「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズ、2作目にゴーサインか?
と報じられたターガリエン家の治世を描く新テレビシリーズ 。(まだ正式には決定していません)
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「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズはターガリエン家の治世を描く
久しぶりに「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚シリーズに関するニュースが報道されました。 この記事では、パイロット版の制作が決まったとされる(まだ公式には発表されていない)※ ...
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この記事では、ターガリエン王朝に焦点をあてた新テレビシリーズで期待したい
- イベント
- 登場人物
- ドラゴン
- お城や舞台
などについて、予想をふくめて書いています。
※原作『氷と炎の歌』及び「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8までのネタバレ内容を含みます。
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「ターガリエン家の治世を描く新テレビシリーズ」のおさらい
前記事「ゲーム・オブ・スローンズ」2作目となる前日譚シリーズはターガリエン家の治世を描くの簡単なおさらい。(チェック済みの方は飛ばしてください)
前回の記事では、
- 新テレビシリーズはターガリエン家の歴史書『Fire & Blood』(2018)がもとになる
- 『Fire & Blood』は「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前までが描かれてる
- つまり新シリーズでは、エイゴン征服王と2姉妹がターガリエン王朝を築いてから(300年前) ⇒ 自分たちの王位をめぐる内乱「双竜の舞踏」まで(150年前)が描かれる?
と説明しました。
※日本語訳『炎と血』は2020年12月17日に発売
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『Fire & Blood』=新テレビシリーズの舞台背景はざっくり、
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前まで
- “征服王”ことエイゴン・ターガリエン1世と妹レイニスと姉ヴィセーニアの3人で征服戦争を起こし
- この3人が中心となって七王国を統一(いや、厳密にはドーンを除く六王国か…)してターガリエン王朝を築き
- 約150年後のターガリエン家の王位をめぐる内乱「双竜の舞踏(Dance of the Dragons)」までを描く
ここまでが前回の要約。
さて、ここからは当記事の本題になります。
『Fire & Blood』の範囲=新テレビシリーズで観られるであろう主な出来事・人物・名家などを、予想をふくめて説明していきます。
【予想】新テレビシリーズで期待したい2つのビッグイベント!
注意ポイント
以下の内容は、
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8までのネタバレ内容を含みます
- 原作『氷と炎の歌』のネタバレ内容についても少し触れます
- あくまでも予想です
新テレビシリーズで描かれるであろう範囲は、
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前まで
- すなわち、ターガリエン王朝の始まり(300年前)から衰退の始まり(150年前)まで
つまり、
- 王朝の始まり(300年前)=エイゴン征服王と2人の姉妹が七王国を統一するところから始まり
- 衰退の始まり(150年前)=「双竜の舞踏(Dance of the Dragons)」と呼ばれる内乱で終わる
ここがテレビシリーズで描かれる範囲であり、2つビッグイベントではないでしょうか。
となると、新テレビシリーズでは
- エイゴン征服王や伝説のドラゴン“恐怖のバレリオン”(Balerion the Black Dread)が出てくるとか
- ヴァリリア帝国が滅ぶきっかけとなった“破壊”(Doom of Valyria もしくは The Doom)に触れるかもしれないとか
- 21頭のドラゴンたちが“ダンス”しまくった内乱が描かれるとか
を期待できそうです。
そんなわけで、ここからは
- 【ビッグイベントその①】GOTの300年前、征服戦争でターガリエン王朝の始まり
- 【おまけ】ターガリエン王朝の始まりの100年前、ヴァリリアの“破壊”もみれる?
- 【ビッグイベントその②】GOTの150年前、双竜の舞踏でターガリエン王朝の衰退
の順でターガリエン家の歴史について書いていきます。
【ビッグイベントその①】GOTの300年前、征服戦争でターガリエン王朝の始まり
「ターガリエン家の治世を描く新テレビシリーズ 」は、
七王国がターガリエン家の主権のもとに統一される
ところから始まると予想できます。
GOTの約300年前におきた、七王国の統一はターガリエン王朝の始まり。
それまで、ウェスタロス大陸は7つの王国に分かれていました。(それが七王国と呼ばれる由縁です)
- 北の王国(Kingdom of the North)
- 山と谷間の王国(Kingdom of the Mountain and the Vale)
- 島と川の王国(Kingdom of the Isles and Rivers)
- 岩の王国(Kingdom of the Rock)
- リーチ王国(Kingdom of the Reach)
- 嵐の王国(Kingdom of the Stormlands)
- ドーン公国(Principality of Dorne)
この7つの王国は、すべて独立した国家で、それぞれ王がいました。
- 北の王国 ⇒ トーレン・スターク(Torrhen Stark)
- 山と谷間の王国 ⇒ ロネル・アリン(Ronnel Arryn)
- 島と川の王国 ⇒ ハレン・ホアレ(Harren Hoare)
- 岩の王国 ⇒ ロレン・ラニスター(Loren I Lannister)
- リーチ王国 ⇒ マーン・ガードナー(Mern IX Gardener)
- 嵐の王国 ⇒ アージラック・ダランドン(Argilac Durrandon)
- ドーン公国 ⇒ メリア・マーテル(Meria Martell)
ところが、GOTの約300年前…
エッソス大陸のヴァリリア ⇒ ドラゴンストーンに拠点を移したターガリエン3兄弟の
- “征服王”ことエイゴン・ターガリエン1世
- エイゴンの妹でもあり妻でもあるレイニス・ターガリエン
- エイゴンの姉でもあり妻でもあるヴィセーニア・ターガリエン
はドラゴンを使って七王国を解体、やがて統一します。
これが「征服戦争(Aegon's ConquestもしくはWar of ConquestもしくはTargaryen Conquest)」と呼ばれる、ターガリエン王朝の始まり。
※七王国の解体・統一のもうちょっと詳しい説明は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の七王国ってどこ?本当は9じゃね? 問題を解決しますでまとめましたので参考にしてください。
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この「ターガリエン3兄弟による七王国の征服」が新テレビシリーズ の始まり(シーズン1?)と考えてもいいでしょう。
となると、観られるであろうドラゴン、登場人物、お城、戦争がある程度想定できます。
歴史を変えた3頭のドラゴン
エイゴンだけじゃない
レイニスとヴィセーニアも戦った
レイニスはメラクセスに乗り
ヴィセーニアはヴァーガーに乗った
ヴィセーニアは戦士でヴァリリア鋼の剣の名はダーク・シスター
アリア・スターク
これはGOTシーズン2・エピソード7「義なき男」のハレンホールにて、アリアがタイウィン・ラニスターに向かって言うセリフ。
ターガリエン3兄弟はそれぞれ専用のドラゴン、
- エイゴンの“バレリオン”
- レイニスの“メラクセス”
- ヴィセーニアの“ヴァーガー”
に乗っていました。
なかでも一番大きい“恐怖のバレリオン”(Balerion the Black Dread)は、
「バレリオンは…かれの炎はその鱗と同じくらい黒く、翼はあまり大きいので、かれが町の上空を飛ぶと、町全体がその陰に覆われるといわれていたのよ」
byデナーリス(原作『王狼たちの戦旗』より引用)
デナーリスのドロゴンよりも大きい、、
のかな…?
“跪いた王”ことトーレン・スターク王、ハレンホールのハレン・ホアレ王
ターガリエン家が七王国を統一する前、国王は七人いました。
- 北の王国 ⇒ トーレン・スターク(Torrhen Stark)
- 山と谷間の王国 ⇒ ロネル・アリン(Ronnel Arryn)
- 島と川の王国 ⇒ ハレン・ホアレ(Harren Hoare)
- 岩の王国 ⇒ ロレン・ラニスター(Loren I Lannister)
- リーチ王国 ⇒ マーン・ガードナー(Mern IX Gardener)
- 嵐の王国 ⇒ アージラック・ダランドン(Argilac Durrandon)
- ドーン公国 ⇒ メリア・マーテル(Meria Martell)
GOT時代にはいないホアレ家、ガードナー家、ダランドン家。彼らはどこにいったのでしょうか?
ドラゴンに...
ちなみにその①
“跪いた王”ことトーレン・スタークは、GOTシーズン7・エピソード3「女王の正義」でも言及されています。
デナーリス:
遠路ご足労でした スターク公
(~中略~)
ダヴォス:
こちらは“スノウ公”でなく北の王です
(~中略~)
デナーリス:
トーレン・スタークが最後の北の王では?
ドラゴンに勝てないと見込んだトーレン・スタークは、戦わずしてエイゴンに“跪いた”300年前の北の王。
ちなみにその②
「島と川の王国」の“暗黒王”ハレン・ホアレは、シーズン2の舞台のひとつ、ハレンホール(ハレンの巨城)の城主でした。
GOTシーズン2・エピソード7「義なき男」、タイウィンが“遺産”についてアリアと話すシーン。
タイウィン・ラニスター:
これはハレン暗黒王の遺産
過去最大の砦
高い塔に強固な城壁
大広間には35のもの暖炉
35だぞ 考えられるか
今はどうだ
まるで廃墟だ
理由を?
アリア:
ドラゴン?
タイウィン・ラニスター:
そうだ
ドラゴンがきた
ハレンホールは地上から落とせん
100万の兵が来てもびくとはせん
だが空から ドラゴンの炎がきたら?
王も息子たちも生きたまま焼かれた
エイゴン・ターガリエンが戦を変えた
だから死後300年経ても 子供すら彼を知ってる
ハレンホールは、七王国史上最大の城。
ターガリエン家が築いたドラゴンストーン城、キングズ・ランディングのレッドキープよりも大きいです。
キングズ・ランディングの建設
エッソス大陸のヴァリリアからやってきたターガリエン家は、ドラゴンストーン島に拠点をおきました。
エイゴン征服王の先祖たちはドラゴンストーン城を、エイゴン征服王はキングズ・ランディングを建設します。
七王国の中心、そして王都となるキングズ・ランディング。
最初はエイゴンフォート(Aegonfort)と呼ばれていた場所は、のちに王(キング)の降着(ランディング)、すなわちキングズ・ランディングと名前が変わって七王国の王都となります。
そう、そしてキングズ・ランディングに飾られてるあの“鉄の玉座”は、エイゴン征服王が打ち倒した名家の剣を溶かして造られました。
シーズン8・エピソード6「鉄の玉座」では、“鉄の玉座”が破壊されるシーンがありましたが、新テレビシリーズでは“鉄の玉座”ができあがるところを見れる?
ドーンの踏ん張り
すこし複雑ですが、、
先ほどから説明してる「エイゴン・ターガリエン1世、2人の姉妹のレイニスとヴィセーニアが七王国を征服した」は厳密に言うと、不正解です。
なぜなら、ドーンは征服されなかったからです。
だいたいの流れ
- ターガリエン3兄弟はドラゴンを使って七王国の名家たちをボコす
- 次々とターガリエン家にひざまずく(降参する)なか、ドーン(マーテル家)は最後まで対抗し
- ドーンの軍はついにエイゴン征服王の妹レイニスとドラゴンの“メラクセス”を槍で殺す
- それをみたエイゴンはドーンからの退却を決意し、六王国の統治に集中する
※ドーンが七王国の一部となるのは、それから約200年後。最終的にドーン(マーテル家)はターガリエン家との政略結婚により、七王国に併合されます。
「エイゴン・ターガリエン1世、2人の姉妹のレイニスとヴィセーニアが七王国を征服した」は厳密にいうと、「ドーンを除く六王国を征服した」が正しいです。
そして、新テレビシリーズではこの「ドーンの戦い」がひとつのヤマ場になるかもしれませんね。
【おまけ】ターガリエン王朝の始まりの100年前、ヴァリリアの“破壊”もみれる?
ポイント
今から説明するヴァリリアと“破壊”はおまけとして捉えてください。なぜならGOTの約400年前、つまりターガリエン王朝の始まりの約100年前のおきた出来事だからです。
タイムライン的にテレビシリーズの範囲ではありませんが、期待をこめて…
ところで、先ほどからちょくちょく言ってるエッソス大陸のヴァリリアを覚えていますでしょうか?
ヴァリリアは、シーズン5・エピソード5「“壁”の決断」にてティリオンとジョラーがストーンメンに襲われるところです。
ティリオン:
こんな都市をまた造るには 何世紀かかるか
数千年間ヴァリリアは ほぼ何に置いても世界一だった
なのに
ジョラー:
突然滅亡した
ティリオンが言うように、ヴァリリア帝国は何に置いても世界一。全盛期には、世界の半分以上を支配した。
“破壊”までは…
~ヴァリリア帝国及び“破壊”の簡単な歴史学~
繁栄
- 約5000年前、火山のふもとでドラゴンが生まれる
- ヴァリリア人たちはドラゴンを使い、ヴァリリア半島の周囲を征服して領土を拡大する
- ヴァリリアの文化、言語、宗教などを世界に広める
破壊
- 約5000年もの間、世界のほとんどを支配し続けあと、
- “破壊”(Doom of Valyria もしくは The Doom)と呼ばれる大規模な火山噴火が起きる
- ヴァリリアのドラゴン、人間、都市、知識、権力、文化が失われる(※ヴァリリアで作られていたヴァリリア鋼の製造方法は“破壊”とともに失われた)
- ヴァリリア帝国は荒廃、呪われた場所として人間が住めなくなってしまう(だからストーンメンがいる)
ターガリエンは唯一生き残ったドラゴンロード
- ヴァリリアには、ドラゴンロード(Dragonlords=ドラゴンを保持する者)と呼ばれる名家が40ほどあり、ターガリエン家はそのうちの一つに過ぎなかった
- 火山の爆発により、ターガリエン家以外のドラゴンロード及びドラゴンは滅亡する
これがヴァリリア帝国の誕生から破壊までのざっくりとした歴史。
ところで、なぜ、ターガリエン家だけが“破壊”から助かったのでしょうか?
それは、“破壊”を予知したデイニス・ターガリエン(Daenys Targaryen)と家族が、ヴァリリア ⇒ ウェスタロスのドラゴンストーンに拠点を移したからです。原作では、予知夢で“破壊”をみたデイニスのおかげで、ターガリエン家は生き延びたとされています。
※デイニス・ターガリエンは、エイゴン征服王の先祖
ここまでは原作で説明されている内容。
そしてここからは、自分の推測です。
こんな描写は一切ありませんが、、
ヴァリリア帝国が“破壊”されて、一番オイシイのは誰でしょうか?
ドラゴンロードのターガリエン家ですよね?
だって、もしヴァリリア帝国に住む人たちが全員死んだら、
ウェスタロスや他のエッソスの地域。世界で唯一ドラゴンを持つのはターガリエン家のみになるんですよ。
そうなると、ターガリエン家はやりたい放題。
実際、そのあとすぐに七王国を征服したし。
もしターガリエン家が“破壊”を予知したのではなく、自分たちで仕組んだ陰謀だったら...
「ゲーム・オブ・スローンズ」らしいドラマ劇がみれそう...
まあ。これはあくまでも自分の推測(というより希望)にすぎないです。
もう一度言いますが、このような描写は原作で一切ありません。本当にただの予知夢かもしれません。
【ビッグイベントその②】GOTの150年前、双竜の舞踏でターガリエン王朝の衰退
ターガリエン家の衰退の始まりと言われてる内乱「双竜の舞踏(Dance of the Dragons)」。
ここが、新テレビシリーズのクライマックスにあたる部分かもしれません。
この内乱は、自らの王位をめぐって、大事な大事なドラゴンたちが死滅してしまう歴史的事件です。簡単には、
- ヴィセーリス一世が亡くなり、子どものプリンセス・レイニラとプリンス・エイゴンが王位を争う(2人の母親は異なる)
- それぞれドラゴンを使った内戦に突入する
- 最終的にプリンス・エイゴンが王位を勝ち取るが、この戦いのせいでほとんどのドラゴンが死滅する(21⇒9⇒4⇒2⇒1頭までに減ってしまう)
この事件はGOTでも何度か言及されています。
たとえば、シーズン3・エピソード4「穢れなき軍団」にて、ジョフリーがマージェリーにベイラー大聖堂を案内するシーン。
ジョフリー:
レイニラ・ターガリエンは兄のドラゴンに
息子の前で食われた
彼女の残りは地下に埋められてる
他にもシーズン5・エピソード9「竜の舞踏」にて、ダヴォスがシリーンにお別れの挨拶をするシーン。
ダヴォス:
その書物は?
シリーン・バラシオン:
「双竜の舞踏」
グランド・メイスターが記した実話よ
ダヴォス:
よさそうですな
シリーン・バラシオン:
サー・バイロン・スワンが 鏡のように盾を磨き 裏に姿を隠し
ドラゴン“ヴァーガー”を倒そうとした
ダヴォス:
だがドラゴンには姿が見えて…
シリーン・バラシオン:
焼き殺した
ダヴォス:
ドラゴン退治人の生涯は終わりか
同じくシーズン5・エピソード9「竜の舞踏」にて、シリーンが火あぶりされる直前のシーン。
スタニス・バラシオン:
何を読んでる?
シリーン・バラシオン:
「双竜の舞踏」
スタニス・バラシオン:
内容は?
シリーン・バラシオン:
レイニラ・ターガリエンと 腹違いの弟エイゴンの話
鉄の玉座をかけて争った
人民の指示も分かれて 七王国が二分された
姉弟で戦い ドラゴン同士も戦った
決着がつくまでに 大勢が亡くなった
ターガリエン家はその後 復興できなかった
スタニス・バラシオン:
「双竜の舞踏」か
なぜ“舞踏”なんだ?
シリーン・バラシオン:
そう呼ばれてる
スタニス・バラシオン:
腑に落ちんな
シリーン・バラシオン:
誌的な表現だわ
スタニス・バラシオン:
もし彼らのうち
一方を選ばねば ならなかったら?
どちらを選ぶ?
シリーン・バラシオン:
どっちも選ばない
選ぶから悲劇が起きた
(あと、どこかでヴァリスが言及してた気が… みつけたら追記します。)
最大21頭もいたドラゴンたちが“舞踏”するのが、新テレビシリーズのクライマックスになるでしょう。
と、期待したいところですが、ちょっと心配…
【ちょっと心配】21頭のドラゴンは描けるのか?
※GOT最終章シーズン8のネタバレ内容にふれます※
(上から目線でごめんなさい)
GOTでは3頭のドラゴンだけでも、相当な苦労、相当な予算をかけたとされています。
その状況の中で、21頭のドラゴンって、映像化できるんでしょうか?
年々CGI技術はあがってるんだろうけど…
一番避けてほしいのは、予算の関係でエピソード数が削られてしまうこと。
(本当に上から目線でごめんなさい)
低評価が目立つGOTシーズン8、私は全然「神様、仏様、GOT様ありがとうございます」派なんですけど、やっぱり「尺」が足りないと感じました。
デナーリスがマッド・クイーン化するまでの道のりもそうだけど、マッド・クイーン化した後をもう少し描いてほしかった。
「あと3、4エピソードがあれば…」といつも考えちゃいます。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8第6話 キャラの行く末と感想
はぁぁぁぁ(*´Д`) 辛いわ~ ついに終わってしまったわ~ この記事は海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8第6話「鉄の玉座」の感想と、各キャラの行く末について書いてお ...
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まあ何が言いたいかというと、クライマックスになるであろう「双竜の舞踏」に予算をガンガン使うのではなく、陰謀とか裏切りとか愛とか、ストーリーにも集中してほしい。そして製作費の関係でエピソード数を削らないでほしい。
そのためなら、21頭のドラゴンを減らしてもいい。と思ってます。(てか、21頭のドラゴンは無理があるよな…)
【最後に】つぎは“ブラックファイアの反乱”について…
「ゲーム・オブ・スローンズ」の約300年前から約150年前までが描かれた、ターガリエン家の歴史書『Fire & Blood』は、2作目(続編)の出版も噂されています。(噂です)
その2作目は「ゲーム・オブ・スローンズ」の約150年前からロバートの反乱(GOTの約15年前)まで、と言われています。
もし、「ターガリエン家の治世を描く新テレビシリーズ」が高視聴率をキープできれば、
- 『Fire & Blood』1作目=GOTの約300年前~約150年前
- 『Fire & Blood』2作目=GOTの約150年前~約15年前
つまり、約300年続いたターガリエン王朝の始まりから終わりまでを全部みれるかもしれませんね。
となると、GOTの約100年前の大反乱、
ターガリエン家 vs ターガリエンの落とし子、通称“ブラックファイアの反乱”もみれちゃう?!
ちゅうことで、次回は発売が噂されてる『Fire & Blood』の2作目のビッグイベントである、通称“ブラックファイアの反乱”について書いてみようかな~
続きを書きました。ぜひチェックしてください~
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GOT前日譚で観られるかもしれない「ブラックファイアの反乱」とは?
さて、この記事では について書いています。 ただし、これは と「IF」に「IF」を重ねた話であることを前提に、読みすすめていただければと思います。 ※実現性が ...
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