待ちに待った「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章となるシーズン8の放送が始まりました。
ファンならではの楽しみのひとつ、オープニング・クレジットがシーズン8からガラリと変わり、
- うほっ! めちゃくちゃカッコイイじゃん!!
- あの模様はなんじゃい?!
- 隠れた意味はあんのか?!
と思った方も多いのではないでしょうか?
米BuzzFeedの記事によると、オープニング・クレジットを手掛けるKirk Shintani氏は「毎エピソード少しづつ変化する」と言っているので、当ブログでも
- 動画、画像つきで
- どこがどう変わっていったか
を具体的に記録したいと思います。
ということで早速!
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「ゲームオブスローンズ」オープニング・クレジットの動画
シーズン8のオープニング・クレジットから大きく変わったところは
- アストロラーベの壁画(過去の歴史 ⇒ 現在のできごと)
- 地域紹介(浅く広く ⇒ 狭く深く)
の2点ですね。
それを踏まえたうえで、肝心のオープニング・クレジットの動画を見ていきましょう。
シーズン8・エピソード1「ウィンターフェル」のオープニングクレジット
シーズン1・エピソード1「冬来たる」のオープニング・クレジット
それでは、画像付きで変更点や意味を具体的に解説していきます。
アストロラーベの壁画(過去の歴史 ⇒ 現在のできごと)
アストロラーベとは、「古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の機器」のこと。「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界では、シタデル(知識の城)の図書室に飾られていた。
シーズン1~7まではのアストロラーベの壁画は、過去の歴史(テレビシリーズ以前のストーリー)が描かれていた。
- “破壊”(Doom of ValyriaもしくはThe Doom)
- トライデント河(三又鉾河)の戦い(Battle of the Trident)
- バラシオン王朝の始まり
“破壊”(Doom of ValyriaもしくはThe Doom)
“破壊”(Doom of Valyria)の説明はシーズン5・エピソード5「“壁”の決断」を参照ください。
トライデント河(三又鉾河)の戦い(Battle of the Trident)
トライデント河は、レイガー・ターガリエンがロバート・バラシオンに殺された場所(リヴァーランドのツインズ城の近く)
バラシオン王朝の始まり
シーズン8のアストロラーベの壁画は、過去の歴史⇒現在の(テレビシリーズで描かれた)出来事へと変わる。
- “壁”の崩壊
- レッド・ウェディング
- ドラゴンの誕生
“壁”の崩壊(シーズン7・エピソード7「竜と狼」)
レッド・ウェディング(シーズン3・エピソード9「キャスタミアの雨」)
ドラゴンの誕生(シーズン1・エピソード10「炎と血」)
一番左に描かれている「赤い彗星」はドラゴン誕生後のシーズン2・エピソード1「王の乱立」で見られた。(デナーリス及びブランが見る)
地域の紹介は浅く深く、ディテールにこだわる
オープニング・クレジット毎で少しずつ変化する地域やお城。そのエピソードに登場する場所が紹介され、キャラクターの居場所などを確認することができた。
その流れは今までと変わらないが、シーズン8からはお城の内観やホワイト・ウォーカーの動きなど、細かい点にフォーカスされるようになる。
過去シーズンは、浅く広く(概略、大枠、外観)
↓
シーズン8は、狭く深く(詳細、細部、内観)
へと変化したように、ストーリーも今まで以上に狭い範囲のなかでディテールにこだわるようになる。
以下、具体的に変わった点をまとめてみた。
北部(“壁”とラストハース)
まずは崩壊された“壁”からスタート。シーズン7・エピソード7「竜と狼」で亡者ドラゴン“ヴィセリオン”によって崩されたイーストウォッチの“壁”が、今回の大きな変更点。
“壁”を通り、すこし南のラストハースへと続く。薄青のタイルにめくられていく地面は、ホワイト・ウォーカーらが通ってきた道。エピソード1「ウィンターフェル」には、ラストハースまでたどり着いたことが分かる。
アンバー家の本拠地ラストハースの上から眺め。城の付近がスパイラル状になっているのは、ホワイト・ウォーカーのシンボルですね。
ホワイト・ウォーカーのシンボル
ウィンターフェル
次はみんな大好きウィンターフェル。まず、神々の森の中心にあるウィアウッド(心の木)。過去、たとえばシーズン1と比べると、葉がより開花していることが分かる。三つ目の鴉となったブランのビジョンが今まで以上に開花した、という意味でしょうか?
過去シーズンのウィアウッド
ウィアウッドのあとは、ウィンターフェルの地下墓地。ロウソクを持つリアナ・スタークの彫像が見えますね。
キングズ・ランディング
ウィンターフェルのあとは、グーン南へと移動してキングズ・ランディング。上から見下ろすレッド・キープの中には、シーズン7から作成されたウェスタロスの地図のカーペットがみえる。
続いて、レッド・キープの地下に入る。ドラゴンを倒すために造られたバリスタの“スコーピオン”が一瞬だけ映る。(あれ? ドロゴンの尻尾に破壊されなかったっけ?)
“スコーピオン”の先には、エイゴン征服王のドラゴン、“恐怖のバレリオン”の頭蓋骨。
地下から上がり、“鉄の玉座”が置かれるグレート・ホールに入る。玉座のうえには、“まだ”ラニスター家の紋章のライオンが飾れている。
以上です。
この記事は、各エピソード放送後に更新していきます~
よければシーズン8・エピソード1「ウィンターフェル」の感想を読んでください~
それでは!