NBA2018‐19年シーズン開幕から5日目の、10月20日。
レブロン・ジェームズがロサンゼルス・レイカーズ移籍後初の、ホーム公式戦がステイプルズ・センターで行われた。
レブロンのスーパープレイが話題になるはずだったこの試合、終盤に対戦相手のヒューストン・ロケッツと“乱闘騒ぎ”が起きてしまい、荒れた試合となってしまった。
乱闘の経緯
- 第4クォーター残り4分13秒、ロケッツのジェームズ・ハーデンがレイカーズのブランドン・イングラムに体をあてファウルを誘う。
- それにいら立ったイングラムはハーデンをプッシュし、小競り合いに発展。
- 仲裁役だったはずのロケッツのクリス・ポールとレイカーズのレイジョン・ロンドの口論がヒートアップし、ポールがロンドの顔に指を押しつける。
- 触られたロンドは激高し、今度はポールの顔面にパンチ。
- ポールも拳を返す。
- さらに、もともと乱闘のきっかけだったイングラムが後ろからポールを目掛けてパンチ。
小競り合いはよく見受けられるものの、ここ最近のNBAで“パンチ”は珍しいですね。
ESPNの@Rachel__Nicholsによると、「顔にツバをかけられたから」報復としてロンドの顔に指を押し付けたとポールが説明しているとのこと。
たしかに、ポールが顔をふいてる仕草も確認できますね。
Chris Paul told our broadcast crew this all started because Rajon Rondo spit in his face. When the second replay cycles through you can see Chris wiping his face before he goes at Rondo. pic.twitter.com/2DxPjWdYCu
— Rachel Nichols (@Rachel__Nichols) 2018年10月21日
クリス・ポールとレイジョン・ロンド。
この2人、10年前から“一触即発”ムードでしたね。
この試合に限らず、よくケンカしています。
Rondo vs. Chris Paul has been brewing for a decade pic.twitter.com/4kV9qnNNwt
— Sherwob Holmes (@World_Wide_Wob) 2018年10月21日
一発退場処分となったクリス・ポール、レイジョン・ロンド、ブランドン・イングラム。
この3人は罰金、そして少なくても数試合の出場停止処分が科されるだろう。
処分内容は翌日のヒューストン・ロケッツ@ロサンゼルス・クリッパーズ戦の前に発表されます。
ちなみに、2006年のデンバー・ナゲッツ@ニューヨーク・ニックスの乱闘でパンチをしたカーメロ・アンソニーには15試合の出場停止処分を科されました。
That Carmelo Anthony punch deadly. 😱😂
— NBA SKITS (@NBA_Skits) 2018年4月2日
NBA2018‐19年シーズンはまだ5日目。
めちゃくちゃおもしろくなってきた。
10月22日(乱闘の翌日)更新
①「ツバ吐き」がカメラで確認された。
This is one of the pieces of video the Rockets are sending the league office as the NBA investigates last night's fight at Staples Center and determines discipline. pic.twitter.com/YKw7JF13cP
— Rachel Nichols (@Rachel__Nichols) 2018年10月21日
②NBAより出場停止処分が発表された。
Sources: NBA suspensions – Brandon Ingram 4 games; Rajon Rondo 3 games; Chris Paul 2 games.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) 2018年10月21日
・ブランドン・イングラム4試合出場停止
・レイジョン・ロンド3試合出場停止
・クリス・ポール2試合出場停止