ホアキン・フェニックス主演、映画『ジョーカー』のレビューです。
結論から言うと、めちゃくちゃよかった。
以下、ネタバレあり感想。具体的には、
- ホアキン・フェニックスは「独特かつ新しい笑い方」を生んだ
- ジョーカーには感情移入できる、けど同情はできない
の2点に絞り、この映画の素晴らしさを語っていきます。
※2020年2月2日更新※
動画配信サービスU-NEXTより『ジョーカー』が視聴ができるようになりました。
しかし、『ジョーカー』はU-NEXTの見放題対象作品となっていません。視聴には550円分の U-NEXTポイントが必要です。
U-NEXTの特徴
- 月額1,990円(税抜)
- 無料トライアル期間31日あり
- 約170,000本の映画、海外ドラマ、アニメを配信(見放題作品は約140,000本、レンタルは約30,000本)
- 動画は専用アプリでダウンロード可能
U-NEXTの「31日間無料トライアル登録」の特典は下記のとおり。
- 月額プラン1,990 円が31日間無料
- 600円分の U-NEXTポイント
上記特典を利用することで、 見放題作品140,000本を31日間無料で視聴が可能です。
- 31日無料トライアル中(31日間以内)に解約すれば、月額料金は一切発生しません。
- 「ポイント作品・レンタル作品」は、U-NEXT ポイントを使って視聴できる作品となり、1 ポイント 1 円(税込)相当として利用可能です。無料トライアル期間中もポイントの不足分は有料となりますので、ご注意ください。
- 本ページの情報は2020年2月2日時点のものです。最新の配信状況は
U-NEXTサイトにてご確認ください。
この記事のもくじ
【はじめに】映画『ジョーカー』と『ダークナイト』は比較できない
当ブログでよく読まれてる記事「なぜ『ダークナイト』のジョーカーが史上最高の悪役なのか」では、ヒース・レジャー版ジョーカーがいかに素晴らしい悪役かを解説している。
-
-
なぜ『ダークナイト』のジョーカーが史上最高の悪役なのか
今、この記事を書いてる2018年は『ダークナイト』公開10周年にあたる。 もうあれから10年も経ったのか。 ということは、ヒース・レジャーの死から10年か...   ...
続きを見る
今回の『ジョーカー』レビューにあたり、『ダークナイト』のジョーカーと比べようかと考えた。
けど、無理ですね。
なぜなら、以下2点が決定的に違うから。
- ホアキン・フェニックス演じる『ジョーカー』は悪役ではない
- 素性が分からない『ダークナイト』のジョーカー、対する『ジョーカー』は素性が明かされる
ホアキン・フェニックス演じる『ジョーカー』は悪役ではない
『ダークナイト』には、バットマンというヒーローがいて、その反対側にジョーカーというヴィランがいる。善のバットマン vs 悪のジョーカー。
『ダークナイト』のジョーカーは悪役。
対する『ジョーカー』には、ヒーローがいない。ジョーカーの敵であるバットマンは出てこない(まあ一応若い頃のブルース・ウェインは出てくるけど)から、ジョーカーは悪役にはあたらない。
『ジョーカー』はむしろ「かわいそうな社会的弱者」として描かれている。
この2つの作品、ジョーカーの立場がそもそも違う。
素性が分からない『ダークナイト』のジョーカー、対する『ジョーカー』は素性が明かされる
素性が不明な『ダークナイト』のジョーカー。どこで生まれ育ち、誰と血縁関係があり、どんな仕事をして生活しているのか。どのようにしてジョーカーに変貌したのか。
本当の姿が分からないからこそ、ジョーカーの思考や行動が理解できず、「狂ってる・不気味・コワイ」と感じてしまう。バックグラウンドが説明されないからこそ、どんな辛いことがあったのか分からず、感情移入ができないように撮られている。
一方、『ジョーカー』は素性が明かされる。本名はアーサー・フレック。夢はコメディアン。母親と二人暮らし。貧困街に住んでる。精神病にかかっている。職を失う。出生には秘密がある。
バックグラウンドが説明される『ジョーカー』では、「なるほど、こんな辛いことが立て続けにあったのか。だからジョーカーになってしまったのか」となんとなく理解、なんとなく感情移入してしまう。
この2つ作品、ジョーカーの視点もキャラそのものも、全然違う。だから比較することは難しいんじゃないでしょうか。
『ジョーカー』のここが好き! 「独特かつ新しい笑い方」と「感情移入はするけど同情はできない」
さて、ここから『ジョーカー』のネタバレ感想です。具体的には、
- ホアキン・フェニックスは「独特かつ新しい笑い方」を生んだ
- ジョーカーには感情移入できる?? けど同情はできない
の2点に絞り、この映画で素晴らしいと感じたことを語っていきます。
ホアキン・フェニックスは「独特かつ新しい笑い方」を生んだ
「ホアキン・フェニックス 作品」
映画『ジョーカー』を観終ってから、ググってしまうに違いない。それほどホアキン・フェニックスの演技が、素晴らしく、度肝を抜かれた。
なかでもスゴイと思ったのが、笑い方。
今までのジョーカー(“悪”にあたる人)は「本当に楽しんでる場合」に笑う。もしくは、「相手を威嚇するため」に笑う。
しかし、『ジョーカー』は「笑いが止まらない」という病気のせいで、自分の意向に反して勝手に笑ってしまっている。笑っているのではなく、笑ってしまっている。
笑ってしまっている『ジョーカー』は決して楽しそうじゃない。むしろ苦しそう。笑い過ぎて咳きこみ、胸を抑える姿は肉体的にも苦痛であることが感じとれる。本当は笑いたくないことが伝わってくる。
散々見尽くしてきたジョーカー(“悪”にあたる人)の笑い方。名優ホアキン・フェニックスでなければ、今さらこんな「独特かつ新しい笑い」は生まれなかった。そうに違いない。
ジョーカーには感情移入できる、けど同情はできない
上記『ダークナイト』とは比較できないでも書いたが、バックグラウンドが説明される『ジョーカー』の前半ではなんとなく感情移入してしまう。それは、彼が経験してきた辛い過去、見捨てられた社会への不満などが、視聴者も分かるようになっているから。だから「かわいそう」や「悲しい」とすこし感じてしまう。
とはいえ、同情はできない。なぜなら、ものごとが「ジョーカーの視点=ひょっとしたらただの被害妄想かも?」と捉えられるから。
映画後半になっていくと、ジョーカーは幻想癖があることが分かる。親密な関係だと思っていたソフィー・デュモンド(演:ザジー・ビーツ)からは、実は変人扱いされてかなり警戒されている。一緒にデートしたことは、ジョーカーのだだの妄想。母親ペニー・フレック(演:フランセス・コンロイ)の看病のために病院まで来てくれたこともジョーカーの妄想。
「何がホント」で「何がウソ」なのか。ひょっとしたら最初から、すべてジョーカーの妄想にすぎなかった可能性すらある。これが映画後半から分からなくなっていくので、映画前半で感じた「かわいそう」や「悲しい」が少しずつ薄れていく。
感情移入しちゃう
↓
あれ、ただの被害妄想?
↓
だとしたら同情はできない、ぞ?
この「感情移入しちゃう、けど同情はできない」バランスと視点は、スーパーグレート。
出つくしているジョーカーの物語はベタかもしれないけど、この描写は斬新。
『ジョーカー』のあらすじ・作品情報
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか? 切なくも衝撃の真実が明かされる!
【原題 】
『Joker』
【監督】
トッド・フィリップス
【上映時間】
122分
【日本公開日】
2019年10月4日
【出演】
ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
フランセス・コンロイ
ブレット・カレン
※2020年2月2日更新※
動画配信サービスU-NEXTより『ジョーカー』が視聴ができるようになりました。
U-NEXTの特徴
- 月額1,990円(税抜)
- 無料トライアル期間31日あり
- 約170,000本の映画、海外ドラマ、アニメを配信(見放題作品は約140,000本、レンタルは約30,000本)
- 動画は専用アプリでダウンロード可能
U-NEXTの「31日間無料トライアル登録」の特典は下記のとおり。
- 月額プラン1,990 円が31日間無料
- 600円分の U-NEXTポイント
上記特典を利用することで、 見放題作品140,000本を31日間無料で視聴が可能です。
- 31日無料トライアル中(31日間以内)に解約すれば、月額料金は一切発生しません。
- 「ポイント作品・レンタル作品」は、U-NEXT ポイントを使って視聴できる作品となり、1 ポイント 1 円(税込)相当として利用可能です。無料トライアル期間中もポイントの不足分は有料となりますので、ご注意ください。
- 本ページの情報は2020年2月2日時点のものです。最新の配信状況は
U-NEXTサイトにてご確認ください。
『ジョーカー』はU-NEXTの見放題対象作品となっていません。視聴には550円分の U-NEXTポイントが必要です。