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『冬の狂風(The Winds of Winter)』の発売は2021年?ジョージ・R・R・マーティンが執筆状況を報告

ジョージ・R・R・マーティン

 

今年も厳しいのか…

「2020年には絶対出す!」みたいなことをほのめかしていたのに…

 

「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説シリーズ『氷と炎の歌』の第6作『冬の狂風(The Winds of Winter)』の発売日が2021年になりそうです。

原作著者のジョージ・R・R・マーティンは、20年6月23日に公開した自身のブログで新作の執筆状況を報告しています。

 

If nothing else, the enforced isolation has helped me write.   I am spending long hours every day on THE WINDS OF WINTER, and making steady progress.   I finished a new chapter yesterday, another one three days ago, another one the previous week.   But no, this does not mean that the book will be finished tomorrow or published next week.   It’s going to be a huge book, and I still have a long way to go. 

Writing, Reading, Writingより引用

ざっくり翻訳

  • 何はともあれ、強制的に隔離されたことで執筆を進めることができた(このすこし前にパンデミックのことや、山にある小屋で自己隔離していることを報告している)
  • 私は長い時間をかけて『冬の狂風(THE WINDS OF WINTER)』を執筆しており、着実に進めている
  • 昨日は新しい章を、3日前は別の章を、先週はまた別の章を書き終えた
  • しかし、これは明日には本が出るとか、来週には出版されるとか、そういう話ではない
  • 大作になるし、まだ道のりは長い

 

I was heartbroken when CoNZealand was forced to go virtual due to the pandemic and I had to cancel my plans (exciting plans) for a long trip down to Wellington

~(中略)~

I can always visit Wellington next year, when I hope that both Covid-19 and THE WINDS OF WINTER will be done.

Writing, Reading, Writingより引用

ざっくり翻訳

  • パンデミックにより「CoNZealand」がバーチャルでの開催を余儀なくされ、ウェリントンへの旅がキャンセルになってしまい非常に残念
  • 来年(2021年)には新型コロナウイルスが終息し、『冬の狂風』の執筆が終わり、ウェリントンへ行けることを願っている

※「CoNZealand」とは、2020年7月29日から8月2日までニュージーランドのウェリントンで開催予定だった第78回世界SF大会

 

と、、

ジョージ・R・R・マーティンは「『冬の狂風』の発売は2021年になるよ??」とほのめかしていますが、この報告を聞いた多くのファンはガッカリしているでしょう…

 

というのも、19年5月21に公開されたブログ記事では、20年の「CoNZealand」までには『冬の狂風』を完成させると宣言していましたので…

But I tell you this — if I don’t have THE WINDS OF WINTER in hand when I arrive in New Zealand for worldcon, you have here my formal written permission to imprison me in a small cabin on White Island, overlooking that lake of sulfuric acid, until I’m done.

Thanks, New Zealandより引用

ざっくり翻訳

  • これだけは言える、来年(2020年)の「worldcon=CoNZealand」のためにニュージーランドを訪れる前に『冬の狂風(THE WINDS OF WINTER)』が完成していなかったら、

  • 本の執筆が終わるまでに、私をホワイト島(ニュージーランドの島)にある小屋に監禁すること許可する

 

まあ監禁は冗談でしょうけど、

ジョージ・R・R・マーティンの宣言を聞いていた多くのファンは、20年7月29日から8月2日に開催される「worldcon=CoNZealand」までには『冬の狂風』が発売されると期待していました。というか、毎年のように来年には…って言ってませんか

 

『氷と炎の歌』の第5作『竜との舞踏(A Dance with Dragons )』が出版されたのが2011年。

新作の発売まで、少なくとも10年のブランクが空きそうです...

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ちなみに、20年6月23日公開のブログでは、ジョージ・R・R・マーティンは物語の展開について少し触れています。

 Of late I have been visiting with Cersei, Asha, Tyrion, Ser Barristan, and Areo Hotah.   I will be dropping back into Braavos next week.

Writing, Reading, Writingより引用

ざっくり翻訳

  • 最近はサーセイ、アシャ、ティリオン、サー・バリスタン、アリオ・ホターについて書いている
  • 来週にはブレーヴォスについて書く予定

 

これはおそらく登場人物の視点のことを指していますね。

参考

  • サーセイはまだシェイムシェイムされたばかり
  • アシャ(テレビシリーズGOTだとヤーラ・グレイジョイ)はまだスタニスの捕虜
  • ティリオンはミーリーンに到着したけど、まだ正式にデナーリスに会ってない(会話してない)
  • バリスタン・セルミーはまだバリバリ生きている
  • テレビシリーズGOTではわりかし脇役だったアリオ・ホターだけど、原作小説だと彼の視点の章もある
  • ブレーヴォスは、おそらくアリアのことを指している?
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とりあえず、、早く『冬の狂風』を出してください 😥

早く読みたいです、期待しています 🙁  

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