この記事ではスター・ウォーズ実写TVドラマ『マンダロリアン』の解説・あらすじを書いております。今回は
『マンダロリアン/シーズン1』
- チャプター1:マンダロリアン
- チャプター2:ザ・チャイルド
- チャプター3:罪
- チャプター4:楽園
- チャプター5:ガンファイター
- チャプター6:囚人
- チャプター7:罰
- チャプター8:贖罪←今回はコレ
をネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。
この記事のもくじ
すぐにわかる「チャプター8」のあらすじ
前回のおさらい(チャプター7:「罪」)
- グリーフ・カルガからメッセージを受け取ったマンダロリアンは、元帝国軍に占拠された惑星ネヴァロに戻ることにする
- 罠だと勘ぐったマンダロリアンは、キャラ・デューン、クイール、再プログラムされたIG-11を引き連れてグリーフ・カルガと落ち合う
- ベビーヨーダはフォースを使い、致命傷をおったグリーフ・カルガを救う
- モフ・ギデオン率いるストームトルーパーたちはマンダロリアンらを包囲し、ベビーヨーダを誘拐する
今回のあらすじ
- IG-11はスカウト・トルーパーからベビーヨーダを救出する
- モフ・ギデオン率いるストームトルーパーたちは、マンダロリアンらがいる建物を包囲する
- ベビーヨーダはフォースを使ってトルーパーの火炎放射器をはね返し、マンダロリアンらは窮地を脱する
- モフ・ギデオンとの戦いに勝ったマンダロリアンとベビーヨーダは、惑星ネヴァロを去る
よくわかる「チャプター8」の解説
以下より、
- 知られざるマンダロリアンの過去がすこしづつ分かってきた
- 『マンダロリアン/シーズン2』はベビーヨーダの故郷探し?
- ダークセーバー
でチャプター8「贖罪」を掘り下げて解説していきます。
知られざるマンダロリアンの過去がすこしづつ分かってきた
シーズン1の最終話となるチャプター8では、謎だったマンダロリアンのバックグラウンドが少しだけ明かされた。(あの状況でわざわざ説明してくれてありがとう、モフ・ギデオン!)
モフ・ギデオン:
「マンダロリアンの賞金稼ぎ ディン・ジャリンも」
「マンダロア包囲戦の話を聞いたはず」
「同様の指令(Eウェブ)を受けた船が」
「マンダロリアンの新兵を壊滅させた戦い」
「“千の涙の夜”を」
マンダロリアンの本名はディン・ジャリン

出典:cbr.com
- 主人公マンダロリアンの本名はディン・ジャリン(Din Djarin)
- 幼いころにマンダロア包囲戦(Siege of Mandalore)と千の涙の夜(The Night of a Thousand Tears)から生き延びた
マンダロア包囲戦(Siege of Mandalore)とは、
- クローン大戦の最後のバトルのひとつ
- クローン・トルーパーのキャプテン・レックス、元ジェダイ・パダワンのアソーカ・タノ、ダースの称号を捨てた
ダース・モールが参加した戦い - 戦いの最中、ジェダイ・オーダーを壊滅させるオーダー66(Order 66)が発令される
千の涙の夜(The Night of a Thousand Tears)とは、マンダロア包囲戦でおきた事件で、これにより多くのマンダロリア人が殺害されてしまった。
ちなみに、
マンダロア包囲戦と千の涙の夜は、「Disney+」にて2020年2月に配信される『クローン・ウォーズ/シーズン7』で描かれます!
ディン・ジャリンは惑星マンダロア出身ではない
マンダロリアン:
「奴を知ってる」
「モフ・ギデオンだ」
キャラ・デューン:
「ギデオンは戦争犯罪で処刑された」
マンダロリアン:
「奴だ 俺の名を言った」
グリーフ・カルガ:
「それが何だ」
マンダロリアン:
「子供の頃しか呼ばれていない」
グリーフ・カルガ:
「マンダロアで?」
マンダロリアン:
「出身地は違う」
グリーフ・カルガ:
「マンダロリアンだろ?」
キャラ・デューン:
「種族名じゃない」
マンダロリアン:
「教義だ」
ディン・ジャリンは惑星マンダロア出身ではない、つまり生粋のマンダロリア人ではないことが分かる。
フラッシュバックシーンでは、ディンの故郷が分離主義勢力(Separatists)に征服されるところ、さらにはデス・ウォッチ(Death Watch)に救われる瞬間が描かれる。両親を亡くしたこの出来事により、ディンは“マンダロリアン”として生きることを決意したのだ。
デス・ウォッチ(Death Watch)とは、
- 衛星コンコーディア(Concordia)に拠点をおくマンダロリアン戦士のグループ
- クローン大戦中、プレ・ヴィズラ(Pre Vizsla)に率いられて新マンダロリアン政権と対立する
- 旧共和国の時代から続くマンダロリアン戦士文化の復活を求め、故郷マンダロアの奪還を試みた
彼らや、惑星マンダロアをめぐる戦いはアニメシリーズ『クローン・ウォーズ』で描かれる。

出典:starwars.com
デス・ウォッチに救われたディンはマンダロリアンに服従を誓う
マンダロリアン:
「俺は孤児だ」
「戦闘部隊で育った」
「成長し 彼らの教義の遵守を誓った」
両親を亡くし、孤児となったディンはマンダロリアンたちに育てられた。そして彼自身も“マンダロリアン”として生きることを決意する。
『マンダロリアン/シーズン2』はベビーヨーダの故郷探し?
鍛冶屋:
「この子は孤児」
「教義により あなたが面倒を見るの」
マンダロリアン:
「訓練しろと?」
鍛冶屋:
「弱すぎて死ぬだろう」
「仲間の元に返すしかない」
マンダロリアン:
「どこへ?」
鍛冶屋:
「あなたの判断ね」
マンダロリアン:
「こいつの故郷を探して 敵の魔術師種族に返せと?」
鍛冶屋:
「我らの道」
鍛冶屋のセリフからして、『マンダロリアン/シーズン2』の一大イベントはベビーヨーダの故郷探しとなるんでしょうか。(すでに制作が決まっている『マンダロリアン/シーズン2』は、2020年秋頃に配信を予定している)
Season 2 of #TheMandalorian coming Fall 2020 pic.twitter.com/8VQYLDMQ0V
— Jon Favreau (@Jon_Favreau) December 27, 2019
ヨーダをの種族と故郷は不明
チャプター2の解説でもすこし触れたが、『スター・ウォーズ』生みの親であるジョージ・ルーカスは、ヨーダの種族を謎にしており、公式データバンクでも種族の名前は「Unknown(不明)」のままとしている。出身の惑星、ヨーダのようにフォースを使えるのか、ほとんど何も明かされていない。
鍛冶屋の正体は不明
女性の鍛冶屋の正体や名前は、公式でも明かされていない。彼女はアニメシリーズに登場したのか、全くの新キャラなのか。これもシーズン2で判明する?
ダークセーバー
まさか実写版ダークセーバー(Darksaber)が見られるとは...
チャプター8のラストシーン、モフ・ギデオンが持つダークセーバーは、
- 黒いブレードを放つ古代のライトセーバー(ライトセーバーと似てる、じゃなくてライトセーバーです)
- ジェダイ・オーダーに加わった最初のマンダロリアン、ター・ヴィズラが1,000年以上前に作ったセーバー
- マンダロリアンの間で受け継がれ、たびたびジェダイとの戦いに使用された
- デス・ウォッチを率いるプレ・ヴィズラの所有物となる
- クローン戦争中、
ダース・モールはプレ・ヴィズラに決闘を挑んでダークセーバーを奪い取る - モールはダークセーバーの所有権と同時に、デス・ウォッチの指導者とマンダロアの征服者となる
- モールはダース・シディアス、ドゥークー伯爵、グリーヴァス将軍との戦いに敗北する
- その後ダークセーバーは、モールからマンダロリア人のサビーヌ・レン ⇒ ガー・サクソン ⇒ ボ=カターン・クライズへと受け継がれる
アニメシリーズ『反乱者たち』の最終シーズン4では、ダークセーバーを受け継いだボ=カターン・クライズが、マンダロリア人を束ねていたが…
『マンダロリアン/シーズン1』の最終話では、モフ・ギデオンがダークセーバーを所有していたことが判明する。
なぜ、ボ=カターン・クライズはダークセーバーを失ってしまったのか。そしてなぜ、モフ・ギデオンが所持しているのか。
その答えは、『マンダロリアン』で何度も言及されている大粛清中(The Great Purge)が関係しているのでしょう。
マンダロリアン:
「ギデオンは大粛清中 帝国保安局にいた」
大粛清中(The Great Purge)については、アニメシリーズ『クローン・ウォーズ』及び『反乱者たち』でも描かれない出来事。
この説明は、『マンダロリアン/シーズン2』で期待したいところですね...
『マンダロリアン/シーズン1』
- チャプター1:マンダロリアン
- チャプター2:ザ・チャイルド
- チャプター3:罪
- チャプター4:楽園
- チャプター5:ガンファイター
- チャプター6:囚人
- チャプター7:罰
- チャプター8:贖罪←今回はコレ