【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン4・エピソード2「獅子と薔薇」

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

をネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。

 

 

すぐにわかる「獅子と薔薇」のあらすじ

前回のおさらい（シーズン４、エピソード１：「二本の剣」）

• ラニスター家はヴァリリア鋼の剣を手に入れる
• オベリン・マーテルが王都入りする
• アリアは“ニードル”を奪い返す

 

今回のあらすじ

• “グリーンサイト”（縁視力）のビジョンをみたブランは目指すべき場所が「北のウィアウッドの下」だと分かる
• ティリオンは不本意ながらもシェイに別れを告げる
• 祝宴中に毒を盛られたジョフリーは息を絶える

 

よくわかる「獅子と薔薇」の解説

 

ドレッドフォート城にて

“レッド・ウェディング”から帰還したルース・ボルトンはドレッドフォート城（The Dreadfort）に到着する。ここは北部にあるボルトン家の本拠地。（下地図の赤点）

 

ここから登場する新キャラ２名と、北部総督となったルース・ボルトンが最初に行う２つの仕事について少しふれておこう。

 

新キャラのミランダ（演：シャーロット・ホープ）

• ラムジーの愛人
• ドレッドフォート城の犬舎長の娘
• ラムジーと同じくドＳ

 

 

ウォルダ・ボルトン（演：エリザベス・ウェブスター）

• ルース・ボルトンの妻
• ウォルダー・フレイの孫

 

ラムジーはモウト・ケイリンを奪いに行く

北部に属する“モウト・ケイリン”（要寒ケイリン＝Moat Cailin）はまだアイアン・ボーン（鉄人）に占領されている。

この要寒を占領されていると、北部と南部を行き来できる沼地の“ネック”（地峡＝The Neck）を通ることができない。

 

父ルースからモウト・ケイリンを奪うように命じれられたラムジーは、ベイロン・グレイジョイの息子シオンを使い、アイアン・ボーン（鉄人）を追いやることにする。

 

ロックはブランとリコンを殺すためにキャッスル・ブラックに向かう

ルース・ボルトンは、ブランとリコンがまだ生きていることを知る。

スターク家の人間（特に男）の存在は、北部でのボルトン家の立場を危うくする。（ネッド、ロブ亡き今でも、スターク家のサポーターは多い）それ恐れたルース・ボルトンは、家臣のロック（ジェイミーの右手を切り落とした奴）にブランとリコンの暗殺を命じる。

ロックはスターク家兄弟がいるとされるキャッスル・ブラックに向かうことになるが、

ブランもリコンも、いないよ…

 

ブランが目指すべき場所は「北」のウィアウッドの「下」

“ウィアウッド”（心の木＝weirwood）に触れたブランは“グリーンサイト”（縁視力＝Greensight）の能力で

を知ることになる。

 

 

ブランが見た“グリーンサイト”のビジョンは、コマ送りで何が何だか分かんないすよね…っていうことで、映った内容を整理してみました。

 

“グリーンサイト”によると、「北」にある「木の下」で「私を探せ」とのことだが…

 

• デナーリスが見た廃墟のキングズ・ランディング
• キングズ・ランディングの上空を飛ぶドラゴンの影
• ホワイト・ウォーカーの顔

は何を意味する？？

 

キングズ・ランディングにて

キングズ・ランディングでの４つのポイントについて簡単にまとめておこう。

 

新キャラのメイス・タイレル登場

• リーチ（河野平野＝Reach）の領主
• レディ・オレナの息子
• マージェリー、ロラスの父親

 

トメン・バラシオン役の俳優チェンジ

シーズン４からトメン・バラシオン役の俳優がディーン＝チャールズ・チャップマンに変わる。

※シーズン１～２まではカラム・ワリー。（シーズン３にはトメン自体登場しない）

 

 

ジョフリーの新しいヴァリリア鋼の剣「ウィドウズ・ウェイル」

前エピソード「二本の剣」で新しく作られた２本のヴァリリア鋼の剣のうち一本はジェイミーに与えられていた。

二本目は、結婚祝いとしてジョフリーへと渡る。（まぁすぐにジョフリーは死ぬことになるので短い期間だったが）

 

ジョフリーは結婚祝いでもらったヴァリリア鋼の剣を“ウィドウズ・ウェイル”（Widow's Wail）と名付ける。

使うたびに　ネッド・スタークの首を落としたことを思い出せる

byジョフリー

だそうです。

こいつガチでヤバイな…

 

まあ、ジョフリーの中二病っぷりはさておき、この大変貴重なヴァリリア鋼の剣は、誰に引き継がれるのでしょうか…

 

サンサを逃がすのは道化師のドントス・ホラード

毒を盛られたジョフリーが倒れ込んでいるとき、サンサに逃げるように懇願するのは道化師のドントス・ホラード。

前エピソード「二本の剣」で、サンサに大事なネックレスを渡していた変な酔っ払いのヤツです。

 

「獅子と薔薇」の感想

いつもだったら９話目あたりにデカイ・イベントがやってくる「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、シーズン４はエピソード２からエンジン全開ですね。

↑

ここまで行くと、なんかヤバイことが起きるんだろうな～と思いつつ。まさかの。

 

ジョフリー死亡。

 

 

気持ちいい～

ただ、その半面少し悲しい。

伝説の悪役がもう見れないと考えると…

 

 

あと、もう一つ。

ティリオンとシェイの別れ。

本当は好きなのに、一緒にいたいのに。

ウソをつかないといけない状況はいつでもつらい。

 

 

 

 

 

＞＞つぎは「エピソード３：奴隷解放者（Breaker of Chains）」

 

＞＞「ゲーム・オブ・スローンズ」各エピソードのまとめページへ行く

まとめページ

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