ヴァラー・モルグリス。
突然ですが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の3大衝撃を聞いたことありますか?
同ドラマには、視聴者を驚かせるショッキングな出来事が3つあり、最後の3つ目はエンディングに用意されていると言われています。
この記事では、
- 既に明らかとなってる2つの衝撃(シーズン5&6)
- 残された最後の衝撃の予想=最終章シーズン8のエンディング予想
を書いています。
なお、以下は最終章シーズン8・エピソード4「最後のスターク家」までのネタバレ内容を含みます。
また、最後の3つ目の衝撃は明かされてない段階で予想を書いています。当たるかもしれないし、完全に外れるかもしれません。あくまで予想です。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」の3大衝撃とは?
「ゲーム・オブ・スローンズ」には視聴者がぶっ飛ぶ「衝撃」が3つ用意されている。これは同ドラマのクリエイターであるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス(以下D&D)より明らかとなっている。
米EWの記事によるとD&Dは、同ドラマの原作小説シリーズ『氷と炎の歌』の作者ジョージ・R・R・マーティンからざっくりとしたエンディングを聞いた際、3つの「衝撃」を知らされたという。(※原作『氷と炎の歌』はまだ執筆中で、テレビシリーズのストーリーラインは原作を超えている)
Showrunners David Benioff and Dan Weiss tell EW those conversations included “three holy sh– moments” in particular.
※holy sh– ⇒ holy shit(ヤバイ)
米EWの記事より引用
3大衝撃の内容
- 1つ目の「衝撃」はシリーン・バラシオンが“光の王”の生贄(いけにえ)になるシーズン5・エピソード9「竜の舞踏」
- 2つ目の「衝撃」はホーダーの名前の由来が判明するシーズン6・エピソード5「扉」
- 3つ目の「衝撃」はシリーズの最後、つまり最終章シーズン8の終盤で明かされるとのこと。(シーズン8・エピソード5もしくは6?)
ここまでは、正式インタビューや記事で公表されている事実。
以下からは、事実&考察を織りまぜながら明かされていない3つ目の「衝撃」を予想していきます。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のエンディングは“ほろ苦い”かつ衝撃的
事実その①
「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説シリーズ『氷と炎の歌』の作者ジョージ・R・R・マーティンは、
- 原作小説シリーズは“ほろ苦い”エンディングになる
- テレビシリーズと原作小説シリーズのエンディングは“そこまで変わらない”
と語っている。(※原作『氷と炎の歌』はまだ執筆中で、テレビシリーズのストーリーラインは原作を超えている)
事実その②
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」3大衝撃の最後の3つ目は最終章シーズン8の終盤で明かされる
事実その③
「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャスト陣は、さまざまのインタビューで
「エンディングは満足しないかも…」
と捉えられる発言をしている。ここでは2つの例を。
その①:トークショーGood Morning Americaより
サンサ役のソフィー・ターナーとアリア役のメイジー・ウィリアムズはエンディングを、下記のように説明している。
Some people will be satisfied, and others not so much
満足する人もいれば、そうでない人もいる
その②:Jimmy Kimmel Liveより
ジェイミー役のニコライ・コスター=ワルドーはエンディングを、satisfying(満足のいく)をもじってsadisfying(sad=悲しい)と表現している。
以上の事実を組み立てると、このような予想にたどり着いた。
予想
- 「ゲーム・オブ・スローンズ」3つ目の「衝撃」はエンディングとつながり、それは“ほろ苦い”ものとなる
- その結果に満足できる人もいれば、悲しくて満足できない人もいる
“ほろ苦い”かつ衝撃的。さらには悲しくて、満足できないエンディング。
ということは、みんなが大好きなキャラが死ぬのか…
ここからは、誰がどのように死ぬのかを具体的に予想してみる。
【エンディング予想】3つ目の衝撃は「愛するキャラが犠牲となる」
「ゲーム・オブ・スローンズ」の3大衝撃をすこし振り返ろう。
3大衝撃の内容
- 1つ目の「衝撃」はシリーン・バラシオンが“光の王”の生贄(いけにえ)になるシーズン5・エピソード9「竜の舞踏」
- 2つ目の「衝撃」はホーダーの名前の由来が判明するシーズン6・エピソード5「扉」
- 3つ目の「衝撃」は最終章シーズン8・エピソード5もしくはエピソード6
1つ目と2つ目のの共通点は「死」。もっと具体的にいうと、「愛するキャラの死」だろう。
シリーンとホーダーのことが「嫌い」な人はいないでしょう。(もし嫌いなら僕と友達になれません)
さらに共通点を深ぼりしていくと、「愛するキャラが犠牲となって死んだ」と捉えることができる。
シリーンは父スタニスを助けようとしたところ、“光の王”の生贄になってしまった。(本人は生贄になると知らなかったけど)
ホーダーはブランを守るために扉をおさえた。
この法則からいくと、3つ目の「衝撃」も「愛するキャラが犠牲となっての死ぬ」になるのではないか?
私の予想では、「ジョンが犠牲となって死ぬ」が最後の3つ目の「衝撃」だ。
ちょっと話が飛ぶが、シーズン2・エピソード10「勝者」のデナーリスが見た幻想を覚えてるだろうか?
廃墟となったキングズ・ランディング。周りには誰もいない。崩壊寸前のグレート・ホールには、雪が降る。(※米Vanity Fairの記事によると、灰ではなく雪)
シーズン8第4話「最後のスターク家」の感想でも書いてるが、デナーリスのマッド・クイーン化は間違いないだろう。
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デナーリスは、
- 子どものレイガルとヴィセリオン
- 相談役ジョラー
- 親友のミッサンデイ
- ドスラク人半分
- アンサリード半分
を失った。
サンサやアリアには信用されてない。
ヴァリスとティリオンに裏切られるかもしれない。
そもそも“鉄の玉座”の王位継承権がないことが知れわたるのは時間の問題。
無実な庶民がキングズ・ランディング(レッド・キープ内)にいようが、デナーリスは完全に「ドラカリス」モードに突入しているであろう。彼女はこれから暴走する。キングズ・ランディングは火の海となる。
そんなデナーリス改めマッド・クイーンが正気を取り戻すきっかけが、愛するジョンが犠牲となって死ぬだったら。
最高に“ほろ苦い”エンディングになるのではないか。
デナーリスの暴走によりジョンは犠牲となる
“ほろ苦い”かつ衝撃的。さらには悲しくて、満足できないエンディング。
デナーリスの暴走に巻き込まれたジョンが犠牲となって死んでしまう。
デナーリスは愛する人も、信頼できる味方も、“鉄の玉座”の目標もすべて失う。
最後は、ただただ、雪が降る。
跡形もなくなったジョン・スノウが。