史上最高のヒット作となってる海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」も残すことあと数話か。
ふぅ~辛い。早くも寂しい。
この記事は海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8第4話の感想/考察を書いています。
ネタバレありなのでご注意!
シーズン8:最終章
- エピソード1:ウィンターフェル(Winterfell)
- エピソード2:七王国の騎士(A Knight Of The Seven Kingdoms)
- エピソード3:長き夜(The Long Night)
- エピソード4:最後のスターク家(The Last of the Starks)←今回はコレ
- エピソード5:鐘(The Bells)
- エピソード6:鉄の玉座(The Iron Throne)
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すぐにわかる「最後のスターク家」のあらすじ
前回のおさらい(シーズン8 第3話:「長き夜」)
- メリサンドルがウィンターフェルに戻り、“生の軍団”に加勢する
- “死の軍団”はウィンターフェルの門を突破し、亡者ドラゴンに乗ったナイトキングは空から攻撃する
- ナイトキングがブランに手を出そうとしたところ、アリアが後ろから飛びかかってナイトキングを殺す
- 親玉のナイトキングは滅び、手下のホワイト・ウォーカーやワイトたちも共倒れする
今回のあらすじ
- チーム・デナーリス&北部は「長き夜」で亡くなった者たちを追悼すると共に、次の戦の準備をする
- ジョンの出生の秘密は少しづつ広まる
- デナーリスの統治を疑う者が出てくる
- チーム・デナーリスがドラゴンストーンに戻る際、ユーロン率いる艦隊の奇襲にあい、ミッサンデイは捕まりレイガルは殺されてしまう
- デナーリスとサーセイはお互いに降参を要求するが、サーセイは捕虜のミッサンデイを処刑し、玉座をめぐる戦いが始まる
悲しくもデナーリスはマッド・クイーンまっしぐら! シーズン8 第4話「最後のスターク家」の感想
このエピソード、ひと言で表すなら「悲しい」ですかね。
たしかに、前エピソード「長き夜」の勝利を祝う宴では、久しぶりの笑顔は見られた。
しかし、それ以外のシーンは、、
悲しい。つらい。切ない。涙…
悲しい追悼式
さようなら、ジョラー・モーモント。
さようなら、シオン・半分スターク半分グレイジョイ。
(ちなみにデナーリス⇒ジョラー、サンサ⇒シオン、ジョン⇒リアナ、アリア⇒べリック、サム⇒エッドへと火をつける選択肢はステキだと思う)
つらいお別れ
せっかく結ばれたジェイミー&ブライエニーは、最後のお別れ? 再会は見られるのだろうか?
そして切ないと言えば、
マッド・クイーンへの道まっしぐらデナーリスだ。
自分の子どもであるレイガル、通訳兼アドバイザーを飛び越えた親友ミッサンデイを目の前で殺されたデナーリスは完全にブチ切れた。もう王都じゅうを火の海にする気でしょう。たとえ罪のない庶民がたくさんレッド・キープにいようが、頭のなかは「ドラカリス」でいっぱい、それしか考えていないだろう。
サーセイは残ったワイルドファイアを爆発させ、マッド・クイーンになると私は予想した。しかし、間違っていたでしょう。マッド・クイーンはサーセイではなく、デナーリスの方だったかもしれんな。
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さて、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章シーズン8が終盤にさしかかってきました。 この記事を書いているのは、シーズン8エピソード4の直前。残りあと3話。いよいよラストか、悲しい。   ...
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デナーリスは“仲間”を少しづつ失っている。前エピソード「長き夜」ではもっとも信頼できる相談役ジョラー、半分以上の兵士を亡くした。当エピソードは子どものレイガル、親友のミッサンデイ。
また、彼女の“信頼”は急降下。スターク姉妹は信用してない(というか最初からしてないか)、ヴァリスは裏切る気まんまん。出生の秘密を知ったティリオンも揺らいでいるはず。デナーリスを「女王」として見てるのは、ジョンとグレイ・ワームくらいかな?
デナーリスの支持率低下の原因は、彼女が“鉄の玉座”へあまりにも執着しすぎているから。
デナーリス:「ジョン、お願いだから皆に出生の秘密言わないで」
この発言はジョンやスターク家のことを考えておらず、自分のことしか頭にない。おもちゃが欲しくてほしくて我慢できない子ども同然。
サンサ:「兵士を休ませるべきでは?」
忠告を無視したことにより、ユーロンの艦隊の奇襲にあい、レイガルが殺される。ミッサンデイも捕虜にされてしまい、後に処刑されるはめに。
すべては鉄の椅子をとるために招いた行動と結果。何が悲しいって、考えれば考えるほど、デナーリスの自業自得であること。
そして悲しくも、はたから見たらサーセイよりデナーリスの方がよっぽどマッド・クイーンとして認識されるんじゃないかな。
- ドラゴンからの侵略に備えてレッド・キープ内に庶民を受け入れる、もうすぐ母になるサーセイ
- 外国人とドラゴンを使って、王都じゅうを火の海にしようとしているデナーリス
これに加えて、そもそもデナーリスは王位継承権がないことが知れわたるのは時間の問題。ジョン出生の秘密は既に8人(ブラン、サム、ジョン、デナーリス、アリア、サンサ、ティリオン、ヴァリス)が把握している。
これらを知った一般庶民は、どっちがマッド・クイーンに感じるだろうか?
間違いなく、デナーリスでしょうね。
「ゲーム・オブ・スローンズ」も残すことあと2話。
ここにきて、素直にデナーリスを応援できなくなってきた…
シーズン8 第4話「最後のスターク家」の考察&名言
最後にちょっとだけ第4話の考察&名言。(考察は少しづつ更新していきます)
アリアは北へ戻らない?
南のキングズ・ランディングへと向かってるであろうアリアから、「?」な発言がでる。
ハウンド:「やり残したことがある もう北へ戻らない」
アリア:「私も」
ハウンドの「やり残したことがある」はほぼ100%兄マウンテンを殺すことを指しているであろう。そして北へ戻る必要もないことも理解できる。
しかし、アリアは北へ戻らない? ウィンターフェルに戻らないの? どこ行くの?
クレイン:
「では どこへ?」
アリア:
「東はエッソス」(Essos is east)
「西はウェスタロス」(Westeros is west)
「ウェスタロスの西は?」(but what's west of Westeros?)
キングズ・ランディングでの戦いを終えたあと、アリアはウェスタロスの西の地を冒険しにいくのか?
ジェイミーやっぱりサーセイを愛してる?
ジェイミーはなぜ、ウィンターフェルを去ってキングズ・ランディングへと向かったのか。
- サーセイを殺すため
- サーセイを愛してるから
ここは賛否両論があるかもしれないが、ジェイミーはやっぱりサーセイを愛しているのではないかと思う。
ブライエニーは愛してるというより、あくまでも人として尊敬している。ジェイミーが心から愛しているのは、サーセイの方。
ジェイミーとサーセイのことを一番理解してるティリオンも、そのことを見抜いてるであろう。
ジェイミー:
「嘘をつくために真実を 利用することが得意だからな」
「そんなに自分を責めるな 本気で騙されたのは俺だ」
ティリオン:
「お前は違う」
「本性を知りながら 彼女を愛し続けた」
この後ジェイミーは無言でティリオンを見返す。図星をつかれ、何も言い返せなかったのでしょう。
真実は分からないが、間違いないく次のエピソード5でジェイミーとサーセイの再会は見られるでしょう。
ドキドキ…
「最後のスターク家」の名言
「最後のスターク家」の名言
They were the shields that guarded the realms of men.
彼らは人の領土を守る盾となった
byジョン・スノウ
しばらく? 0回です。
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