この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は
- シーズン5:竜との舞踏
- エピソード9:竜の舞踏
をネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。
シーズン5:竜との舞踏
- エピソード1:新たな戦いの幕開け(The Wars to Come)
- エピソード2:黒と白の館(The House of Black and White)
- エピソード3:雀聖下(High Sparrow)
- エピソード4:ハーピーの息子たち(Sons of the Harpy)
- エピソード5:“壁”の決断(Kill the Boy)
- エピソード6:父の仇(Unbowed, Unbent, Unbroken)
- エピソード7:贈り物(The Gift)
- エピソード8:堅牢な家(Hardhome)
- エピソード9:竜の舞踏(The Dance of Dragons)←今回はコレ
- エピソード10:慈母の慈悲(Mother's Mercy)
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すぐにわかる「竜の舞踏」のあらすじ
前回のおさらい(シーズン5、エピソード8:「堅牢な家」)
- ティリオンはデナーリスの相談役となり、ジョラーは再度追放される
- リーク(シオン)は、ブランとリコンを殺していないことをサンサに告白する
- ジョンとトアマンドらは、ハードホームで死の軍団に襲われてしまう
今回のあらすじ
- ジョンと野人たちはキャッスル・ブラックに帰還する
- ジェイミーとブロンは自由の身となり、ミアセラを王都に連れ戻す許可を得る
- アリアはブレーヴォスの港でマーリン・トラントを目撃する
- メリサンドルの助言に従い、スタニスは娘のシリーンを生贄にする
- デナーリスらはハーピーの息子たちの襲われるが、ドロゴンが助けに来る
よくわかる「竜の舞踏」の解説
スタニス軍の基地を燃やしたのはラムジー
大雪によって足踏みをくらっていたスタニス軍には、さらなる悲劇が訪れる。夜中に何者かが忍び込み、テント、食糧、馬が燃やされてしまう。
犯人は捕まることはなかったが、これはラムジーと20人の精鋭による仕業。
ラムジー:
スタニスからの攻撃を待たずに こちらか急襲し 鴉にごちそうをしましょう
ルース:
賢明の指揮官は 堅城の利を生かす
この城は 簡単に攻め落とせん
それに雪が深く 城壁の外に軍を出せない
ラムジー:
軍は不要です
20人の精鋭で十分
このままでは進軍も退却もできない。そう考えたスタニスは、食糧と馬を要請させるためダヴォスをキャッスル・ブラックに戻らせる。
大事なアドバイザーであるダヴォスを手放したこの選択は、スタニスの終わりの始まり。
シリーンが読んでいる本はターガリエン家の歴史書『双竜の舞踏』
シリーンがダヴォスに紹介する本は『双竜の舞踏』というタイトルの歴史書。この本は“双竜の舞踏”(The Dance of the Dragons)と呼ばれるターガリエン家の内乱に関するもので、ほとんどのドラゴンが死滅した話が描かれている。内容を完結にまとめると、
- ターガリエン家が七王国を征服してから約150年後(「ゲーム・オブ・スローンズ」が始まる約150年前)
- ヴィセーリス一世が亡くなり、子どものプリンセス・レイニラとプリンス・エイゴンが王位を争う(2人の母親は異なる)
- それぞれドラゴンを使った内戦に突入する
- 最終的にプリンス・エイゴンが王位を勝ち取るが、この戦いのせいでほとんどのドラゴンが死滅する
兄弟同士のケンカがきっかけで、最大で十数頭いたドラゴンが死滅する結果となってしまったターガリエン家の内乱が“双竜の舞踏”(The Dance of the Dragons)と呼ばれるようになったのです。
マーリン・トラントがブレーヴォス入りだってよ、アリアさん!
アリアはブレーヴォスの港に到着するマーリン・トラントの姿を目撃する。(マーリン・トラントはメイス・タイレルの護衛を務めている。詳細はエピソード4「ハーピーの息子たち」を参照)
マーリン・トラントは、シーズン1・エピソード8「進軍」でアリアの師匠シリオ・フォレルを殺したキングズガード。それ以来、アリアの“殺しのリスト”入りしている人物。
復讐を果たせる大チャンスが回ってきたよ、アリアさん…
ドラゴンは最強だけど、槍を使えば殺すこともできる
闘技場で“ハーピーの息子たち”(Sons of the Harpy)に襲われてしまうデナーリスたち。
助けに来たドロゴン(Drogon)は、行方知らずだったドラゴン。
ココがポイント
他の2頭のレイガル(Rhaegal)とヴィセーリオン(Viserion)はまだ地下墓所に閉じ込めらている。ドラゴンの特徴(色)についてはシーズン4・エピソード10「世継ぎたち」を参照
闘技場では最強っぷりを見せたドラゴンだが、気をつけなければならない。特に槍には。
エイゴン征服王の妹レイニスのドラゴン“メラクセス”は、ドーンでの戦いで槍によって殺された。
「竜の舞踏」の感想
ドロゴン、きたああああああああああああ!
これずっと見れるわ~
このシーンで一番好きなのは、デナーリスを威嚇したあと犬みたいおとなしくなっちゃうところ。可愛いとこあるんじゃんかね。
メリサンドル、というか“光の王”はゴミですね。ゴミ。
生贄作戦が仮にうまくいったとしても、スタニスはもう終わり。あそこまで落ちたらもう復活できまへん。
シーズン2のときは応援していたのに!
さようなら。
「竜の舞踏」の名言
The only thing that stays the same is we want who we want.
1つ変わらないのは 自分が誰を求めるかよ
byエラリア・サンド
シーズン5からしばらくおやすみです
↓
>>つぎは「エピソード10:慈母の慈悲(Mother's Mercy)」
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