NBAの審判とファン(視聴者)がツイッターを通して、リアルタイムで質疑応答ができるサービスが始まる。
ファン(視聴者)は
ポイント
- ハッシュタグ #RefWatchParty をつけるか
- @OfficialNBARefs 宛に質問をツイートをすれば
試合を観てる現役NBA審判から回答を得られるようになる。たとえば「なぜ今のディフェンスがファウルになってしまったの?」や「なぜ今のステップはトラベリングにならないの?」など、ルールに関する疑問点を試合中にぶつけることができ、“プロ”視点での解説をしてもらうことが可能になる。
このサービスは2019年1月下旬に行われる2試合から開始され、シーズン後半に向けて徐々に試合数を増やしていく。
質疑応答ができる試合(日本時間)
- 2019年1月22日(火):ゴールデンステイト・ウォリアーズ@ロサンゼルス・レイカーズ
- 2019年1月24日(木):サンアントニオ・スパーズ@フィラデルフィア・76ers
審判とファン(視聴者)が交流できる質疑応答サービスをNBAから公式に発表したのは初めて。しかし、実は非公式(実験的に)に過去にも行われていた。たとえば、下記のようにNBA現役審判はファンの質問に回答をしている。
Hey Matthew, thanks for the question. Rule 10 section XIII says "the first step occurs when a foot, or both feet, touch the floor after gaining control of the ball." In other words, after "gaining control" (or the "gather") a player is THEN allowed two full steps.
— NBA Referees (@OfficialNBARefs) 2019年1月15日
ざっくり翻訳
質問:トラベリングと判定する/しない場合の「ステップ」の定義を教えてください。
回答:規則10のセクションXIIIには、「最初のステップは、ボールのコントロールを得た後、足、または両足が床に触れた後に生じる」と述べています。言い換えれば「コントロール」した後、プレイヤーには2つのフルステップが許されます。
今後は動画での解説が増えてくることが予想されます。翻訳機能が発展すれば、日本語(英語以外)での対応も期待できるかもしれませんね。これは新しいスポーツの楽しみ方になるのでは?
NBAの試みはいつも革新的で素晴らしい。今後もファン思いの新たなサービス、楽しみにしてます。
2019年1月22日追記
せっかくなので、試しに疑問をぶつけてみました。
@OfficialNBARefs, Can you tell me the definition of a free throw violation?
I see players stepping into the lane before the free thow shooter releases the ball, almost all the time.
Also, no questions in japanese(only english?) for this #RefWatchParty conversation?— 健のカナイ (@ken_no_kanai) 2019年1月22日
ざっくり翻訳
- フリースローを打つとき、たいていの場合バイオレーション(シューターの手からボールが放つ前に他のプレーヤーが制限区域内に入ってる)になってると思いますが?
- 日本語のでの質問はダメですか?
During free throws, the slot official is responsible for violations by the players on the opposite lane line prior to release. On the 2nd, the slot switches to players on lane closest to him/her to watch for illegal contact. #RefWatchParty
— NBA Referees (@OfficialNBARefs) 2019年1月22日
フリースローの場面で審判がどこに注目しているかの回答は得られました。
しかし、日本語での質疑応答に関しては無視されました。 おそらく対応していないかと…