2018-19年NBAプレシーズン開幕!
新シーズンの幕開けだ!
初戦はボストン・セルティックス対シャーロット・ホーネッツ。
昨シーズン開幕戦で足首を骨折したゴードン・ヘイワードが先発。合計23分間出場し、順調の回復ぶりを披露してくれた。
そんなヘイワードの足首を守るシューズは、中国スポーツ・ブランドの「ANTA」になりそうだ。「ANTA」から4年契約のオファーを受けたヘイワードはプレシーズン初戦で早速着用。
※ヘイワードが現在契約している「Nike」は、10日間以内に「ANTA」のオファーシートにマッチすれば、ヘイワードを引き止めることができる。
Been waiting a long time to lace back up and get out there with the guys. Tonight, finally! #CUsRise pic.twitter.com/AlK4Tnmxoi
— Gordon Hayward (@gordonhayward) 2018年9月28日
「ANTA」をはじめ、ますます露出が高まってきた中国製バッシュ・ブランド。
「なんとなくダサそう…」
「すぐ壊れそう…」
そのイメージ、もう古いですよ。
この記事はこんな方におすすめ
- 注目すべき4大中国バッシュブランドについて知りたい!
- 中国ブランドを履いてるNBA選手を知りたい!
- 中国製シューズを見てみたい!
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注目の4大中国バッシュ・ブランド
バスケットボールは中国で最も競技人口が多いスポーツ。なんと、アメリカの総人口よりも多いと言われています。(はい、アメリカの総人口です。)中国バスケ人気の秘訣は間違いなくNBAだ。オフシーズンになればNBA選手を招いたキャンペーンイベントが開催され、ファンが拡大しやすい環境がつくられている。巨大な中国バスケ市場をリードしているのはアパレル大手のナイキ、アディダス、アンダーアーマーだが、中国ブランドの発展も目覚ましい。注目すべき4大中国ブランドとは…
ANTA(アンタ)
ANTAの特徴
- 1994年創立
- 2009年に中国の「FILA」事業買収
- 2016年リオ・オリンピック中国代表チームとパートナー契約
ANTAの主な契約選手
- クレイ・トンプソン
- ゴードン・ヘイワード
- レイジョン・ロンド
- ケビン・ガーネット(引退)
- ルイス・スコラ(元NBA、現中国国内リーグ)
ここ最近もっとも勢いのあるANTA。
2016年に3Pの名手クレイ・トンプソンと10年約90億円の大型契約を結び、一気に注目が集まった。
ゴードン・ヘイワードのシグネチャー・モデルも発売。
LI-NING(リーニン)
LI-NINGの特徴
- 1990年創立
- 創業者はロス・オリンピック金メダリストの李寧(Li Ning)
- バスケ2004年アテネ五輪男子金メダルのアルゼンチン代表チーム、2006年男子世界選手権優勝のスペイン代表チームとパートナー契約
LI-NINGの主な契約選手
- ドウェイン・ウェイド
- C・J・マッカラム
- グレン・ロビンソン3世
- ホセ・カルデロン
- エバン・ターナー
- シャキール・オニール(引退)
- バロン・デイビス(引退)
- デイモン・ジョーンズ(引退)
LI-NINGの看板選手は、生涯契約を結んだドウェイン・ウェイド。
アパレル業界における微博(weibo)のフォロワー数はナイキ、アディダスに続いてLI-NINGが第3位。
※微博(weibo)は中国のSNS
Peak Sport Products(ピーク・スポーツ・プロダクト)
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Peakの特徴
- 1989年創立
- 世界初の3Dプリンター製バッシュを開発
Peakの主な契約選手
- ルー・ウィリアムズ
- トニー・パーカー
- ドワイト・ハワード
- ジョージ・ヒル
- マイルス・プラムリー
- カイル・シングラー
- ミロシュ・テオドシッチ
- マシュー・デラベドバ
目玉選手は今年シャーロット・ホーネッツに移籍したばかりのトニー・パーカー。
ドワイト・ハワードのシグネチャーモデルも出ており、ビッグマン向けのシューズにも力を入れている。
361°(361度 or 361度国際)
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361°の特徴
- 2003年創立
- 2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピック、パラリンピックの公式ユニフォームのサプライヤー
361°の主な契約選手
- ステフォン・マーブリー(元NBA、現中国国内リーグ)
- ジマー・フレデッテ(元NBA、現中国国内リーグ)
- ケビン・ラブ(
361°⇒現Nike)
「見た目」にこだわるP・J・タッカーが361°のスポンサーとなったら一気に広まりそうだ。
撤廃されたNBAのバッシュ規定
ナイキ、アディダス、アンダーアーマー、そして中国ブランドのANTA、LI-NING、Peak、361°。
NBAは新たなバッシュ・ブランドの時代に突入しようとしている。
あまり知られていないが、NBAは「ホーム用」「アウェー用」の“色規制”が設けらていた。(クリスマスなどの祝日を祝うテーマカラーも存在する)今までは規制によって選手はいつでも好きなバッシュを履くことが許されていなかったが、2018-19年シーズンよりルールが緩和されることになった。2018-19年シーズンから、選手は何色でも、何種類、左右別々のバッシュでも、好きなシューズを着用できるのだ。
※左から2人目の説明している男性の方がニック・デポーラです。
ポイント
NBA好きなら新しいバッシュは履きたいもの。
NBA好きなら好きな選手のバッシュは気になるところ。
ファッションに疎い私でも、中国ブランドは注目せざるを得ない。