19年10月31日更新
「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」の
- <1作目>ホワイト・ウォーカー誕生起源を描くシリーズ「仮題:Bloodmoon」は制作中止
- <2作目>ターガリエン家に焦点を当てたシリーズ「House of the Dragon」は制作決定
となりました。
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ターガリエン家の内戦を描く「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」製作決定
日本時間19年10月30日、「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」に関する悲しいニュースと嬉しいニュースが同日に報道されました。 以下、それぞれの報道内容をまとめています。 &nb ...
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久しぶりに「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズに関するニュースが報道されました。
この記事では、パイロット版の制作が決まったとされる(まだ公式には発表されていない)※制作が正式に決まった
「ターガリエン家の治世を描いた新テレビシリーズ」
について分かってる情報をまとめていきます。
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一旦整理! 「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚は全部で3~5シリーズの製作を予定している
今回報道にあがった「ターガリエン家の治世を描いた新テレビシリーズ」に入る前に、「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚」について一旦整理したいと思います。
「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」あるいは“スピンオフ”とは、
- シリーズの数は全部で
4⇒5⇒4⇒3つ?(情報がコロコロ変わるけど、今は3つに落ちついた模様) - 時代設定はすべて「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編ではなく、前日譚(プリクエル)
- 「ダンクとエッグの物語」はやらない(GOTの約90年前)
- 「ロバートの反乱」もやらない(GOTの約16年前)
↑
※これらの情報は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティン(以下GRRM)の公式ブログ「NOT A BLOG」につづられた情報を参考にしています。詳しくは下記にて。
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「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」原作者GRRMがブログで発信してる内容をまとめてみた
社会現象を巻きおこした「ゲーム・オブ・スローンズ」。最終章となるシーズン8の放送が19年5月に終わり、これにて「本編」が完結しました。 で・す・が! ここからはその前の時代が描かれる「前 ...
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全部で3つ(?)ある「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズのうち、
1作目となる「仮題:Bloodmoon(ブラッドムーン)」のパイロット版の撮影が、19年7月末に終わっています。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ1作目のあらすじ&キャスト
2020年以降に放送を予定している「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚シリーズ。 前回の記事では、GOT原作者でありながら前日譚シリーズのプロデューサー兼脚本家を務めるジョージ・R・R・マーティンが発 ...
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スターク家やダイアウルフ!「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚5つの新事実!
現在撮影中の「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ。1作目となる「ブラッドムーン(仮題)」に関して、Entertainment Weeklyが5つの新事実を明かしました。 そこで判明 ...
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「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ1作目のパイロットが撮影終了
2019年5月より撮影に入った「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ。1作目となる「仮題:Bloodmoon(ブラッドムーン)」のパイロット版の撮影が終了しました。 この記事は、 に ...
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なお、「仮題:Bloodmoon(ブラッドムーン)」の撮影が終わったのはパイロット版のみです。あくまでもパイロット版なので、あまりにも出来が悪かった場合、企画倒れとなってしまう可能性さえもあります。
パイロット版とは
パイロット版とは、「第1話」のこと。アメリカのテレビシリーズは莫大な製作費をかけており、たとえば「ゲーム・オブ・スローンズ」になると1シーズンで数十億~数百億円を使っている。そこで失敗した場合(低視聴率など)のリスクを避けるため、パイロット版(=第1話)を撮り終えた段階で放送局、制作関係者、批評家などにみせて、修正などを加えていく。パイロット版の出来があまりにも悪かった場合、製作中止になる可能性もある。
以上を踏まえたうえで、この記事の本題「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ2作目となる「ターガリエン家の治世」について説明していきます。
19年10月31日更新
「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」の
- <1作目>ホワイト・ウォーカー誕生起源を描くシリーズ「仮題:Bloodmoon」は制作中止
- <2作目>ターガリエン家に焦点を当てたシリーズ「House of the Dragon」は制作決定
となりました。
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ターガリエン家の内戦を描く「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」製作決定
日本時間19年10月30日、「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」に関する悲しいニュースと嬉しいニュースが同日に報道されました。 以下、それぞれの報道内容をまとめています。 &nb ...
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前日譚シリーズ2作目はターガリエン家の治世を描いたシリーズになるだろう
それでは、新たに報道された「ターガリエン家の治世を描いた新テレビシリーズ」について分かってる情報をまとめていきます。ポイントは4つ、
- HBO公式の発表じゃないけど、信ぴょう性は高い
- 物語は「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から始まり、ターガリエン家の治世を描く
- 【予想】新シリーズでは、約300年続いたターガリエン王朝の始まりから終わりまで、すべてみれる?
- 新シリーズの制作・撮影もあくまでパイロット版
HBO公式の発表じゃないけど、信ぴょう性は高い
新テレビシリーズの概要に入る前に、信ぴょう性について少しだけ。
今回の報道はHBO公式発表ではありませんが、大手である
がいち早く報じたことを考えると、かなり信用してもいい情報だと思います。
また、EWの記事は「ゲーム・オブ・スローンズ」の“内通者”として知られてるジェームス・ヒバード記者によるものなので、信ぴょう性はかなり高いでしょう。
物語は「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から始まり、ターガリエン家の治世を描く
「ターガリエン家の治世を描く」とされている新テレビシリーズは、ターガリエン家の歴史書『Fire & Blood』(2018)がもとになります。
※日本語訳『炎と血』は2020年12月17日に発売
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ターガリエン家の年代記『炎と血』が日本語訳でついに発売!『氷と炎の歌』シリーズ日本版カバー表紙まとめ
ついに!!ジョージ・R・R・マーティン著の『炎と血』が刊行決定&表紙公開!! 『炎と血』は2018年11月にリリースされていた原書『Fire & Blood』を二分冊し、2カ月連続で早川書房よ ...
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そういえば、原作者GRRMの公式ブログ「NOT A BLOG」では、それとなく『Fire & Blood』が前日譚シリーズに関わってくることを示唆していました。(たんに本の宣伝ではなかったんですね)
The one I am not supposed to call THE LONG NIGHT will be shooting later this year, and two other shows remain in the script stage, but are edging closer. What are they about? I cannot say. But maybe some of you should pick up a copy of FIRE & BLOOD and come up with your own theories.
ざっくり翻訳
- 「長き夜」と呼んではいけないシリーズは今年の後半(19年後半)に撮影を行う
- 他の2つの作品の脚本は執筆中だが、終わりがみえてきた
- 進行中の2つの作品の内容は言えないが、『Fire & Blood』を読んで仮説をたててみては?
『Fire & Blood』の舞台背景を簡単にまとめると、
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前まで
- “征服王”ことエイゴン・ターガリエン1世と妹レイニスと姉ヴィセーニアの3人で征服戦争を起こし
- この3人が中心となって七王国を統一(いや、厳密にはドーンを除く六王国か…)してターガリエン王朝を築き
- 約150年後のターガリエン家の王位をめぐる内乱「双竜の舞踏(Dance of the Dragons)」までを描く
つまり、「ターガリエン家の治世を描く」とされている新テレビシリーズは
【始まり】エイゴン征服王と2姉妹がターガリエン王朝を築いてから
↓
【終わり】自分たちの王位をめぐる内乱「双竜の舞踏」まで
となりそうですね。
ちなみに、、
「双竜の舞踏(Dance of the Dragons)」はGOTシーズン5・エピソード9「竜の舞踏」でシリーン姫が、ダヴォスに紹介している歴史的事件です。
双竜の舞踏はこんな戦い
- ヴィセーリス一世が亡くなり、子どものプリンセス・レイニラとプリンス・エイゴンが王位を争う(2人の母親は異なる)
- それぞれドラゴンを使った内戦に突入する
- 最終的にプリンス・エイゴンが王位を勝ち取るが、この戦いのせいでほとんどのドラゴンが死滅する(
18頭⇒2頭までに減ってしまう)
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【解説】『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5・エピソード9「竜の舞踏」
この記事では海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の解説・あらすじ・感想を書いております。今回は をネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思 ...
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【予想】新シリーズでは、約300年続いたターガリエン王朝の始まりから終わりまで、すべてみれる?
「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前までが描かれている、ターガリエン家の歴史書『Fire & Blood』は、2作目(続編)の出版を予定しているとのこと。(GRRMさん、お願いだからその前に『氷と炎の歌』を完成させてよ…)
2作目は「ゲーム・オブ・スローンズ」の約150年前からロバートの反乱まで、と言われています。
もし、「ターガリエン家の治世を描く新テレビシリーズ」が高視聴率をキープできれば、
約300年続いたターガリエン王朝の始まりから終わりまで
を全部みれることになる?!
となると、ターガリエン家 vs ターガリエンの落とし子、通称“ブラックファイアの反乱”もみれちゃう?!
新シリーズの制作・撮影もあくまでパイロット版
GOTファンなら待ちきれない新シリーズ、注意点が2つほど。
まず1つ目は、「HBO公式発表がされていない=まだ正式に制作は決定していない」こと。(とはいえ、EWのジェームス・ヒバード記者も記事として出しているので、信ぴょう性はかなり高いが…)
2つ目は「仮題:Bloodmoon(ブラッドムーン)」同様に、話しが進んでいるのは、あくまでもパイロット版のみであること。パイロット版(=1話目)なので、あまりにも出来が悪かった場合、企画倒れとなってしまう可能性さえもあります。
最後に
- ホワイト・ウォーカーの誕生起源を描く「仮題:Bloodmoon(ブラッドムーン)」なんてどうでもいい!
- ドラゴンがみたいんだ!!
という方には、ピッタリの作品になるかもしれないですね。
今回の記事は長くなってしまったので、このあたりで終わりにします。
次回は「ターガリエン家の治世を描いた新シリーズ」で期待したいこと、たとえば、
- エイゴン征服王の“恐怖のバレリオン”(Balerion the Black Dread)が出てくるとか
- “跪いた王”ことトーレン・スタークが出てくるとか
- タイレル家は出ないけどガードナー家は出てくるとか
- ハレンホールが廃墟じゃなくて、ガチで巨城だった姿でみれるとか
について予想をふくめて書いていきます~
それでは~~
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