広告 シーズン3:戦乱の嵐-前編-

【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン3・エピソード10「次なる戦いへ」

次なる戦いへ

出典:hbo.com

この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は

  • シーズン3:戦乱の嵐-前編-
  • エピソード10:次なる戦いへ

ネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。

 

 

スポンサーリンク

すぐにわかる「次なる戦いへ」のあらすじ

前回のおさらい(シーズン3、エピソード9:「キャスタミアの雨」)

  • ブランは“ウォーグ”の力があると自覚する
  • ジョンは「義務」を選び、イグリットや野人たちと決別する
  • デナーリスはユンカイを征服する
  • ルース・ボルトンとウォルター・フレイは裏切り、ロブ、キャトリン、タリサ、北部軍、タリー軍を惨殺する

 

今回のあらすじ

  • ヤーラは弟のシオンを助けると決意し、アイアン・アイランドを出発する
  • ダヴォスは捕虜となってたジェンドリーを逃がす
  • サムとジョンはキャッスル・ブラックに帰還する
  • ジェイミーはキングズ・ランディングに帰還する
  • デナーリスはユンカイで解放された元奴隷たちから“ミサ”(母=Mhysa)と崇められる

 

スポンサーリンク

よくわかる「次なる戦いへ」の解説

 

“レッド・ウェディング”後の出来事まとめ

衝撃的なラストを飾った前エピソード「キャスタミアの雨」では、ロブ率いる北部の連中は一掃されてしまう。

  • ロブ
  • キャトリン
  • タリサ
  • グレイウィンド(ロブのダイアウルフ)
  • ほとんどの北部軍
  • ほとんどのタリー軍

“レッド・ウェディング”(Red Wedding)で残念ながら死亡。

 

そして生き残った4人は…

 

北の独立戦争は終わり、新たにルース・ボルトンが北部総督となる

ルース・ボルトン

出典:hbo.com

“北の王”ロブの死亡により、独立を求めていた北部の戦争は終わる。

また、タイウィン・ラニスターによって、ルース・ボルトンが新しい北部総督に任命される。(※ただし、サンサとティリオンの息子が生まれるまで)

 

新リヴァーランドの領主(リヴァーランの城主)はウォルダー・フレイ

ウォルダー・フレイ

出典:hbo.com

前リヴァーランドの領主、かつリヴァーランの城主のエドミュア・タリーは捕虜となる。

タイウィン・ラニスターによって、ウォルダー・フレイがリヴァーランドの領主、かつリヴァーランの城主となる。

 

リヴァーランの本拠地がリヴァーラン城

 

前リヴァーランドの領主のエドミュア・タリーは捕虜となり牢で監禁される

エドミュア・タリー

出典:hbo.com

“レッド・ウェディング”でエドミュアと花嫁は床入りの儀のため退出した。

と思われていたが、エドミュアは捕虜となり牢に入れられる。

 

”ブラックフィッシュ”ことブリンデン・タリーは逃亡中

ブリンデン・タリー

出典:hbo.com

戦いが勃発したとき、“ブラックフィッシュ”はたまたまトイレに行っていた。

死体が見つかってないことから、逃げたと推測。

 

シオンを拷問しているのは落とし子ラムジー・スノウ

ラムジー

出典:hbo.com

シオンをずっと拷問していた謎の少年は、ルース・ボルトンの落とし子のラムジー・スノウだったことが、このエピソードで初めて分かる。

 

こいつは、かなりヤバイ…

ドSっぷりならジョフリーといい勝負。

ただ、口だけのジョフリーと違い、ラムジーは戦闘能力が高そう。彼はシーズン3・エピソード3「処罰の道」で、巧みな弓術を披露している。

 

あと、シオン改め”リーク”(くさや=Reek)と名付けるあたり、命名センスもすごい。(あとソーセージの食い方も笑)

 

英語の勉強

reek = くさや、悪臭

 

落とし子は生まれた場所によって名字が決まる

ところで、ラムジーの名字のスノウはジョンと同じ? 

と思った方も多いのではないでしょうか。答えは、はい、同じです。

 

落とし子の名字は、生まれた(育てられた)場所によって決まる。

落とし子 名字

出典:fandom.com

落とし子の姓と領土

  • スノウ:北の王国(北部)
  • パイク:鉄諸島の王国
  • ストーン:山と谷間の王国(アリンの谷間)
  • ヒル:岩の王国(西部)
  • フラワーズ:河間平野(リーチ)
  • ストーム:嵐の王国(ストームランド)
  • サンド:ドーン
  • リヴァーズ:リヴァーランド
  • ウォーターズ:王室領

 

  • 北部のスターク家の落とし子ジョン
  • 北部のボルトン家の落とし子ラムジー

の名字は、同じスノウ(Snow)となる。

 

“夜の砦”の怖い話は伏線?

ブランたちが宿をとった“夜の砦”(ナイト・フォート = The Nightfort)前エピソード「キャスタミアの雨」でサムが向かってた場所と同じ。ここには秘密の出撃路があり“壁”を自由に出入りできる。

ここのシーンでは、ブランは怖い昔話をする。

ここには いろんな話が

怖い話だ

“鼠(ネズミ)のコック”を?

ナイツ・ウォッチのコックだ

理由は忘れたけど王を恨んでた

王が夜の砦を訪ねると

コックは王の息子を殺し 肉でパイを作った

玉ねぎやベーコンと一緒に

そのパイを コックは王に出した

王は味を気に入っておかわりを要求した

神々はコックを呪い 鼠に変えた

以来 コックはこの夜の砦をさまよってる

自分の子たちを食べながら

でもいくら食べても 満腹にならない

神々が呪ったのは単に殺したからではない

客を殺したからだ

神々はそれが許せない

byブラン

 

これは通称“レッド・ウェディング”の話でしょうか?

それとも、別の伏線??

 

レッド・キープの地下には、ドラゴンの頭蓋骨が飾られている

手紙を読むダヴォスに、歴史書を勧めるプリンセス・シリーン。

バレリオンのことが

レッド・キープの地下牢に今も骨があるって

byプリンセス・シリーン

 

バレリオンは、シーズン2・エピソード7「義なき男」でも少し言及された、エイゴン征服王が乗ってた伝説のドラゴンの名前。

レッド・キープの地下牢はシーズン1・エピソード5「狼と獅子」で猫を追いかけるアリアが迷い込んだ場所。ここには、歴代のドラゴンの頭蓋骨が飾られている。

 

バレリオンやレッド・キープの地下は、今後もストーリーに…

 

スポンサーリンク

「次なる戦いへ」の感想

前エピソード「キャスタミアの雨」を含む、イベント盛りだくさんのシーズン3を上手いこと締めくくったラストエピソードでは2回泣いてしまった。

 

最初は悲し涙。

ロブの体とダイアウルフの頭が縫い付けられた姿をみたアリアちゃん…

アリアは父、母、兄の死をすべて見ちゃっているんですね。不運すぎる。

 

もう1回は嬉し涙。

デナーリスが元奴隷たちに崇められるラストシーン。

シーズン3の第1話のときなんて、兵士すらいなかったのに。成長したな!

 

 

いや~それにしてもシーズン3はすべてのエピソードが素晴らしいですね。

  • シーズン1:う~ん、いろいろ難しいけどそこそこ面白いから次もみるか
  • シーズン2:後半あたり(特にブラックウォーターの戦い)から「お? 結構楽しくなってきたぞ」
  • シーズン3:ヤバイんですけど、おもしろすぎて早く次のエピソード見たいんですけど、止まらないですけど

って、感じすかね、個人的には。

 

次はシーズン4。私が大好きなシーズン4...

 

 

ホーダー
ホーダー×3回

 

「次なる戦いへ」の名言

Every time we deal with an enemy, we create two more.

敵を排除するたび 倍の敵を生んでる

byティリオン

 

>>つぎは「エピソード1:二本の剣(Two Swords)」

 

>>「ゲーム・オブ・スローンズ」各エピソードのまとめページへ行く

まとめページ
「ゲーム・オブ・スローンズ」解説ガイドブック!全73エピソードを攻略

  世界各国で社会現象となった『ゲーム・オブ・スローンズ』を日本でも流行らせたい! そんな思いで、『ゲーム・オブ・スローンズ』のすべてのエピソードを解説することにしました。   当 ...

続きを見る

 

-シーズン3:戦乱の嵐-前編-