが今向かっている場所)からエッソス大陸のクァース(シーズン2にデナーリスがいた場所)を航海
  • アイアン・アイランド(鉄諸島)に戻り、新王となるために兄ベイロンを殺す

 

ベイロンは死んだからといって、子供のヤーラやシオンが新王になれるとは限らない。

“塩の玉座”をめぐり、ユーロンはこれからヤーラと選挙で戦うことになる。

 

ココがポイント

アイアン・アイランドは他のウェスタロスの地域と異なり、選挙によって王が決まる。

 

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「故郷」の感想

エピソード名「故郷」は色んな意味を重ねた「ゲーム・オブ・スローンズ」の典型的なパターン。

  • 過去のウィンターフェルのビジョンを見て「故郷」に戻るブラン
  • 人生をやり直すために「故郷」に戻りたいシオン
  • 新王になるために「故郷」に戻ったユーロン

などなど。

 

このエピソードを見返した思ったのは、ほとんど喋ってばっかなのに面白い。

びっくりするくらい移動距離少ない。たぶん最初から最後まで全キャラクター合わせて100歩も歩いてないんじゃないかな。

「ゲーム・オブ・スローンズ」は

  • 立ちながら喋ったり
  • 座りながら喋ったり
  • ゆっくり歩きながら喋ったり

しているだけなのに、魅力あふれる1時間にできるところがスゴイ!

 

 

「見返して思ったこと」にちなんで言うと、「シーズン5にブランが一度も登場しない」選択は良かったと感じている。

故郷 ブラン

出典:hbo.com

長いブランクがあったからこそ、ブランはよりミステリアスな存在になれたんじゃないかな。(てか成長しすぎ!)

 

 

ミステリアスで言うなら、「ジョンが蘇ったこと」よりも

 

昔のホーダーは普通に会話できたこと

 

だよね。

 

 

ホーダー×4回

 

「故郷」の名言

I drink, and I know things.

僕の場合は 酒が教えてくれる

byティリオン・ラニスター

 

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