『インクレディブル・ファミリー』をの感想、作品情報です。
タイトルは『ミスター・インクレディブル2』ではなく、『インクレディブル・ファミリー』です。
これより、ネタバレなしのレビューを送りします。
この記事のもくじ
インクレディブル・シリーズのあらすじ
『ミスター・インクレディブル』のあらすじ(1作目)
スーパーヒーローが世界に平和をもたらす。
それは、もう過去の世界。
人々を救っている反面、同時に混乱をもたらしているという見方が強まり、スーパーヒーローは訴訟を起こされるようになった。
その結果、政府による新たな政策「スーパーヒーロー保護プログラム」によってヒーローたちは次つぎと引退に追い込まれ、正体を隠して一般市民としての生活を余儀なくされた。
15年後、ミスター・インクレディブルことボブ・パーは保険会社に勤務していたが、ヒーロー活動に見切りをつけれず、コソコソと救助活動を行っていた。
そんな中、謎の女性ミラージュから、「スーパーヒーローの力が必要」というメッセージを受け取る...
『インクレディブル・ファミリー』のあらすじ(2作目)
前作から3ヵ月後。
一度は活躍を認められたものの、アンダーマイナーとの戦いで街を破壊してしまったスーパーヒーローへの風当たりがまた強くなってしまった。
活動が禁じられている中、大手通信会社Devtechの社長ウィンストンと妹のイヴリンは、ヒーローへのイメージ改善を目論んでいた。
彼らは世間にヒーローの必要性を訴えるため、小型カメラをヒーロースーツに仕込み、活動内容を録画、公開する計画を持ち掛けた。
その相手は、ミスター・インクレディブルではなく、妻のイラスティガールことへレン・パー。
ヘレンが“仕事”をするなか、慣れない家事、育児を任せれたボブは悪戦苦闘。
一方、大事なミッションを任されたヘレンは新たな闘いに巻き込まれていく・・・
『インクレディブル・ファミリー』の作品情報
原題 : Incredibles 2
監督、脚本 : ブラッド・バード
オリジナルスコア : マイケル・ジアッキーノ
上映時間 : 118分
制作年 : 2018年
14年前に公開された前作、『ミスター・インクレディブル』に引き続き、ブラッド・バードが監督、脚本を担当。
ブラッド・バードは『アイアン・ジャイアント』、『レミーのおいしいレストラン』や『トイ・ストーリー3』といったアニメーション監督して有名だが、実写でも『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で実績がある。
音楽担当のマイケル・ジアッキーノも前作に引き続き続投。
スパイ映画風の音楽はかなり良い味を出しているが、ジアッキーノ氏は『ミッション:インポッシブル3』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』も担当したスパイ映画得意(?)な作曲家。
ちなみに、再撮影の関係で音楽を作り直すことになった『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、ジアッキーノ氏は急遽代打として投入され、大作映画の音楽を約4週間で作り上げた。
『インクレディブル・ファミリー』のキャストと吹き替え声優
ボブ<ミスター・インクレディブル>
オリジナル : クレイグ・T・ネルソン
日本語吹き替え : 三浦友和
へレン<イラスティガール>
オリジナル : ホリー・ハンター
日本語吹き替え : 黒木瞳
ヴァイオレット
オリジナル : サラ・ヴォーウェル
日本語吹き替え : 綾瀬はるか
ダッシュ
オリジナル : ハック・ミルナー
日本語吹き替え : 山崎智史
フロゾン
オリジナル : サミュエル・L・ジャクソン
日本語吹き替え : 斎藤志郎
アンダーマイナー
オリジナル : ジョン・ラッツェンバーガー
日本語吹き替え : 高田延彦
ヴォイド
オリジナル : ソフィア・ブッシュ
日本語吹き替え : 小島瑠璃子
ヘレクトリクス
オリジナル : フィル・ラマール
日本語吹き替え : サンシャイン池崎
エドナ・モード
オリジナル : ブラッド・バード(監督)
日本語吹き替え : 後藤哲夫
ウィンストン・ディヴァー
オリジナル : ボブ・オデンカーク
日本語吹き替え : 木下浩之
海外ドラマ『ブレイキング・バッド』関連その1 顔似てる!
リック・ディッカー
オリジナル : ジョナサン・バンクス
日本語吹き替え : 菅生隆之
海外ドラマ『ブレイキング・バッド』関連その2 これも顔似てる!
『インクレディブル・ファミリー』の感想と評価
前作の邦題、『ミスター・インクレディブル』に違和感を感じていたのは、ぼくだけでしょうか?
インクレディブルファミリーのストーリーなのに、タイトルだけ切り取ると、ミスター・インクレディブル個人に焦点を当てていることにずっと疑問を感じてた。
そう考えると、続編となる今作を『ミスター・インクレディブル2』としなくて大正解。
なぜならこれは、ファミリーの話だから。
ミッションを任命されるのはお母さんへレン。
慣れない育児、家事を任されるお父さんボブ。
どちらもヒーローです。
と、独身のぼくが語るのである。
・・・
さて、
前作と比べ、映像、アクションシーンは格段とレベルがあがった。
水(ウォーターカーテンや海上の波)はかなりリアル。
光の当て方は素晴らしい。
カメラワークの向上によりアクションはスピード感が増した。
あと、赤ん坊ジャック=ジャック最高。
キュン死確実なうえ、ジャック=ジャック vs アライグマ のシーンだけでも見る価値あり。
しかし、ストーリー全体としては前作よりまとまりがない。
- 働くお母さんイラスティガール
- 家事育児に苦戦するお父さんミスター・インクレディブル
- 恋愛に悩む思春期のヴァイオレット
- テスト勉強に悩むダッシュ
いろんな要素をぶち込み過ぎて2時間の映画では多少の無理はあった。
また、ストーリーは結構予想通り。
子供向けのアニメであることは理解しているが、「予想通りのストーリー」と「簡単なストーリー」はまた別の話。
あと、疑問。
はてな
悪役の目的は「スーパーヒーロー撲滅」。
でも、もともと「スーパーヒーロー保護プログラム」によってヒーローは活動を禁じられていたのでは?
悪役はもともと違法とされていることをさらに禁止にしようとしている??
プロットホール?
ぼくの勘違い?
誰か教えてください。(笑)
前作が素晴らしかっただけに、どうしてもこういうところを比べてしまう。
でも、普通に楽しめたし笑った。
たぶんもう1回みる。
総合評価: B+
『インクレディブル・ファミリー』の視聴方法
『インクレディブル・ファミリー』はU-NEXTで視聴できます。
本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
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