『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフドラマ『House of the Dragon』に出演するキャスト3名が新たに発表されたばかりですが、近日中にさらに5名の配役が明らかになるかもしれません。
この5名は小説『氷と炎の歌』シリーズに登場し、ターガリエンの二つの分家の内戦“双竜の舞踏”(Dance of the Dragons)で活躍するキャラクターを演じるとされています。
- Ser Criston Cole(サー・クリストン・コール)
- Mysaria(ミザリア)
- Rhaenys Targaryen(レイニス・ターガリエン)
- Harrold Westerling(ハロルド・ウェスタリング)
- Lord Corlys Velaryon(コーリス・ヴェラリオン公)
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ターガリエン家の内戦を描く「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」製作決定
日本時間19年10月30日、「ゲーム・オブ・スローンズ/前日譚シリーズ」に関する悲しいニュースと嬉しいニュースが同日に報道されました。 以下、それぞれの報道内容をまとめています。 &nb ...
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The Illuminerdiでは、4名ののキャスティングコールを明かしています。(まあ、まだ噂の段階ですが)
同サイトは、マット・スミスがプリンス・デイモン・ターガリエンを演じるスクープをいち早く掴んでいたので、今回のネタも侮れません。
Ser Criston Cole – Male – late 20s/30s – Series Regular: Middle Eastern or Mediterranean. Ruggedly handsome, the soul of knighthood and chivalry, a capable warrior.
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- 男性
- 20代後半/30代
- シリーズレギュラー
- 中東か地中海
- 無骨でハンサム
- 騎士道の精神を持つ
- 有能な戦士
Mysaria – Female – 30s – Series Regular – A striver and schemer, she seeks to rise up in a society that sees her as an outcast and an outsider. Her beginnings are as a sex worker, but she never lets an opportunity slide, and her intelligence and unflagging ambition will carry her ever nearer to her goal: to wiled power over the powerful. It remains to be seen whether she will use it to gain acceptance or revenge. Life in Westeros is a game, and she plans to win it.
ざっくり翻訳
- 女性
- 30代
- シリーズレギュラー
- 闘争心があり策略家である彼女は、追放され部外者として見られている社会で出世しようと試みている
- 始まりは娼婦だが、チャンスを逃さない彼女は、知性と野心で目標に近づいていく
- その目標は、権力者の権力を握ること
- 彼女の目標が承認のためなのか、または復讐のためなのかは見もの
- ウェスタロスでの生活はゲームであり、彼女はそれに勝つために計画している
Rhaenys Targaryen – Female – Series Regular – Wise and cultured, “The Queen Who Never Was.” She was passed over for the throne simply because she was born without a cock. Clever, capable, spirited, and proud, she is the embodiment of grit and grace and is utterly fearless (she is also a dragon rider). Torn between her loyalty to her husband and her own feminist aspirations and disappointments, she struggles with supporting the claim of the princess – a younger but wilder version of her own self – who stands to inherit the Seven Kingdoms. A feminist, but a realist, she harbors doubt that the princess will make capable ruler.
ざっくり翻訳
- 女性
- シリーズレギュラー
- 賢くて教養のある "なれなかった女王"("なれなかった女王"は正確な日本語訳があるかもしれません)
- 彼女は男性器がないという理由だけで王座の座を奪われてしまった
- 賢く、有能で、気鋭で、誇り高く、気品と優雅さの体現者であり、恐れを知らない(彼女はドラゴンライダーでもある)
- 夫への忠誠心とフェミニストとしての野望と失望の間で引き裂かれた彼女は、七王国の継承権利を主張する王女を支持するために奮闘する
- 王女の姿は、まるで自分を若く、もっとワイルドしたよう
- フェミニストでありながら現実主義者でもある彼女は、王女が有能な統治者にはなれないと疑念を抱いている
Harrold Westerling – Male – Series Regular – The Commander and longest-serving member of the Kingsguard who still remembers the lustre of the storied Seven Knights. A once powerful Knight and a successful military background so a man with presence and status. Given the responsibility to the King to watch over and guard the Princess. In the current regime, where widespread peace has led to complacency and indulgence, he feels something of a loss of purpose, but nevertheless serves the King with a fierce, if quiet, loyalty.
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- 男性
- シリーズレギュラー
- 今もなお伝説の七人の騎士の輝きを忘れないキングズガードの総帥であり歴史上もっと長く務めた騎士
- かつては強大な騎士であり、軍人として成功した経歴を持ち、存在感とステータスを持った男
- 王に姫君の見守りを任されている
- 平和が蔓延している現政権では、自己満足と耽溺に陥っており、目的の喪失を感じている
- それにもかかわらず、激しい忠誠心を持って王に仕えている
最後に、DEADLINEはLord Corlys Velaryon(コーリス・ヴェラリオン公)の配役の噂をとりあげています。コーリス・ヴェラリオン公は、レイニス・ターガリエンの夫であり、“双竜の舞踏”(Dance of the Dragons)ではレイニラ・ターガリエンの女王の手になる人物。
こちらはキャスティングコールの詳細はありません。ですが、具体的な俳優名があがっており『ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜』などで知られるダニー・スパーニが、コーリス・ヴェラリオン公を演じると報道しています。(もちろん噂程度の情報ですが)
『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚スピンオフドラマ第1弾『House of the Dragon』は2022年に放送予定。