『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚スピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)』のキャラクターポスターと共に、新映像が公開されました!
昨年10月に特報が公開されて以来の、新しい映像となります。
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初映像公開『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)』の特報を分析してみた!
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『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の初映像については上の記事をご覧ください。
ここは『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出てきた舞台…?この集団は…?あのドラゴンの名は…?
このページでは、画像つきで新予告編をカットごと分析してみました。
注意ポイント
- ネタバレを極力避けて説明していますが、原作『炎と血』で明らかになっていることについて多少触れています
- 原作に触れていない分析はYouTube「心はウェスタロス」でアップしていますので、まっさらな状態で本編を楽しみたい人は動画の方をご確認ください
- 予告編の英語のセリフ(ナレーション)はこちらで日本語訳しています(日本語訳は公式なものではありません)
もくじ|読みたいところにジャンプ
- 1 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のあらすじ&キャラクター相関図
- 2 予告編第2弾を分析してみた!
- 2.1 ドラゴンストーンにいるレイニラ・ターガリエン、デイモン・ターガリエン、オットー・ハイタワー
- 2.2 美しい!ドラゴン初登場!
- 2.3 玉座の間でレイニラ・ターガリエンに忠誠を誓うスターク家、ヴェラリオン家、バラシオン家
- 2.4 デイモン・ターガリエンと金マント
- 2.5 「女性」は玉座につけるのか?
- 2.6 お馴染みのハレンホールも再登場
- 2.7 アリセント・ハイタワー
- 2.8 ヴェラリオン家の婚儀
- 2.9 新舞台ドリフトマーク島
- 2.10 〈キングズガード〉に拘束されるターガリエン?
- 2.11 〈キングズガード〉のサー・クリストン・コール
- 2.12 血の誓い
- 2.13 デイモン・ターガリエン vs 〈王の手〉オットー・ハイタワー
- 2.14 レイニラ・ターガリエン vs アリセント・ハイタワー
- 2.15 デイモン・ターガリエンとドラゴン
- 3 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は2022年8月22日から配信開始!
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のあらすじ&キャラクター相関図
HBO公式サイトに記載されている『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のあらすじは以下の通りですが…
HBO公式あらすじ
What’s it about?
Based on George R.R. Martin’s “Fire & Blood,” the series, which is set 200 years before the events of Game of Thrones, tells the story of House Targaryen.
ざっくり翻訳
ジョージ・R・R・マーティンの『炎と血』に基づくシリーズは『ゲーム・オブ・スローンズ』の出来事の200年前を舞台に、ターガリエン家の物語を描く。
この説明だけだと、どんなストーリーになるか全く想像できないと思うので、少しだけ補足します。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では〈双竜の舞踏(The Dance of the Dragons)〉が描かれることが分かっています。
〈双竜の舞踏(The Dance of the Dragons)〉とは、〈鉄の玉座〉を巡り、異母兄弟同士が戦うことになってしまったターガリエン家の内乱。
〈鉄の玉座〉を争っているのは、
- レイニラ・ターガリエン(演:①ミリー・オールコック⇒②エマ・ダーシー)
- エイゴン・ターガリエン(演:トム・グリン=カーニー)
の2人で、彼らは
- レイニラ・ターガリエン率いる〈黒装派(Blacks)〉
- エイゴン・ターガリエン&母親のアリセント・ハイタワー率いる〈翠装派(Greens)〉
と呼ばれるチームを構成して、戦うことになります。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』=〈双竜の舞踏(The Dance of the Dragons)〉の相関図をつくってみましたので、必要でしたらダウンロードでもして本編の予習に役立ててください(非公式ですが)。
〈双竜の舞踏(The Dance of the Dragons)〉のあらすじ、キャラクター紹介文、〈黒装派(Blacks)〉や〈翠装派(Greens)〉の詳細については下の動画あるいは記事で説明しています。
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予告編第2弾を分析してみた!
それでは、第2弾となる予告編をカットごとに解説していきたいと思います。
ドラゴンストーンにいるレイニラ・ターガリエン、デイモン・ターガリエン、オットー・ハイタワー
最初に映るのはプリンセス・レイニラ・ターガリエン(演:エマ・ダーシー)。
彼女はドラゴンストーン島にいるように見えます(あるいはヴェラリオン家の本拠地であるドリフトマーク島でしょうか、これだけだとちょっと分かりません)。
なぜ、ここがドラゴンストーンだと推測できるのかというと…
この直後のシーンで、ドラゴンストーンにいるプリンス・デイモン・ターガリエン(演:マット・スミス)と側近のミサリア(演:ソノヤ・ミズノ)が登場するからです。
レイニラは彼らと同じ場所にいる可能性があります。
こちらは『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場したドラゴンストーン城。
デイモンはドラゴンの卵を持っていますね。
なぜ、そんな貴重なものを抱えているのか…
これは予告編のエンディングシーンとつながっているはずなので、後ほど触れたいと思います。
原作では…
荒くれ者でやりたい放題やってたデイモンは、ターガリエン家や国家にとって何者でもないミサリアという女性に貴重なドラゴンの卵を贈ろうとしていました。
当然これは許される行為ではなく、当時の王であったヴィセーリス・ターガリエン王(デイモンの兄)は憤慨し、卵を取り返すように〈王の手〉であるオットー・ハイタワーに命じるのです。
その姿を、当惑した表情を浮かべながら見ているのは〈王の手〉であるオットー・ハイタワー(演:リス・エヴァンス)。
〈王の手〉が鎧を装着している??
ちょっと違和感がありますが、オットー・ハイタワーはかつて騎士だったので、鎧をまとうこともあるのでしょう。
オットー・ハイタワーの左は〈王の盾(キングズガード)〉のサー・ハロルド・ウェスタリング(演:グレアム・マクタヴィッシュ)、右は同じく〈王の盾〉のサー・クリストン・コール(演:ファビアン・フランケル)、その奥にいるのはグランド・メイスター・メロス(演:ダヴィッド・ホロヴィッチ)。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の時代設定は『ゲーム・オブ・スローンズ』の約200年前。
この200年間で〈キングズガード〉の衣装もずいぶんと変わっていることが分かります。
ドラゴンストーンが映し出されるときにかかるナレーションは、以下のとおり。
セリフ(ナレーション)
【英語】What is this... brief, mortal life... if not the pursuit of legacy?
【日本語訳】この...死を免れない短い人生...遺産を残さないなら何の意味が?
by コアリーズ・ヴェラリオン
美しい!ドラゴン初登場!
ここでドラゴンが初めて登場します!
予告編第1弾では、ドラゴンの姿はありませんでした(ドラゴンの頭蓋骨はありましたが)。
このドラゴンは全体的に黄色(黄金?)なので、名はシアラックス(Syrax)だと予想します。
シアラックスは、プリンセス・レイニラ・ターガリエンの愛竜。
よく見ると、人がドラゴンに乗っているところを確認できるので、もしこのドラゴンがシアラックスだとしたら、乗り手はプリンセス・レイニラ・ターガリエンのはずですね。
#ゲームオブスローンズ 前日譚ドラマ #ハウスオブザドラゴン には17頭のドラゴンが登場します🐉🔥
これは新ドラマのショーランナーを務めるライアン・コンダルのポッドキャスト番組にゲスト出演した原作者ジョージ・R・R・マーティンの発言によって明らかになりました。https://t.co/9iLk4TY8Ci pic.twitter.com/uYMvYSzmhr— GameOfThronesJP (@GameOfThronesJP) September 24, 2021
ちなみに、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には17頭のドラゴンが登場することが明らかになっています。
そして原作通りであれば、ドラゴンに乗るドラゴンライダーも複数人(10人以上)いるはず。
ドラゴンが向かっている先は、お馴染みのキングズランディングのレッド・キープですが…注目はその左手にある、赤丸で囲った建物。
一見ベイラー大聖堂に見えるこの建物は、壊される前の〈竜舎(ドラゴンピット)〉だと予想します(ベイラー大聖堂は『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の時代の後に建設されるので、新ドラマでは見ることはないでしょう)。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン7と8で会合が開かれた〈竜舎(ドラゴンピット)〉はボロボロで廃墟のような状態でしたが…
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の頃はまだ破壊されておらず、屋根もあり、中にはドラゴンが生息していました。
玉座の間でレイニラ・ターガリエンに忠誠を誓うスターク家、ヴェラリオン家、バラシオン家
レッド・キープの玉座の間。
予告編第1弾で明らかになったとおり、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の時代の〈鉄の玉座〉の周りには、たくさんの剣が飾られていたようです。
また、玉座の間には、七王国で最も信仰されている〈七神〉のシンボルが見当たりません。
玉座の間においてリカード・スターク(演:未発表)、コアリーズ・ヴェラリオン(演:スティーヴ・トゥーサント)そしてボアマンド・バラシオン(演:未発表)は、ヴィセーリス・ターガリエン一世王(演:パディ・コンシダイン)とその娘であり〈鉄の玉座〉の後継者であるヤング・プリンセス・レイニラ・ターガリエン(演:ミリー・オールコック)に忠誠を誓っています。
セリフ(ナレーション)
【英語】I, Rickard Stark.
【日本語訳】私 リカード・スターク
【英語】I, Corlys Velaryon.
【日本語訳】私 コアリーズ・ヴェラリオン
【英語】I, Boremund Baratheon...
【日本語訳】私 ボアマンド・バラシオン…
【英語】promise to be faithful to King Viserys and to his named heir, Princess Rhaenyra.
【日本語訳】ヴィセーリス王とその後継者であるプリンセス・レイニラに忠実であることを約束します
ややこしいことに『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1には、大きく分けると2つのタイムラインが存在します。
例えば、プリンセス・レイニラ・ターガリエンやアリセント・ハイタワーなどの主要キャラクターには①オールド(大人の頃)と②ヤング(若い頃)の2つのバージョンがあり、それぞれ別の俳優が演じます。
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ヴィセーリス・ターガリエン王の右手には、ターガリエン家に代々伝わるヴァリリア鋼の〈ブラックファイア〉。
豪華な衣装を身にまとうプリンセス・レイニラ・ターガリエン。
彼女のネックレスにはターガリエン家の「三頸のドラゴン」だけではなく、マーテル家の「槍に貫かれた太陽」、ラニスター家の「獅子」、アリン家の「ハヤブサ」、タリー家の「鱒」といった名家の紋章を確認できます。
リカード・スタークとボアマンド・バラシオンはサブキャラ的な立ち位置になると思いますが、コアリーズ・ヴェラリオンはこの物語において欠かせない重要人物(コアリーズはこの後も登場します)。
原作では…
この時代のスターク家の長の名はリカード・スタークではなくリコン・スターク。
『ゲーム・オブ・スローンズ』にもリコン・スタークがすでに登場していたので、混同しないようにあえて名前をリカードに変更したのかもしれません。
また、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のメインストーリーである〈双竜の舞踏(Dance of the Dragons)〉では、ボアマンド・バラシオンではなくその息子であるボロスの方が活躍します。
このシーンのように、多くの諸侯たちは女性であるレイニラ・ターガリエンに忠誠を誓っていますが…
この誓約が破られたり、破られなかったりした結果、ターガリエン家の内乱である〈双竜の舞踏(Dance of the Dragons)〉が勃発してしまうのです…
デイモン・ターガリエンと金マント
プリンス・デイモン・ターガリエンと気合の入った〈王都の守人(シティ・ウォッチ)〉たちがキングズ・ランディングの街をパトロールしています。
〈王都の守人(シティ・ウォッチ)〉、通称〈金マント(Gold cloaks)〉の衣装は、ガイドブック『The World of Ice and Fire』に掲載されているものとそっくりですね。
原作では…
デイモン・ターガリエンは一時的に〈王都の守人(シティ・ウォッチ)〉の総帥を務めていました。
総帥になったデイモンは、貧弱な装備をしてた〈王都の守人(シティ・ウォッチ)〉に短剣、小剣などを支給し、リングメイルで防備させたうえで、誇りを持って職務を励めるよう、長い金色のマントを与えています。
〈王都の守人(シティ・ウォッチ)〉が〈金マント(Gold cloaks)〉と呼ばれるようになったのは、この時からです。
「女性」は玉座につけるのか?
セリフ(ナレーション)
【英語】Men would sooner put the realm to the torch...than see a woman ascend the iron throne.
【日本語訳】男は 女が鉄の玉座につくのを見るぐらいなら…王国を燃やすだろう
by プリンセス・レイニス・ヴェラリオン
ヤング・プリンセス・レイニラ・ターガリエンに語りかけているのは、プリンセス・レイニス・ヴェラリオン(演:イヴ・ベスト)。
レイニス・ヴェラリオン(旧姓ターガリエン、ヴィセーリス王のいとこ)のあだ名は〈戴冠せざりし女王(The Queen Who Never Was)〉。
この名前から想像できるとおり、彼女は王になるはずだった…でもなれなかった人物。
原作では…
長子であるレイニスは王位継承権が上位だったにも関わらず、「女性だから」というなんとも理不尽な理由で、王の座につくことができませんでした。
そんな苦い経験を持つ彼女が、〈鉄の玉座〉の後継者に任命された「女性の」ヤング・プリンセス・レイニラ・ターガリエンに忠告しています。
この、女性が玉座につける・つけない問題が、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のテーマでもあります。
ドラゴンストーン城にいる大人バージョンのプリンセス・レイニラ・ターガリエン、その右隣(振り向いている女性)にもプリンセス・レイニス・ヴェラリオンの姿が。
ここはウェスタロスの形に彫られた机があるので、間違いなくドラゴンストーン城でしょう。
ただ、机が置いてある部屋は『ゲーム・オブ・スローンズ』の時と違うように思えますが、移動させないといけない特別な理由があったのでしょうか?
お馴染みのハレンホールも再登場
廃墟のハレンホールに集結する民。
ハレンホールは『ゲーム・オブ・スローンズ』の約300年前、つまり『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の約100年前に、エイゴン・ターガリエン一世王とその愛竜〈黒い恐怖〉ことバレリオン(Balerion, the Black Dread)によって焼かれているので、この頃もすでに廃墟です。
このハレンホールでは、おそらく〈101年の大評議会〉が開催されているはずです。
原作では…
ハレンホールの〈101年の大評議会〉とは、ジェヘリアリーズ・ターガリエン王の後継者を決めることを目的に、七王国じゅうの諸侯が一堂に集められ、徹底的に討論させられ、王位継承問題に結論を出させるために開かれた会議。
大評議会には、〈戴冠せざりし女王〉ことレイニス・ヴェラリオンや夫のコアリーズ・ヴェラリオンなどが参加しています。
運ばれているこの箱の中身は、ドラゴンの卵??
あるいは、ジェヘリアリーズ・ターガリエン王の後継者を決める際の投票紙が保管されているのでしょうか。
箱には〈七神〉のシンボルらしき模様が確認できます。
アリセント・ハイタワー
玉座の間を歩くヤング・アリンセト・ハイタワー(演:エミリー・キャリー)はヴィセーリス・ターガリエン王にキスをしますが…この2人は夫婦です(歳の差がありすぎてキモいですね😅)。
正確に言うと、この頃(アリセントがヤングバージョンの頃)はまだ結婚していないはずなので、これから夫婦になるはず。
次のカットは、孵化されている最中のドラゴンの卵。
後ろには女性のドレス(?)が確認できます。
次に映るのは、大人になったアリンセト・ハイタワー(演:オリヴィア・クック)とその父親で〈王の手〉を務めるオットー・ハイタワー。
オットーは、娘のアリセントに向かってこう言います。
セリフ(ナレーション)
【英語】We play an ugly game. You have the determination to win it.
【日本語訳】私たちは醜いゲームをしてる。お前はそれを勝ち取る覚悟がある。
by オットー・ハイタワー
いかにオットーが野心的な男であるかが伺えます。
ヴェラリオン家の婚儀
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』における超重要な名家、ヴェラリオン家の登場です。
左上のカットは、予告編第1弾にもほとんど同じものがありました(プリンセス・レイニラ・ターガリエンとサー・レーナー・ヴェラリオンの婚儀のはず)。
婚儀に参加するプリンス・デイモン・ターガリエンの右にはヴィセーリス王の小評議会の法相であり、ハレンホールの城主であるライオネル・ストロング(演:ギャビン・スポーク)が座っています。
若い頃のプリンス・デイモン・ターガリエン(短髪ですね)は、大人バージョンと同じ俳優のマット・スミスが演じることになりそうです。
プリンセス・レイニラ・ターガリエンとダンスをするドレッドヘアーの男はヤング・サー・レーナー・ヴェラリオン(演:テオ・ネイト)。
レーナー・ヴェラリオンはヤングバージョンと大人バージョンがあり、それぞれ別の俳優が演じます。
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新舞台ドリフトマーク島
次はヴェラリオン家の本拠地であるドリフトマーク島。
左下にヴェラリオン家の紋章である「竜の落とし子」が確認できるので、ほぼ間違いないと思います。
ブラックウォーター湾に浮かぶドリフトマーク島は『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場しなかった舞台。
葬式の最中、海に戻される棺。
この棺の型が女体であること(胸のところに膨らみあり)、葬儀がドリフトマークで行われていることから推測するに、ヴェラリオン家の女性が亡くなったのでしょう。
葬儀に参加するプリンセス・レイニラ・ターガリエン。
レイニラを睨みつけるかのように見るアリセント・ハイタワーと〈王の盾(キングズガード)〉のサー・クリストン・コール。
ギクシャクした関係であることがすぐに分かりますね。
〈キングズガード〉に拘束されるターガリエン?
ここは大事そうな場面ですが、正直に言うと…人物が特定できていません…
〈王の盾(キングズガード)〉に拘束されるプリンス・デイモン・ターガリエンでしょうか?
それともプリンセス・レイニラ・ターガリエンと玉座を争うエイゴン・ターガリエン?
トム・グリン=カーニーがエイゴン・ターガリエンを演じることは公式に発表されています。
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〈キングズガード〉のサー・クリストン・コール
上のシーンと繋がっているか分かりませんが、ここでも〈王の盾(キングズガード)〉のサー・クリストン・コールが登場し、誰かをタコ殴りにしています。
血の誓い
血を流し、愛を誓いあっているかのように見えるプリンセス・レイニラ・ターガリエンとプリンス・デイモン・ターガリエン。
この2人は親戚(レイニラの叔父がデイモン)ですが…いずれ結婚します。
さすがターガリエン。
デイモン・ターガリエン vs 〈王の手〉オットー・ハイタワー
冒頭のシーンと同じように、鎧を装着している〈王の手〉オットー・ハイタワーと〈王の盾(キングズガード)〉のサー・ハロルド・ウェスタリング。
デイモンが持つドラゴンの卵を取り返しにきたのでしょう。
それを迎え撃つプリンス・デイモン・ターガリエン。
デイモンの左手にはドラゴンの卵、右手にはターガリエンの家宝でヴァリリア鋼のダーク・シスター。
レイニラ・ターガリエン vs アリセント・ハイタワー
玉座の間で、ヴァリリア鋼の短剣を振りかざすアリセント・ハイタワー。
この武器は『ゲーム・オブ・スローンズ』でアリア・スタークがナイトキングを刺し殺した時に使った同じヴァリリア鋼の短剣。
予告編第1弾にもチラッと写り、話題になりましたね。
アリセント・ハイタワーは、プリンセス・レイニラ・ターガリエンを刺そうしているようです。
標的にされているレイニラは泣いていますね…涙が頬をつたっているところが確認できます。
個人的にはここが予告編第2弾のベストショットですが、これはなんのシーンかというと…
原作でもかなりショッキングだった、「目には目を、息子には息子を」のところでしょうか…
デイモン・ターガリエンとドラゴン
予告編の最後のシーンは、ドラゴンと接触する(いや、むしろ威嚇されてる?)プリンス・デイモン・ターガリエン。
少し怯えている様子なので、デイモンの愛竜カラクセス(Caraxes)あるいは別名〈紅血の地竜(the Blood Wyrm)〉ではなく、違うドラゴンのような気がしますが、色が判別できないので何とも言えません。
そしてこのエンディングは、冒頭シーンとつながっていると予想します。
冒頭で「デイモンはミサリアにドラゴンの卵を贈ろうとしていた」と説明しましたが…
ここでデイモンは、ミサリアにプレゼントする卵を探している(盗んでいる?)のかもしれません。
最後のナレーションも、冒頭と同じく語り手はコアリーズ・ヴェラリオン。
セリフ(ナレーション)
【英語】History does not remember blood. It remembers names.
【日本語訳】歴史は血を覚えてなどいない。名前を覚えているのだ。
by コアリーズ・ヴェラリオン
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は2022年8月22日から配信開始!
『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフシリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)』が、日本時間8月22日からU-NEXTで見放題独占配信されることが決定しました。
日本はアメリカHBO Max(現地時間8月21日)と同時、世界最速で視聴できるということになります。
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