この記事ではスター・ウォーズ実写TVドラマ『マンダロリアン』の解説・あらすじを書いております。今回は
『マンダロリアン/シーズン1』
- チャプター1:マンダロリアン
- チャプター2:ザ・チャイルド
- チャプター3:罪
- チャプター4:楽園←今回はコレ
- チャプター5:ガンファイター
- チャプター6:囚人
- チャプター7:罰
- チャプター8:贖罪
をネタバレありで紹介しますので、エピソードを一度観たうえで振り返りとして当ブログを確認いただければと思います。
この記事のもくじ
すぐにわかる「チャプター4」のあらすじ
前回のおさらい(チャプター3:「罪」)
- マンダロリアンは約束通り、捕獲したベビーヨーダを“クライアント”に引き渡す
- マンダロリアンは仕事で獲得した大量のベスカーをつかい、自分の装甲服をアップグレードする
- 後ろめたい気持ちになったマンダロリアンは、コードを破ってベビーヨーダを取り返す
- マンダロリアンはグリーフ・カルガやバウンティー・ハンターたちに追い詰められるが、他のマンダロリアンたちの力を借りて窮地を脱する
今回のあらすじ
- 惑星ソーガンに着いたマンダロリアンは、元反乱軍のキャラ・デューンと出会う
- マンダロリアンとキャラ・デューンは、クラトゥイニアン族から略奪を受けてる農民たちを助けることにする
- いまだにベビーヨーダが賞金稼ぎたちの標的になってると知ったマンダロリアンは、2人で惑星ソーガンを去る
よくわかる「チャプター4」の解説
以下より、
- 新惑星ソーガン(Sorgan)
- スター・ウォーズお馴染みのあれこれ
- 新キャラの紹介(キャラ・デューン、オメラ)
- 人前ではヘルメットを外せないマンダロリアン
でチャプター4「楽園」を掘り下げて解説していきます。
新惑星ソーガン(Sorgan)
チャプター4の舞台はシリーズ初登場となる惑星ソーガン(Sorgan)。ここではクリル(Krill)農業で生計をたてる農民たちが平和に暮らしていたが…

出典:fandom.com
たびたびクラトゥイニアン(Klatoonian)族に襲われるのだった。クラトゥイニアンは、クリルを原料とするスポチュカ(Spotchka)を好み、もっと醸造できるように農家から奪いとっていた。
ちなみに
クラトゥイニアンは『エピソード6/ジェダイの帰還』のジャバの宮殿でもみられた知覚種族。
アニメシリーズ『クローン・ウォーズ』ではバウンティー・ハンターとして活躍していた。

出典:fandom.com

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スター・ウォーズお馴染みのあれこれ
このチャプターではクラトゥイニアン以外にも、スター・ウォーズ“お馴染み”のキャラたちが登場した。
たとえば、マンダロリアンが訪れた(キャラ・デューンと出会った)飲食店には、ロズ=キャット(Loth-cat)の姿が確認できた。

出典:cbr.com
ロズ=キャットはアニメシリーズ『反乱者たち』から登場した可愛いクリーチャー。

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言うまでもないが、帝国軍の兵器AT-STもいつも通り大暴れ。

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ところで、、このチャプターの監督は『ジュラシック・ワールド』のクレア役として出演したブライス・ダラス・ハワード。(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督のロン・ハワードの娘でもある)
マンダロリアンがAT-STの足跡が見つけるシーンや、森から現れるAT-STの姿は、恐竜T-レックスをイメージした演出なのでしょうか?

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ちなみに
AT-STの正式名称は全地形対応偵察トランスポート(All Terrain Scout Transport)
新キャラの紹介
キャラ・デューン(演:ジーナ・カラーノ)

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- 元反乱軍の空挺兵
- 一匹狼で社会復帰に苦労している
- “早期退役”で惑星ソーガンに潜む
キャラ・デューン:
「エンドアの戦いの後は 元帝国軍の一掃が仕事」
「各地に送り込まれたの 何の援護もなくね」
「その後 政治紛争が起きて」
「平和維持や要人の護衛 暴動鎮圧の日々」
「話と違った」
マンダロリアン:
「なぜここに?」
キャラ・デューン:
「早期退役と言っておく」
「あんたを追手だと思って攻撃したの」
オメラ(演:ジュリア・ジョーンズ)
- 惑星ソーガンに住む農民
- 未亡人でウィンタの母親
彼女はマンダロリアンに教わることなく、レルビィv10モーター・ガン(Relby-v10 mortar gun)を使いこなせた。そう考えると、元軍人もしくは元バウンティー・ハンターでしょうか?
このチャプターでは、オメラの知らせざる過去について詳細は語られない。
人前ではヘルメットを外せないマンダロリアン
最後は解説というより、疑問になります。

出典:decider.com
人前では決してヘルメットを外さない主人公は、「マンダロリアンとして掟」があるのだとか。
オメラ:
「質問しても?」
マンダロリアン:
「どうぞ」
オメラ:
「最後にヘルメットを脱いだのは?」
マンダロリアン:
「昨日だ」
オメラ:
「人前で という意味よ」
マンダロリアン:
「あのくらいの年齢の頃だ」
オメラ:
「それ以来 顔を見せたことがないの?」
マンダロリアン:
「ない」
「マンダロリアンに感謝してる」
「両親が殺されて 彼らに育てられた」
オメラ:
「お気の毒に」
マンダロリアン:
「我らの道だ」
キャラ・デューン:
「それ脱ぐと どうなるの?」
「仲間に殺される?」
マンダロリアン:
「いや ただ二度とかぶれない」
とはいうけど、ジャンゴ・フェットや『反乱者たち』のサビーヌはヘルメットを外してるよね…?
もしかしたら、「バウンティー・ハンターのマンダロリアン」だけが、人前でヘルメットを外せないのかな?
『マンダロリアン/シーズン1』
- チャプター1:マンダロリアン
- チャプター2:ザ・チャイルド
- チャプター3:罪
- チャプター4:楽園←今回はコレ
- チャプター5:ガンファイター
- チャプター6:囚人
- チャプター7:罰
- チャプター8:贖罪