はぁぁぁぁ(*´Д`)
辛いわ~ ついに終わってしまったわ~
この記事は海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8第6話「鉄の玉座」の感想と、各キャラの行く末について書いております。
ネタバレありなのでご注意!
シーズン8:最終章
- エピソード1:ウィンターフェル(Winterfell)
- エピソード2:七王国の騎士(A Knight Of The Seven Kingdoms)
- エピソード3:長き夜(The Long Night)
- エピソード4:最後のスターク家(The Last of the Starks)
- エピソード5:鐘(The Bells)
- エピソード6:鉄の玉座(The Iron Throne)←今回はコレ
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すぐにわかるシーズン8 第6話「鉄の玉座」のあらすじ
前回のおさらい(シーズン8 第5話:「鐘」)
- デナーリスを裏切ったヴァリスは処刑される
- ティリオンはデナーリスに黙ったまま、捕虜となったジェイミーを逃がす
- デナーリス&ドロゴンは王都を空爆し、ジョン率いる兵士がレッド・キープに攻め込む
- サーセイの軍は降参するが、マッド・クイーン化としたデナーリスは罪なき一般市民を巻き込んで王都を火の海にする
今回のあらすじ
- 焼け野原となった王都のまえで、デナーリスは勝利宣言をする
- 捕虜のジェイミーを逃したティリオンは、反逆の罪でデナーリスによって投獄される
- 獄中のティリオンに説得されたジョンは、デナーリスを刺し殺す
- ドロゴンは鉄の玉座を燃やし、母デナーリスの死体を拾って飛び立つ
- ブランは六王国の新王、サンサは独立した北部の新女王に任命される
- アリアはウェスタロスのウェストを探検しにいく
- デナーリスを殺した罪で逮捕されたジョンは、再びナイツ・ウォッチとして“壁”に送られる
各キャラの行く末をまとめてみた
今回は最終章、最終話。といことで、確認できたキャラたちの行く末をまとめてみました。
デナーリス
マッド・クイーン化したことより、ジョンに見切られ、心臓を刺されて殺される。けっきょく鉄の玉座に座れず。
ジョンがクイーン・スレイヤーとなったきっかけ、最後のトリガーはなんだったのだろうか。いろいろ考えられるけど、デナーリスが望む新しい世界では「民には選択肢がない」と本音を聞いてしまったことじゃないかな。
ドロゴン
母親の死を目の当たりにし、ドラカリスで鉄の玉座を溶かす。ドロゴンにとって、どうでもいい椅子のせいで、母親や兄弟を亡くした。
デナーリスの死体を拾って、どこかに飛び立つ。エッソスだといいな。ウェスタロスはデナーリスの地ではなかった。
北部の人たち
ジョン
デナーリス女王を殺した罪でナイツ・ウォッチに逆戻り。言及はされてないが、第1000代目総帥かな?(第998代目総帥はジョン⇒999代目はエッド⇒1000代目はまたジョン?)
ところで、もうホワイト・ウォーカーや野人の脅威がないので、そもそものナイツ・ウォッチの存在意義がよくわからない。念のため、かな?
ゴースト
Ghost finally got the love he deserves #GameofThrones pic.twitter.com/im8ufJAOVk
— Game of Thrones Facts (@thronesfacts) 2019年5月20日
可愛い♡
ブラン
木から六王国の王へと昇格する。(いや、まだ木か?)
子どもができないこと(統治者の素質がない人間を無理やり王にできないこと)が、かえって良い都合にはたらく。
七王国から独立した北部は、管轄外かな?
てかぶっちゃけ、誰が王になるとか個人的にはどうでもよかった
サンサ
七王国からの独立した北部の新女王となる。頭はキレるし、チンコで物事を考えないので、トップにふさわしい人物。
アリア
未だかつて誰も渡ったことがない、ウェスタロスのさらに西を冒険しにいく。コロンブスがアメリカ大陸を探検しに行った感じか。
そういえば、アリアは演劇女優のレディ・クレインに、「ウェスタロスのウェストを見てみたい」と宣言していた。
レディ・クレイン:
「では どこへ?」
アリア:
「東はエッソス」(Essos is east)
「西はウェスタロス」(Westeros is west)
「ウェスタロスの西は?」(but what's west of Westeros?)
~略~
アリア:
「見てみたい」
トアマンドと野人たち
ジョンとともに“壁”の向こう側へといく。こっちが故郷だよね。
小評議会のメンバー
ティリオン
新王ブランの王の手に任命される。政治に関わりたくないと言うが、木ブランによって強制的に六王国の尻拭いをするはめに。
そんなことより、「ロバと蜂の巣」のオチは結局聞けずじまい、、
昔 娼館に蜂の巣とロバを持ち込むと
女主人が言った…
※このジョークはシーズン1・エピソード6「黄金の冠」とシーズン6・エピソード8「誰でもない者」で2度言いかけ、2度中断された。オチはわからない。
ブロン
ハイガーデンの主?! リーチ(河野平野)一帯を治める?! 大蔵大臣(Master of Coin)?!
どんな昇格の仕方だよ? リーチの領主って、もしかしたらウェスタロスで最も裕福な人だぞ?!
サム
グランド・メイスター。あれ、勉学を放棄したのでは? まぁいいか。サムだし。
ロバートの反乱戦記をつづった『氷と炎の歌』は「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作名。
ダヴォス
海運大臣(Master of Ships)。海で右に出る者はいない。ふさわしい。
ブライエニー
キングズガード(王の盾)の総帥?(総帥は予想。本来であれば総帥は小評議会に出席するポジションなので、おそらく。)
キングズガードの偉業が記されてる“兄弟の書”にジェイミーの名誉「“女王を守って死す”」を追記する姿はカッコイイ。
※“兄弟の書”に書かれてる具体的内容は「ブライエニーが“兄弟の書”に追記したジェイミーの功績を翻訳してみた」を参考にしてください。
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ブライエニーが“兄弟の書”に追記したジェイミーの功績を翻訳してみた
人々を団結させるものとは? 軍? 金? 旗? 物語だ この世で物語以上 強力なものはない byティリオン・ラニスター(シーズン8・エピソード6「鉄の玉座」) ティリオンがこう語るように、 ...
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ポドリック
ポドリックはキングズガードに叙任?!
小評議会には直接関りなさそうだが、新王ブランの車イスを押す係としてちょいちょい顔を出すことになるのか。てかレッド・キープはバリアフリー対策すばらしいですね。
グレイ・ワームとアンサリード
ミッサンデイの出身地、ナース島へと旅立つ。ミッサンデイの遺骨は持ち運んでるのかな?
ドスラク人
全く持って不明。港にはいたが、船には乗っていなかったので、ウェスタロスにとどまるのかな?
ドラゴンピットにいた貴族たち
エドミュア・タリー
久々の登場。まさかだけど、新王に立候補しようとしてたわけじゃないよね 🙄
エドミュアおじさんに約1分間の尺を与えた製作陣、大胆なことするな~
ジェンドリー
デナーリスによって任命された、ストームズエンド(嵐の果て城)の領主のままか? ドラゴンピットの会議に出席してた貴族たちのひとりだから、おそらくそうだよな。
ヤーラ
ユーロンからアイアン・アイランドを奪回したけど、女王ではないのかな?(ブランは六王国の王だから、アイアン・アイランドは独立してない?)
あれ、でもデナーリスは独立していいって言ってなかったっけ? いや、でもデナーリスはもういないし。複雑…
ロビン・アリン公
スイート・ロビンことロビン・アリン公は急成長してスイートじゃなくなる。まだアイリー(高巣城)の城主か。
ヨーン・ロイス
偉そうに座ってた。君にはノーコメント。
プリンス・オブ・ドーン
誰だし? マーテル家の親族?
ハウランド・リード?
サムとエドミュアの間に座ってたオッサンはハウランド・リード? 公式メイキングなどを情報をお待ちしております。
シーズン8 第6話「鉄の玉座」の感想
正直にいうと、まだ考えがまとまっていない。好感もてた点もたくさんあれば、“ざっと仕上げた感”と思わざるを得ないポイントも多々あり。
良かった点でまず思いつくのは、ビジュアルでしょう。「ゲーム・オブ・スローンズ」は相変わらずテレビシリーズとは思えない視覚だらけ。
‘You’re a dragon. Be a dragon’ #GameofThrones pic.twitter.com/qQG9XM685W
— Game of Thrones Facts (@thronesfacts) 2019年5月20日
デナーリスとドラゴンが一体化したこの画は、鳥肌もの。これだけで見る価値あり。
他にも良かった点として、俳優陣の演技力。ティリオン役のピーター・ディンクレイジはいつも120点だし、アリア役のメイジー・ウィリアムズも素晴らしい。このシーン、くっそ泣いた。
‘You have your Needle?’
‘Right here’#GameofThrones pic.twitter.com/SpIIrBtLf5
— Game of Thrones Facts (@thronesfacts) 2019年5月20日
他にも他にも、メイスター・エイモンの伝説のセリフを言及するところとか!
最終章、最終話の前日に書いた、『ジョンに迫る究極の選択「愛」か「名誉」か』のとおり、まさかメイスター・エイモンが出てくるとは。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョンに迫る究極の選択「愛」か「名誉」か
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こういうワンダフルな点はたくさんあったけど、残念ながら最終章で指摘されてる悪い点がいつも以上に目立った。シーズン8の問題点である、「尺」が全然足りない。
当エピソードは前半(デナーリスが死ぬまで)と後半(新王ブランが誕生してから)の間の大事な説明描写が抜けてる。
- 愛するデナーリスを殺したジョンの気持ちは?
- ジョンとグレイ・ワームの間で、どんな会話が生まれたの?
- 北部(サンサ、ブラン)や他の貴族はどういう気持ちでキングズ・ランディングへと集まったの?
- アリアは、どこで何やってたの? ジョンを自由にさせるためになんかしてたの?
個人的には、デナーリスが亡くなった直後の各キャラの心の変化、ウェスタロスの動きなどを大切に描いてほしかった。
デナーリスがマッド・クイーン化するまでの道のり、灰の女王となった後のストーリーが、もう少しほしかった。
せめてあと3~4エピソードあれば…
とまぁ、それを踏まえたうえでも、8シーズンも続いた壮大な物語としては良いエンディングだったかな。総合的には。ここまでストーリーと登場人物が膨れ上がると、フワフワ~とした感じで締めくくった方がいいんじゃない?
これにて「ブレイキング・バッド」を超える歴代一位の海外ドラマとなりました「ゲーム・オブ・スローンズ」さん、長年ありがとうございました。テレビシリーズのあり方を変えてくれて、ありがとうございました。
And now my watch has ended.
我の務めは終わった
「鉄の玉座」の名言
「鉄の玉座」の名言
Love is the death of duty.
愛は義務を殺す
byジョン・スノウ
↑
もともとはシーズン1・エピソード9「ベイラー大聖堂」のメイスター・エイモンの言葉。
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