ついに!!ジョージ・R・R・マーティン著の『炎と血』が刊行決定&表紙公開!!
『炎と血』は2018年11月にリリースされていた原書『Fire & Blood』を二分冊し、2カ月連続で早川書房より刊行されます。『Ⅰ』は2020年12月17日、『Ⅱ』は2021年1月に発売日されます。
本書の特徴を簡単にまとめると…
『炎と血』とは
- 『氷と炎の歌』で描かれる世界の300年前、ドラゴンを従えてウェスタロスを支配したターガリエン家を綴った年代記
- デナーリス・ターガリエンの三代前の当主による征服から150年間を描く
- 2022年8月から配信される『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)』の原作
ポイントは小説ではなく“年代記”であること。物語というより、架空の歴史書のようなイメージです。
また、2022年8月配信開始の『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、本作をもとに制作されます。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』を観るなら、『炎と血』は必見ですね。
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そして特徴と言っていいのか分かりませんが、原書『Fire & Blood』のカバーイラストと比較すると、日本の『炎と血』の方が断然カッコイイ。
アメリカで発売されたハードカバー版や、イギリス発売のペーパーバック版の『Fire & Blood』はわりと単調。
それに対して、日本発売の『炎と血』は……いいですね~
『氷と炎の歌』シリーズ全般で言えることですが、日本版は本家を超えてると思うんですよね、個人的には。
以下、アメリカ版と日本版を比較しつつ、過去に発売された日本版のカバー表紙をまとめてみました。
日本版『氷と炎の歌』のカバー表紙は独特な美しさがある
まずはアメリカ版からみてみましょう。
何度も改訂された後、落ち着いた(一般的に普及している)のはこちらのカバー(※過去に発売、あるいは世界各国のカバーイラストはジョージ・R・R・マーティンのウェブサイトで公開されています)。
続いて日本版。
日本発売の『氷と炎の歌』は目黒詔子、鈴木康士、菅原健の3名によるイラストを楽しめます。
見ての通り、本家と比べると独特な味があり、海外では「マンガ風でカッコイイ」という意見が多くあがっています。
目黒詔子による『七王国の玉座 上』-ジョン・スノウ
目黒詔子による『七王国の玉座 下』-デナーリス・ターガリエン
目黒詔子による『王狼たちの戦旗 上』-アリア・スターク
目黒詔子による『王狼たちの戦旗 上』-サンサ・スターク
鈴木康士による『剣嵐の大地 上』-マージェリー・タイレル
鈴木康士による『剣嵐の大地 中』-ティリオン・ラニスター
鈴木康士による『剣嵐の大地 下』-サムウェル・ターリー
鈴木康士による『乱鴉の饗宴 上』-ジェイミー・ラニスター
鈴木康士による『乱鴉の饗宴 下』-サーセイ・ラニスター
鈴木康士による『竜との舞踏 1』-デナーリス・ターガリエン
鈴木康士による『竜との舞踏 2』-ブラン・スターク
鈴木康士による『竜との舞踏 3』-ジョン・スノウ
菅原健による『七王国の玉座 Ⅰ』-ジョン・スノウ
菅原健による『七王国の玉座 Ⅱ』-デナーリス・ターガリエン
菅原健による『七王国の玉座 Ⅲ』-ティリオン・ラニスター
菅原健による『七王国の玉座 Ⅳ』-キャトリン・スターク
菅原健による『七王国の玉座 Ⅴ』-エダード・スターク
菅原健による『王狼たちの戦旗 Ⅰ』-アリア・スターク
菅原健による『王狼たちの戦旗 Ⅱ』-シオン・グレイジョイ
菅原健による『王狼たちの戦旗 Ⅲ』-サンサ・スターク
菅原健による『王狼たちの戦旗 Ⅳ』-ダヴォス・シーワース
菅原健による『王狼たちの戦旗 Ⅴ』-ジョン・スノウ
『炎と血』は2018年11月にリリースされていた原書『Fire & Blood』を二分冊・2カ月連続で早川書房より刊行。『Ⅰ』の発売日は2020年12月17日、『Ⅱ』は2021年1月を予定。